フレンドリーな会社が真剣に作ったソフトウェア
ソフトウェアは、Zohoの情熱を形にしたものです。Zohoはビジネス上の問題を解決するための優れたソフトウェアを作り出します。私たちは、ソフトウェアが人の心と手によって生み出される究極の商品であると信じています。
しかし、私たちは優れたソフトウェアを作ることを愛しているのと同時に、私たちの社員と企業文化こそが、私たちの最も重要な資産であることを認識しています。Zohoのエンジニアは技術の習得に数年を費やし、数十年にわたって蓄積したエンジニアリングの専門知識を結び付けて真の芸術品を作り出しています。お客さまがZohoを選択するということは、単一の商品や緊密に連携されたスイート以上のものを手に入れるということです。継続的改良や、顧客体験向上に向けた取り組み、そして、お客さまの満足度を高めるための継続的な献身も手に入れることができるのです。

重要なことに焦点を当てる
Zohoはお客さまが資金を賢く使えるように取り組んでいます。Zohoは営業やマーケティングよりも、商品開発や顧客サポートに多くを投資しています。当社は、広告宣伝費用をお客さまからいただく料金に追加するのはおかしいといつも考えています。Zohoはお客さまを引きつけるための費用を低く抑えることで、手頃な価格で商品を提供し、節約した支出をユーザーに還元します。
当社の営業のアプローチは穏やかなものであり、お客さまに商品を無理にでも勧めるよう従業員に強制することはありません。より高額な商品を延々とお勧めすることや、複数年にわたる契約でお客さまのロイヤリティを買うことはありません。Zohoは常に競合企業をしのぐ成長を遂げているので、このモデルは有効であると認識しています。

社会的視野を備えた非公開会社
Zohoは非公開会社であり、外部から資金を集めたことはありません。このことは今後も変わりません。このため、Zohoは独立性を保ち、責任を負うのはお客さまに対してのみなので、道は自然に開けるという長期的な視野を持つことが可能になっています。Zohoは非公開会社ですが、決して小規模な企業ではありません。世界中に約7,000人の従業員を抱えており、慣例にとらわれない思考というZohoのスタイルは効果を生んでいると思われます。
人材への投資は、研究開発において極めて重要な役割を果たしています。Zohoには、高卒生を雇用してトレーニングを行うという包括的プログラム、Zoho Universityがあります。当社のエンジニアの15%以上がこのプログラムを卒業しています。このプログラムは当社にだけではなく、当社が所属するコミュニティにもメリットをもたらしています。

セキュリティを確保
お客さまのプライバシーを大切にするという姿勢は、世間の風潮に合わせたというものであってはなりません。昔からの信念、もっと言えば教義のようなものでなければなりません。Zohoが、20年以上前から、無料プランであっても製品内に広告を表示していないのはそのためです。お客さまのクリックを追跡し、大手マーケティング企業を儲けさすことに興味はありません。Zohoは、お客さまにご満足いただける価値あるソフトウェアを提供するという伝統的な方法で、収益を上げていきます。
では、なぜ当社はお客さまのプライバシーを最優先させることを選んだのでしょうか?答えはかんたんです。Zohoは自社のプライバシーを大切に思っており、お客さまも同じようにご自身のプライバシーを大切に思っていると考えたからです。だからこそ当社は、政府のプライバシーに関する各種規制の先を行っていることを誇りに思ってきました。優れた企業とはいかなるものかと教えてもらう必要は当社にはありません。

あらゆるニーズを満たす商品
Zohoは長年にわたり、常に情熱を持って数多くの商品を作り出してきました。現在それらの商品は、Zoho Oneという1つの統合スイートでご利用になれます。Zoho Oneによって、ビジネスのすべてをクラウド上で行うことが可能です。定期的に商品の穴に気付き、あわてて買収によってその穴を埋めて株主を安心させなければならない競合他社とは異なり、Zohoは予測に基づき忍耐強く商品ポートフォリオを構築しています。
大半の買収は失敗に終わり、その代償を払うのはお客さまであるという認識から、当社の戦略は生まれました。Zohoの多くの商品は、Zoho自身のニーズを満たすために開発されました。Zoho自身がその業務を全面的にZohoの製品に頼っているからです。つまり、お客さまが当社のソフトウェアに失望する前に、必ず私たち自身が失望することになっているのです。

Zohoは一日にしてならず
Zohoの歴史
2020
- Remotely
世界中のチームがリモートワークに移行できるように、リモートワーク・在宅勤務ツールのパッケージZoho Remotelyをリリースしました。Zoho Remotelyは、COVID-19(新型コロナウイルス)の流行を受けて、企業が「自宅から仕事」に簡単に切り替えることができるように、リモートワークを行うチームの共同作業をサポートするために構築されました。 パンデミック収束後も、新しい生活様式下での行動変容を求められ、オフィス集中型業務の概念は変わりつつあります。リモートでの作業が長期化することを踏まえ、在宅でもチームの生産性を維持できるよう、サービスを革新し続け、Zohoらしい方法で、すべてのお客さまに付加価値を提供します。
2019
- WorkDrive
オンラインファイルストレージ/コラボレーションプラットフォームであるWorkDriveが発売されました。WorkDriveは、現代の各部門が安全に連携できるように設計されました。WorkDriveのコラボレーションワークスペースは水平型の組織構造をサポートし、職場環境の中心に従業員を据えます。また、セキュアな部門フォルダー、詳細なアクセス制御、組み込みのオフィススイートを備えた最新のインターフェイスも備えています。
