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おすすめ【2023年版】MAツール比較12選

公開日:

2023年7月17日

この記事は25分で読めます

執筆者 菊池 紗矢香

おすすめ【2023年版】MAツール比較10選
MAツールとは、リード(見込み客)を獲得するところから、商談(契約、購買)に向けて確度を高めていくマーケティング活動を自動化するツールです。ただ、ひと言でMAツールといっても機能や費用は大きな違いがあります。MAツールの主な機能や主要製品の比較、選ぶポイントを解説します。

MA(マーケティングオートメーション)ツールとは

MAツールとは、リード(見込み客)を獲得するところから、商談(契約、購買)に向けて確度を高めていくマーケティング活動を自動化するツールです。現在、インターネット上でアクセスして活用するクラウド型のツールが主流です。

MAとは?詳細はこちら

MAツールでできること

MAツールでできることは大きく以下の4つに分類できます。

リードの獲得(リードジェネレーション)

1つ目は、リードの獲得です。リードジェネレーションといわれることもあります。

リードは、自社の商品やサービスを購入してくれる可能性がある見込み客のことです。例えば、「購入したいけど迷っている人」、「購入したい製品の候補が複数あり、どれにしようか迷っている人」などがリードに該当します。

公式サイトやWeb広告、展示会出展、飛び込み営業などあらゆる手段でリードを獲得しますがそれぞれに手間がかかり、データを一カ所に集める作業も大変です。

一方、MAツールを導入すれば、リード獲得に必要な業務の一部を簡略化したり自動化したりできるため、少ないコストで効率的なリード創出ができるようになります。

リードの育成(リードナーチャリング)

2つ目は、リードの育成です。リードナーチャリングと呼ばれています。

リードの育成とは、リード(見込み客)に何らかのコミュニケーション手段を用いて有益な情報を提供し、購買意欲を向上させる取り組みや過程のことです。例えば、メールやチャット、電話などを使い、自社商品やサービスの魅力を伝えたり、リードが抱える課題に対してどのように貢献するのかを説明したりすることを指します。

もし、手動でリードの育成を行う場合、「何に興味があるのか」、「どのようなことに関心があるのか」について把握することが難しいです。また、育成するためにはコミュニケーションを取る必要がありますが、すべて手動で対応しなければなりません。人間の手でメールを打ち込んだり、電話をかけたりしなければならないため、業務が膨大になります。さらに、リードとのコミュニケーション内容を記録することもできません。

一方、MAツールを導入すれば、リードの興味関心を簡単に把握することができたり、メールを用いたコミュニケーションを自動化できたりします。非常に効率的なリードナーチャリングを行うことができるので、多くの人材を抱えられない中小企業でもリード育成がしやすいです。

リードの分類(リードクオリフィケーション)

3つ目は、リードの分類です。リードクオリフィケーションともいわれます。

リードと一言でいってもそれぞれで見込みの程度は異なります。例えば、自社商品に対してまさに今、購入を考えている人は、見込みの程度が高いといえるでしょう。逆に、「少しサービスが気になったので、問い合わせをしてみた」というように、見込み程度が低い顧客がいるのも事実です。もし、確度の異なるリードに同じアプローチをしていたら、商談(契約、購買)を効率的に獲得することは難しいです。そのため、確度によってアプローチする方法を変えなければなりません。

効率的に商談(契約、購買)を獲得するためには、まず抱えているリードを分類する必要があります。MAツールを利用すれば、スコア機能などにより、見込みの程度別に分類することができます。一般的に、見込み度合いが高い順に、ホットリード、ウォームリード、ゴールドリードと呼ばれます。MAツールにより、自動でリードを分類することで、それぞれのリードの確度が把握うることができます。これにより、見込みの程度に合わせた適切なアプローチをすることができるようになるため、分類しないよりもアプローチ後の反響が良くなりやすいでしょう。

