Zoho Mailには、Zoho Desk、Zendesk、Zoho Assistなどのヘルプデスクアプリケーション間でスムーズに連携する機能が備わっています。この拡張機能により、メールボックスを離れずに、これらのアプリケーションの情報を表示してアクセスし、操作を実行できます。これらの拡張機能には、受信トレイの右側にあるeWidgetからアクセスできます。
Zoho Desk
Zoho Deskは、オンラインの顧客サポート用のソフトウェアで、割り当てられた問い合わせをサポート担当者が管理できます。eWidgetでは、Zoho Deskから問い合わせの作成、割り当て、検索、表示が可能です。この連携機能により、対応するメールを確認しながら、割り当てられた問い合わせの情報をeWidgetで表示できます。
eWidgetからZoho Desk連携を使用するには、Zoho MailでZoho Desk連携を設定する必要があります。
Zoho Desk拡張機能の設定:
- Zoho Mailアカウントにサインインしてください。
- [設定]>>[連携]カードに移動してください。
- [Zoho Desk]に移動してクリックしてください。
- 一覧からポータルを選択して、設定を終了してください。
- Zoho DeskがeWidgetのアプリメニューに表示されます。
Zoho Desk連携の使用
設定後、次の手順に従って、eWidgetでZoho Desk連携を使用してください。
- メールボックスの右下隅にある[eWidget]アイコンをクリックしてください。
- アプリメニューから[Zoho Desk]を選択してください。
- 特定のポータルで問い合わせを開く、表示、編集、検索、作成、アクセスするオプションがあります。
問い合わせにコメントを付けてサポートスタッフと社内でやり取りしたり、eWidgetを使用して未割り当ての問い合わせを割り当てたりすることもできます。
自分の未完了の問い合わせ:
このセクションには、特定のポータルで自分に割り当てられたすべての未完了の問い合わせが表示され、コメントを入力できます。フィルターを使用して、ステータスやチャンネルに基づいて問い合わせを表示できます。
未割り当ての問い合わせ:
[未割り当ての問い合わせ]は、このセクションの下に表示され、Zoho Deskで設定した[ステータス]または[チャンネル]パラメーターで予め設定されている組み合わせに基づいてフィルターできます。これにより、それぞれのサポートチームメンバーの問い合わせをかんたんに識別して割り当てることができます。たとえば、Zoho Deskで[ステータス]パラメーターの[フォローアップ]を作成した場合、[未割り当てのタスク]セクションの[フィルター]メニューの[ステータス]にパラメーターとして表示されます。
問い合わせの作成:
Zoho Mailでは、eWidgetから直接問い合わせを作成して割り当てることができます。問い合わせは自動的に同期され、Zoho Deskに反映されます。
- メールボックスの右下隅にある[eWidget]アイコンをクリックしてください。
- eWidgetのアプリメニューから[Zoho Desk]を選択してください。
- [問い合わせの作成]を選択してください。
- 必要なすべての詳細情報をそれぞれの項目に入力してください。
- 名前を入力するか、[問い合わせの申請者]項目の一覧から選択して問い合わせをユーザーに割り当て、[作成]をクリックしてください。
[問い合わせの作成]オプションを使用して、メールから問い合わせを作成することもできます。メールの詳細情報が該当の項目に入力されるため、問い合わせをかんたんに作成できます。
問い合わせの表示:
[問い合わせの表示]セクションは、初期設定で[すべての問い合わせ]に設定されており、そのポータル内のすべての問い合わせが1つの場所に表示されます。Zoho Deskでカスタムビューを作成している場合は、ドロップダウンメニューから選択して、そのビューから問い合わせを表示できます。
このセクションのフィルター(ステータスとチャンネル)と、効果的に検索を絞り込むためのビューを適用できます。
問い合わせの検索:
[問い合わせの検索]セクションで3つの効率的なフィルターパラメーターを使用すると、検索範囲を絞り込むことができます。
連絡先 - ユーザーのメールアドレス。
担当者 - 問い合わせが割り当てられたユーザー。
問い合わせID - 問い合わせ参照番号。
Zendesk
Zoho MailとZendeskのユーザーは、eWidgetのZendesk拡張機能を使用して、Zendeskでチケットを表示、編集、コメント、返信、完了、作成できます。