5,000万人のユーザー
これは単なる新たなマイルストーンではありません。ビジネスソフトウェアの構築に対する私たちの情熱を反映するものです。当社を信頼し、デジタル変革への取り組みの一環として当社を活用してくださっているユーザーに感謝します。
- MarketingHub
Zohoの統合型マーケティング自動化ソフトウェアであるZoho MarketingHubが、オースティンで開催されたZoholics 2019で発表されました。Zoho MarketingHubを使えば、あらゆる状況の背後にある理由を知ることが可能です。ユーザーがお客さまのWebサイトを訪問した理由や、各キャンペーンの成功への道のりにおける見込み客の現在のステージなどがわかります。
2018
3,000万人のユーザー
新年を迎え、新規登録のユーザーも増えました。Zohoとともに歩むことをご選択いただいた、皆様方に感謝します。
- Zia Voice
Zia Voiceにより、営業チーム向けの初めての対話型AIが導入されました。Zia Voiceは見込み客の作成、取引による売上、月次売上予測に関する情報に基づき、営業担当者が必要とするデータを提供します。営業担当者は何をする必要もありません。
- Analytics
ZohoはAnalyticsによって強力なデータ融合機能とAIを導入し、企業は自社のビジネス全体から洞察を得ることが可能になりました。Analyticsは、事前に組み込まれた何百もの連携機能、レポート機能、ダッシュボードにより、データを可視化し、データに基づいて行動する新しい手段をユーザーに提供します。
- Backstage
この年の夏、主催者がイベントのあらゆる側面を管理できるイベント管理ツール、Backstageをリリースしました。Backstageはミーティング、展示会、会議といったイベントの前のコミュニケーション、チェックイン、参加者との関与など、すべてに対処します。
- PageSense
2018年の初めには、ヒートマップ、ファネル分析、売上予測を含むWebサイト最適化ツールであるPageSenseをリリースしました。PageSenseによって、マーケティング担当者は、Webサイトを洗練させ、訪問者のすべての行動を確認するために必要なデータを収集できるようになります。
- Flow
同じ月に、クラウドアプリケーション間でワークフローを作成できるドラッグ&ドロップ式統合プラットフォーム、Zoho Flowをリリースしました。Zoho Flowを使用すれば、プログラミングの知識がまったくなくてもワークフローを構築できます。
2017
- Checkout
2017年の初めにZoho Checkoutを発表し、これにより当社の会計スイートを完成させました。Zoho Checkoutは、パーソナライズされ、非常にシンプルかつ効率的な支払いページによる、一括または分割でのオンライン支払を可能にします。
- PhoneBridge
2月にはZoho PhoneBridgeが登場しました。PhoneBridgeでは、ユーザーが自社のクラウドPBXとZohoの電話連携商品かんたんに連携させることができ、使い慣れたZohoサービスのUIから、ワンクリック発信、通話の自動記録、分析を実行できます。
- Zia
同じ月に、Zoho CRMのインテリジェント営業アシスタントであるZiaもリリースしました。AIを搭載したZiaは、異常を検出し、ワークフローやマクロを提案して、見込み客への連絡に最適な時間帯を営業担当者にアドバイスします。
- Workplace
2月には、各部門と連携しながら開発作業、コラボレーション、コミュニケーションを行う際に必要となるあらゆるアプリの統合バンドル、Zoho Worlplaceをリリースしました。メール、オンラインオフィスエディター、Webサイトビルダーなど、Zoho Workplaceは職場に必要なアプリをすべて揃えています。
- Finance Plus
3月には、請求書の発行、受注管理、会計といったバックオフィスのあらゆるニーズに応える統合プラットフォーム、Zoho Finance Plusをリリースしました。
- Sign
7月には、電子署名アプリのZoho Signをリリースしました。これにより、企業はどこからでも法的拘束力のある契約に署名し、送付できるようになりました。Zoho Signでは、受注書から契約書、請求書に至るまで署名のプロセスがかんたんになります。
- ZOHO ONE
7月に、お客さまのビジネス全体を推進するための革新的なオールインワンアプリスイート、Zoho Oneをリリースしました。Zoho Oneは、連携された40種類を超えるアプリを1アカウントで、他社には真似できない低価格でご利用いただけます。Zoho Oneはお客さまのソフトウェア購入の概念を一変させます。
- Cliq
9月にはZoho Cliqをリリースしました。Cliqはインスタントメッセージングとビデオ、オーディオ、グループ会議を融合させたチャットソフトウェアです。人々が真の意味で話し合える、統合コミュニケーションシステムを提供します。
- Sprints
10月には、アジャイルプロジェクト管理サービスであるZoho Sprinitsを販売開始しました。スクラムフレームワークを使用し、バックログ、アジャイルレポート、コラボレーションツールを組み合わせて、ソフトウェア開発者や各部門によるアジャイル開発をサポートします。
2016
2,000万人のユーザー
目標達成は、いつでも気持ちの良いものです。でも、2,000万人のユーザー獲得は、単なるマイルストーン以上のものです。お祝いに値する出来事です!