分析

4つ目は、分析です。

分析とは、大きく分けて「リードの行動分析」と「メールの効果測定」に二分されます。
リードが自社のECサイトにアクセスする場合、グローバルIPが使われます。グローバルIPは世界にひとつだけでしかないため、IPとリードを紐づければ、そのリードの行動分析が可能です。例えば、どのようなページに長く滞在していたのかなどを確認することで、そのリードがどのような商品に興味があるのかを知ることができます。そして、そのページに掲載されている商品をメールなどで紹介すれば、購買意欲を高められるため、マーケティング効率の向上を期待することができるでしょう。

また、MAツールを導入すれば、メール施策の効果分析を行うこともできます。例えば、送信したメールがどのぐらい開封されたのかを分析したり、リンク経由でサイトに遷移した割合を把握したりすることが可能です。メール施策の効果分析を行うことで、それぞれのリードの興味関心を把握することができるため、うまくアプローチすることで商談(契約、購買)を掴み取るきっかけになるでしょう。

MAツールの具体的な機能

MAツールの具体的な機能を、上記の分類に沿っていくつか紹介します。
MAツールの活用状況に関する実態調査によると、MAツールについて利用者の80%が「重要である」と回答しつつも、51%以上がツール導入後に「活用していない」と回答していることから、機能の理解は大切です。

リードの獲得リードの育成リードの分類分析
インポート
フォーム作成
LP作成
ポップアップ設置
リード管理
メール配信
メールテンプレート
シナリオ設計
スコアリング
サイト訪問記録
レポート
広告分析
ダッシュボード

リードの獲得(リードジェネレーション)機能

MAツールのリードジェネレーション機能で標準的なのは、リード情報の読み込み(インポート)です。表計算ソフトをはじめとし、大量のリード情報を読み込んでMAツール内に登録します。ほかに、MAツールにリード情報を登録することを前提としたWebサイトのフォームやランディングページ(LP)、ポップアップ作成機能があります。MAツール上で作ることで複雑なフォームとの連携がシンプルになります。

リードの育成(リードナーチャリング)機能

MAツールのリードナーチャリング機能で最もよく使われるのがメール配信です。自動返信メールやお礼メールなどある条件が該当したリードに配信するメールや、メルマガなど、細やかにメール配信の設定ができます。メールが単調にならないよう、MAツール上にさまざまなテンプレートがあり、プログラミングができなくてもHTMLメールを作ることができるのが一般的です。メールをはじめとし、育成の手順「シナリオ」の設計もMAツール上で行います。

リードの分類(リードクオリフィケーション)機能

MAツールのリードクオリフィケーション機能で最も特徴的なのがスコアリングです。リードがメールを開封した、サイトに訪問した、といった行動に合わせて加点、減点をし、リードの確度を分類します。確度を分類することで、よりそのリードに合ったナーチャリングメールを送る、といったシナリオを作ることができますし、確度がかなり高まった場合は営業担当者に引き継ぐ判断材料になります。

分析機能

リードを獲得、育成、分類し、それをさらなる効率化につなげるために役立つのがMAツールの分析機能です。毎週送っているメルマガの開封率の変遷をグラフで確認したり、スコアリングが高い人が今何人いるのか表示できたりします。表計算ソフトで苦労して作るような表やグラフをMAツールが簡単に可視化してくれるため、さまざまな角度から分析しやすくなり、マーケティング活動の改善スピードが圧倒的に早くなります。

MAツールを選ぶポイント

MAツールを選ぶポイントは7つあります。

自社の目的を明確にする

MAツールを導入する目的は企業によってさまざまです。例えば、代表的な目的としてリードの獲得や育成、リードとの関係維持、売上の向上などが挙げられます。

MAツールはそれぞれの種類によって搭載されている機能も異なるため、得意なこと、不得意なことがでてきてしまいます。そのため、導入を検討している人は、まずは自社がなぜMAツールを導入するのかを明確にした上で、それに合ったものを選択しなければなりません。例えば、顧客関係の維持を図りたい企業は、コミュニケーション機能が優れているMAツールを選ぶと目的に合った選択ができているといえます。

