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CRM/SFA用語集 CHAMPとは? 基本的な概念と活用方法を徹底解説

公開日:

2023年6月13日

この記事は7分で読めます

執筆者 菊池 紗矢香

CHAMPとは? 基本的な概念と活用方法を徹底解説

CHAMPとは?

CHAMPとは、Challenges(課題)、Authority(決裁権)、Money(費用)、Prioritization(優先順位)の頭文字をとった略語です。営業においてよく使用される、見込み客を評価する際に使用されます。CHAMPを使うことで、営業担当者は見込み客を適切に評価でき、優先順位を付け、効果的な営業活動を行うことができます。また、見込み客との関係を構築し、ニーズに合わせた提案やソリューションを提供することができます。

カテゴリー説明営業トーク例
課題見込み客が抱えている課題や問題のこと。
営業担当者が課題を理解することで、自社製品がどのようにそれらに対応できるかを提案に含めて伝えることができます。
「現在の課題は何ですか?」
「課題を解決するためにこれまでどのような取り組みを行いましたか?」
決裁権組織内で最終的に承認する権限を持つ人物のこと。
企業の中には、商談には決裁者が参加しない場合もあるため、営業担当者は「決裁者は誰か」を把握することが重要です。
「決裁者の方を商談に同席いただくことは可能でしょうか。」
「その他、決裁において関与している方はいらっしゃいますか。」
費用確保されている予算のこと。「このプロジェクトで確保されている予算はいくらでしょうか。」
優先順位見込み客が製品/ソリューションをどれだけ求めているか、その優先度のこと。
見込み客は、製品をすぐ導入しない場合や、検討のために情報収集している場合があります。営業担当者が見込み客の優先度合いを把握することで、フォローアップのプロセスをスムーズに進めることができます。
「この製品/ソリューションは貴社にとってどのくらいニーズを満たしていますか。」
「この製品/ソリューションの導入は、貴社にとってどれくらい重要ですか?」

CHAMPを活用することで得られるメリット

CHAMPの活用は、営業担当者に多くのメリットをもたらします。

1. 評価基準の明確化

CHAMPは、見込み客を評価する明確な基準を示します。これにより、営業部門は、優先順位を付けて、効率的に営業活動ができます。さらに、パイプライン内の重要な見込み客を判別することも可能になります。営業担当者は、時間とリソースを効果的に活用し、角度の高い見込み客に重点的に対応することができます。

2. 優先順位の明確化と効果的なフォローアップ

CHAMPを活用することで、見込み客が抱えている課題や優先すべき事項を特定するのに役立ちます。営業担当者は見込み客の課題を理解し、それに合わせたタスクやアクションの優先順位を付けることができます。これにより、営業担当者は効果的に見込み客へのフォローアップを行うことができます。
リードの課題に対応し、適切なアクションを早く実施することで成果を最大化することができます。
CHAMPを使用することで、リードナーチャリングプロセスを効率化できます。営業担当者はCHAMPで、見込み客が今アプローチすべき見込み客なのかを評価できます。これにより、営業担当者は貴重な時間を無駄にせず、成約の可能性が高い見込み客に重点を置いて取り組むことができます。

3. 商談の成約率の向上

CHAMPにより、見込み客の課題の理解や優先順位が明確化されることで、営業担当者は時間とリソースをより重要な見込み客に割くことができます。的を得た効果的なアプローチや提案を行い、見込み客の課題を解決しそのニーズに答えることで、商談の成約率を高めることができます。また、CHAMPによっては、見込み客のポテンシャルを明確に判別できるため、営業担当者は金額の大きい商談や成約の可能性の高い商談に集中することも可能です。

4. チームの連携と情報共有の促進

CHAMPを組織に取り入れることで、営業チーム内での情報共有と連携を促進します。営業担当者は見込み客に関する情報や進捗状況を共有し、チーム全体で協力してその対応を行うことができます。また、CHAMPによって基準が明確化、統一化されるため、営業部門のみならずマーケティング部門とも共有の認識・基準に基づいて見込みを評価でき、組織全体で情報共有も促進され、顧客との関係構築や顧客満足度の向上に寄与します。

CHAMPの導入がおすすめな企業の特徴やその課題

CHAMPは見込み客を適正に評価するための効果的なアプローチですが、CHAMPの導入がおすすめな企業の特徴や課題は以下の通りです。

導入すべき企業の特徴

複数のリードを扱う企業

CHAMPの導入は、多くの見込み客に対峙する営業チームに特に有益です。見込み客の数が多い場合、優先順位をつけて効果的にフォローアップすることが重要です。

複雑な製品やサービスを提供する企業

複雑な製品やサービスを提供する企業では、見込み客が製品やサービスの詳細や機能を理解することが難しい場合があります。このような場合、CHAMPは営業チームにとって有益です。CHAMPを活用することで、営業チームは見込み客とのコミュニケーションを通じて、見込み客のニーズを正確に把握し、製品やサービスの特徴を的確に伝えることができます。これにより、見込み客のアプローチがより効果的になります。

営業とマーケティングの連携を強化したい企業

CHAMPは営業部門とマーケティング部門の間の連携を促進するためのものです。見込み客の情報を共有し、戦略的なアプローチを構築することで、営業とマーケティングの協力関係を強化することができます。

導入にする際の課題

見込み客の評価基準の一貫性の確保

CHAMPを正しく運用するためには、営業チームのメンバーをがCHAMPの概念を正しく理解し、見込み客との対話で正しく使用する必要があります。そのためにも、トレーニングやガイドラインの提供が必要です。

CHAPMで得た情報を一元管理する必要がある

CHAMPによって、見込み客に関するさまざまな情報を収集することができます。ヒアリングで得た顧客情報を有効に活用する上でも、営業チームがCRMツールやSFAツールなどで一元管理する必要があります。

リードへの適切なフォローアップの課題

CHAMPを活用する目的は、営業担当者が見込み客の課題やニーズを理解し、それに合わせた適切なアクションを実行することが目的です。しかし、営業担当者が十分なリソースや時間を割くことができない場合、適切なフォローアップに結びつかない結果となるかもしれません。

ヒアリングしたCHAMP情報はZoho CRM で管理しよう

Zoho CRM は、顧客関係管理のためのツールであり、ヒアリングしたCHAMP情報をZoho CRMで管理することには、以下のようなメリットと特徴があります。

情報を一元管理

Zoho CRM を使用することで、CHAMPに関連する情報を一つのプラットフォームで一元管理することができます。顧客にまつわる個人情報、顧客とのやりとり履歴、過去の取引情報などのデータが一箇所に集約されるため、営業チームは効率的に情報にアクセスし、必要な情報をすばやく把握できます。

Zoho CRM の顧客管理機能の詳細はこちら

タスク管理と優先順位付け

Zoho CRM は営業活動におけるタスク管理機能を提供し、営業担当者に対して作業の優先順位を付ける支援をします。CHAMPに基づいて、営業担当者は見込み客を評価して、それに基づいて優先順位とタスクを割り当てることができます。これにより、営業活動の効率性が向上し、重要なリードに集中できます。

Zoho CRM のタスク機能の詳細はこちら

レポートと分析

Zoho CRM は豊富なレポートと分析機能を提供します。CRMの取引履歴、商談履歴、顧客情報などを元に、見込み客のフォローアップ状況や商談の成果を把握し、チームのパフォーマンスを評価するためのレポートやダッシュボードを作成することができます。
営業チームはそのデータを分析し、改善点や成功要因を特定し、戦営業戦略の改善や最適化に役立ちます。

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