- Desk
11月には、業界初のコンテキスト認識ヘルプデスクソフトウェアであるZoho Deskをリリースしました。Zoho Deskは担当者がお客さまの問題を的確に把握し、問い合わせを効率的に整理して、迅速に対応できるように支援します。
- Notebook
4月には、携帯電話メモ作成アプリであるZoho Notebookの販売を開始しました。メモ作成を楽しい作業に、というシンプルな発想から生まれたサービスです。
- AppCreator
同じ月に、アプリ構築によってモビリティを高めるZoho AppCreatorの販売を開始しました。モバイルに最適化した設計を採用しました。これにより2016年当時、多くの企業がデータの収集や消費、コラボレーションを実際に行えるようになりました。
- SalesInbox
晩春には営業担当者向けのメールクライアント、Zoho SalesInboxをリリースしました。SalesInboxは、営業パイプラインに応じてメールの整理と優先度付けを行い、各メールにCRMのコンテキストを加えます。
- Marketplace
7月にZoho Marketplaceをリリースし、厳選された拡張機能をZohoアプリケーションに数多く追加。商品の性能や外部アプリケーションとの接続性を強化しました。
- Developer
あらゆるビジネスニーズに応える包括的な商品スイートが揃った時点で、次のステップは、ソフトウェア開発者にZoho商品の拡張機能を開発・販売する機会を、Zohoを通して提供することでした。2016年8月、Zoho Developerをリリースしました。
2015
1,500万人のユーザー
ユーザー数が1,500万人に達しました。当時のZohoにとっては大きな達成でした。Zohoの方針が間違っていないことが裏付けられたのです。2015年はZohoにとって、とても忙しい年でした。営業、マーケティング、コミュニケーション、財務の分野で6つのアプリケーションの販売を開始しました。
- Social
Zohoは、ソーシャルメディアはマーケティングに不可欠であり、企業はそれらを切り離すべきではないと考えてきました。そのような思いから、2月にはZoho Socialをリリースしました。成長中の企業がソーシャルメディアにおいて存在感を示せるだけでなく、リアルタイムモニタリングを実施し、実用的な洞察を獲得することも可能になります。
- Expense
Zohoは、経費報告プロセスをかんたんにしたいと考えていました。そのため、この年の早春に、Zohoの会計スイートに新しく追加される強力な商品である、Zoho Expenseの販売を開始しました。
- ShowTime
夏には、講演者と参加者をつなぐことで仮想トレーニングを活性化するWeb会議ソリューション、ShowTimeの販売を開始しました。
- Forms
データ収集の簡素化と部門間コラボレーションの向上は、Zohoがあらゆる規模の企業に提供したいと考えているサービスです。そこで、数ヵ月後に、Webや携帯電話でフォームを構築、共有、送信できるオンラインツール、Zoho Formsを提供しました。
- Inventory
オンラインで販売する企業の増加を受け、会計スイートにZoho Inventoryを追加しました。成長中の企業のマルチチャネル販売、在庫管理、受注処理を簡素化します。
- Motivator
この年の最後には、刺激的な営業コンテストを通じて部門のやる気を高めるアプリケーション、Zoho Motivatorをリリースしました。
2014
- Subscriptions
ユーザー数が1,300万人を超え、Zohoは最大規模のサブスクリプション型企業の1つになりました。この経験は、定期請求アプリであるZoho Subscriptionsの構築に生かされました。
- SalesIQ
この年の後半に、リアルタイム販売インテリジェンスプラットフォーム、Zoho SalesIQがリリースされました。ウェブサイト訪問者の行動を追跡し、彼らとやり取りを行って、商談を迅速に成立させます。
- CRM Plus
11月に、顧客対応を行うすべての部門を対象とした初めての統合スイート、Zoho CRM Plusの販売を開始しました。
2013
- Connect
2013年、エンタープライズコラボレーション分野で起こった大ブームと変化を受けて、ソーシャルネットワーキングサービスアプリ、Zoho Connectをリリースしました。
- Survey
調査市場の成長を受けて、アンケート作成アプリのZoho Surveyの販売を開始しました。
- Vault
パスワードを安全に管理する必要性の高まりから、新しいパスワード管理アプリ、Zoho Vaultの販売を開始しました。