必要な機能をリストアップする

自社のMAツール導入の目的が明確になると、必要な機能が見えてきます。例えば、リードを効率的に分類して、確度に合わせて適切なアプローチをすることが目的なら、リードの確度を計ることができるスコアリング機能などがあると便利です。

このように、目的に合わせて必要な機能をリストアップすることで、自社にとって必要な機能がわかります。また、導入後に「この機能があればよかった...」というように、後悔することも少なくなるため、必要な機能のリストアップはMAツール選定のポイントのひとつです。

自社で扱えるか現場の担当者が確認する

MAツールによって搭載される機能の種類や量は異なります。高機能なMAツールは、そのツールひとつで数多くのマーケティング支援を受けられますが、高機能であることが原因で、使い方が複雑になるケースも珍しくありません。

実際に、MAツールを導入してもそれを使いこなすことができない場合、本来得られる恩恵を受けられなくなってしまいます。そのため、選定する際は、自社で扱えるかどうかを現場の担当者が確認することが重要です。

セキュリティは万全か確認する

MAツールは、リード情報を扱います。例えば、リードの氏名やメールアドレス、電話番号などです。もし、これらの情報が外部に漏洩してしまうと、企業としての信頼が失墜し、リードも離れてしまうため、逆効果です。そのため、セキュリティが高いMAツールを選定しなければなりません。

セキュリティが高いかどうかは、セキュリティ機関から証明書を受けているかどうかを確認します。ISO/IEC27001などの証明書を獲得しているMAツールは、データ管理の安全性が第三者機関より担保されているため、セキュリティ体制が充実しているといえるでしょう。

無料トライアルを利用する

MAツールの中には、無料トライアルやフリープランを提供しているところもあります。

無料トライアルなどを利用することで、MAツールを実際に使用してユーザーインターフェースや機能を試すことが可能です。これにより、「自社で扱えそうか」、「自社の導入目的を達成するために必要な機能がしっかりと搭載されているか」などを確認することができます。無料トライアルを利用することで、導入後に後悔する可能性を最小限にすることができるため、MAツール選定の際には必ず利用するのがおすすめです。

スモールスタートできるか確認する

初期段階でMAツールを社内すべてに導入してしまうと失敗するリスクが高くなります。その理由は、社員への理解を得られないまま導入する結果になってしまったり、社内すべてのマーケティング施策に対応させるために機能を詰め込み過ぎてしまい、使用方法が複雑になったりするからです。

特に、MAツールをはじめて導入される人は、スモールスタートが可能なものを選択するのがおすすめです。スモールスタートで運用を開始することで、効果を見ながら導入を進められます。また、無駄な投資を避けられるため、メリットが大きいでしょう。

費用対効果の期待値を明確にする

MAツールを導入したとしても効果を得らなければ意味がありません。そのため、MAツールを選ぶときは、費用対効果の期待値を明確にして導入するかどうかを決めるのがおすすめです。

例えば、MAツールを導入したあとにコンバージョン率を10%向上させるというように、具体的な期待値を掲げるようにします。そうすることで、目標設定が明確になっているため、それを達成するために何をすればいいのかが自ずとわかります。

自社で期待値を明確にすることが難しい場合は、MAツールの開発元にいくつか提案を仰ぐようにしましょう。

MAツール比較12選

ここでは、主要なMAツールを12製品紹介します。MAツールとして打ち出している製品もあれば、ビジネスを効率化するさまざまな機能の中にマーケティングオートメーション機能を備えている製品もあります。例えば、CRM(顧客管理)ツールやSFA(営業支援)ツールがMA機能を備えている例があります。CRMはメールアドレスをはじめとした顧客情報を一元管理するツールで、顧客関係構築の一環として商談(契約、購買)に至る前のリードをMA機能で育成する場合があります。SFAも似ていて、営業が商談にスムーズに入れるようリードの育成をMA機能で提供している場合があります。 しっかりと見極めて導入しましょう。