eWidgetからZendeskを使用するには、Zoho MailにZendesk拡張機能を設定する必要があります。
eWidgetでのZendesk拡張機能の設定:
- [設定]>>[連携]カードに移動してください。
- [Zendesk]に移動してクリックしてください。
- 指定された項目にサブドメイン名を入力し、[認証]をクリックしてください。
- Zendeskの認証ページに移動します。
- 資格情報を入力し、[サインイン]をクリックしてください。
- [許可]をクリックして、設定を続行してください。
- Zendesk拡張機能が有効になり、eWidgetのアプリメニューに表示されます。
eWidgetでのZendesk拡張機能の使用:
- メールボックスの右下隅にある[eWidget]アイコンに移動してください。
- アプリメニューから[Zendesk]を選択してください。
- 特定のサブドメインでチケットを開く、表示、編集、検索、作成、アクセスするオプションがあります。
Zendesk拡張機能でチケットを作成する場合は、eWidgetを使用して、メールからの情報を該当の項目に入力してください。チケットに公開返信または内部メモとしてコメントを付け、未割り当てチケットを割り当てることもできます。
あなたの未解決のチケット:
サブドメインで割り当てられたチケットを表示してコメントを付けられます。フィルターオプションの[ステータス]、[優先度]、[タイプ]を使用することもできます。
未割り当てチケット:
Zendeskの[未割り当てチケット]は、このセクションの下に表示され、Zendeskで設定した[ステータス]、[優先度]、[タイプ]に基づいてフィルターできます。
チケットの表示:
[チケットの表示]セクションは、初期設定で[未解決のチケット]に設定されています。ドロップダウンメニューから他のオプションを選択できます。これらのオプションには、事前定義されたビューとカスタムビュー(存在する場合)の両方が作成されています。
チケットの検索:
[チケットの検索]セクションの3つのフィルターパラメーターを使用すると、検索範囲を絞り込むことができます。
- 依頼者 - ユーザーのメールアドレス。
- 担当者 - チケットが割り当てられたユーザー。
- チケットID - チケット参照番号。
チケットの作成:
Zoho MailのeWidgetで作成したチケットは、Zendeskに直接反映されます。
- eWidgetのアプリメニューから[Zendesk]を選択してください。
- [チケットの作成]をクリックしてください。
- 必要なすべての詳細情報をそれぞれの項目に入力してください。
- 名前を入力するか、[担当者]項目のドロップダウン一覧から選択してチケットをユーザーに割り当て、[作成]をクリックしてください。
[チケットの作成]オプションを選択すると、Zendeskでメールをチケットに変換できます。メールの詳細情報が該当の項目に入力されるため、チケットをかんたんに作成できます。
Zoho Assist
Zoho Assistは、サポート担当者による予定の設定と顧客との画面共有を可能にするリモートサポートソフトウェアです。リモートサポートセッションを開始または予定を設定したり、対応するメールを確認しながら、eWidgetでメールボックスから他のユーザーと画面を共有したりできます。Zoho Assist連携は、Zoho Mailで初期設定で有効になっており、これらのサービスを両方使用するすべてのユーザーに対応しています。
Zoho MailでのZoho Assist連携の使用
- Zoho Mailアカウントにサインインしてください。
- メールボックスの右下隅にある[eWidget]アイコンをクリックしてください。
- eWidgetのアプリメニューから[Zoho Assist]を選択すると、リモートサポートセッションの予定を設定/開始したり、メールボックスから画面を共有したりできます。
リモートサポートセッションの予定の設定:
- eWidgetのアプリメニューで[Zoho Assist]を選択してください。
- [リモートサポート]>>[予定]をクリックしてください。
- 対応するメールが開かれている場合、eWidgetによって該当する項目に利用可能な情報が事前入力されます。
- 任意の項目を編集できます。完了したら[予定]をクリックしてください
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