- ContactManager
中小企業のすべてが、連絡先を管理するためのツールとして、CRMのメリットを享受しているわけではありません。このことを受けて、2013年の末にZoho ContactManagerを開発しました。
2012
- Campaigns
メールマーケティング商品の開発は、当社にとって当然の流れでした。1月に、Zoho Campaignsの販売を開始しました。
- Sites
オンラインで顧客にコンタクトする企業が増加しつつあるため、Zoho Sitesの販売を開始しました。携帯電話用Webサイトを含めたWebサイトの作成を簡素化するツールです。
3月に、Zohoとしては初めての、終日行われるユーザーカンファレンス「Zoholics」をアメリカで開催しました。お客さまが当社のアプリケーションの理解を深め、スイートを活用していただけるようにすることが目的でした。
www.zoholics.com
2011
- Books
クラウド会計の分野に進出し、Zoho Booksをリリースしました。中小企業が財務を管理し、キャッシュフローを把握できるように支援するオンライン会計ソフトウェアです。
- Bug Tracker
多くのご要望を受けて、Zoho Projectsの課題追跡機能を、独立したアプリのZoho Bug Trackerとして販売を開始しました。
2010
- Support
Zoho CRMを使用して商談を成立させた企業は、お客さまを維持するためのアプリを必要としていました。そのため、2010年11月にZoho Desk(旧Zoho Support)をリリースしました。今では世界中の数千もの企業が利用する、多目的の顧客サービスアプリケーションに成長しています。
2009
2009年5月に、社名をAdventNetからZoho Corporationに変更しました。Zoho Corporationは、3つの部門が3つの異なる市場のニーズに応える、包括的な企業となりました。
- Assist
9月にZoho Assistの販売を開始しました。シンプルでわかりやすいリモートサポートソリューションの提供が目的でした。
- Analytics
1か月後、強力なレポート・分析機能を備えたアプリケーション、Zoho Reportsの販売を開始しました。企業がデータの意味を深く理解できるように支援します。
- Recruit
11月には、履歴書、候補者、顧客、顧客の連絡先を管理するための単一プラットフォーム、Zoho Recruitをリリースしました。採用プロセスにかかる時間を短縮することで、採用担当者、人材紹介会社、コーポレート人事にメリットをもたらします。
2008
100万人のユーザー
2008年8月、最初の大きなマイルストーンである、ユーザー数100万人に到達しました。当社が開発したアプリケーションの真の価値を、お客さまに認識いただけるようになりました。
- Invoice
Zoho Invoiceは、フリーランサーや中小企業のオーナーがオンラインでの請求書作成と請求を簡素化できるようにすることが目的でした。
- People
この年の始めに、HRプロセスを体系化、自動化、簡素化するための単一プラットフォーム、Zoho Peopleの販売を開始しました。
- Mail
10月にはサービスの範囲を広げ、メールサービスに参入しました。Zoho Mailは広告表示のないすっきりした環境が人気です。
2006
- Sheet
2月には、エンタープライズ市場により多くの価値を提供するために、Zoho Sheetの販売を開始しました。
- Creator
2006年3月、当社の最も強力なアプリケーションであるZoho Creatorの販売を開始しました。今日では、このカスタムアプリケーションビルダーを利用して、100万近いアプリケーションが構築されています。
- Show
6月、オンラインプレゼンテーションツールであるZoho Showをリリースしました。
- Projects
年末にはZoho Projectsをリリースしました。これは現在、包括的なプロジェクト管理システムに進化しており、個人事業主から数千名規模の企業のマネージャーまで、さまざまなユーザーが利用しています。
2001
AdventNet Inc.は、2001年6月にグローバル展開を開始し、日本法人を設立しました。日本市場での著しい成功により、その後の急成長がもたらされました。
1996
-
AdventNet Inc.が創立されました。ネットワーク管理からすべてが始まりました。
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2001
1996

Zohoの革新的なアプリが構築された、インドのチェンナイにある開発本部。