CRMとは?詳細はこちら
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Zoho CRM

(出典:Zoho CRM 公式Webサイト)

Zoho CRM の特徴

Zoho CRM は、世界25万社が利用するCRM(顧客管理)/SFA(営業支援)ツールです。

1ユーザーあたり月額¥1,680円から利用できる低価格帯でありながら、顧客情報を核としつつMAやAI(人工知能)といった豊富な機能を備えているのが特徴です。
リードの管理はもちろん、フォーム作成やスコアリング機能を備え、それが顧客情報とひも付いているため商談(契約、購買)にどう貢献しているか視覚的に判断できるレポート機能があります。
ビジネスアプリを40以上提供しているグローバル企業のため、セキュリティの国際認証を複数取得。日本での導入事例も豊富で、日本語サポートやイベントも充実しています。

主な機能リード管理、フォーム作成、メール配信、メールテンプレート、シナリオ設計、スコアリング、レポート、広告分析
初期費用0円
月額費用(税抜)スタンダード ¥1,680円 1ユーザー/月
プロフェッショナル ¥2,760円 1ユーザー/月
エンタープライズ ¥4,800円 1ユーザー/月
アルティメット ¥6,240円 1ユーザー/月
CRM機能
セキュリティに関する国際認証
メールテンプレート
無料トライアル
サポート有(日本語サポート窓口、ウェビナー、ユーザコミュニティ、オンラインヘルプ、動画)

Adobe Marketo Engage

(出典:Adobe Marketo Engage 公式Webサイト)

Adobe Marketo Engage の特徴

Adobe Marketo Engage は、Adobe が提供するMAツールです。自動処理やコンテンツ、リード開発などさまざまなソリューションが搭載されています。

Select、Prime、Ultimateの3種類のパッケージが提供されており、プランによって使用できる機能などが異なります。マーケティングオートメーションでは、自動化による迅速の施策の立ち上げやAIによる予測オーディエンスとセグメントの構築が可能です。また、リード管理では、リアルタイムで更新されるカスタムスコアリングモデルを作成できるため、確度を計る際に活用できます。

Adobe Marketo Engage は豊富な機能が搭載されていますが、費用が比較的高く、企業によって専用のコンサルタントによる常駐が必要です。

主な機能クロスチャネルエンゲージメント、Marketo Sales Insight、コンテンツパーソナライゼーション、マーケティング分析
初期費用要見積もり
月額費用(税抜)Select 要見積もり
Prime 要見積もり
Ultimate 要見積もり
CRM機能
セキュリティに関する国際認証
メールテンプレート
無料トライアル記載なし
サポート有(電話、メール、チャット、Webサイト)

Salesforce Marketing Cloud

(出典:Salesforce Marketing Cloud 公式Webサイト)

Salesforce Marketing Cloud の特徴

Salesforce Marketing Cloud は、SFAツールの提供元として有名なSalesforceが提供しているMAツールです。

費用対効果と効率アップを目指せるMAツールです。例えば、統合型AIが搭載された分析機能の使用が可能なため、費用対効果を高めることが可能です。また、顧客エンゲージメントを自動化することにより、業務の負担を減らし、コア業務に集中できるようにしてくれます。

Salesforce Marketing Cloud は、AIとデータ、CRMを用いて顧客との取引をできるだけ長く続けられるように支援してくれるMAツールです。

主な機能メールマーケティング、ソーシャルメディマーケティング、ウェブマーケティング、モバイルマーケティング、データ分析、レポート作成、 ワークフロー
初期費用記載なし
月額費用(税抜)Data Cloud For Marketing 12,960,000 円/年額
Loyalty Management 3,600,000円~/月額
Marketing Cloud Advertising 要見積もり
Marketing Cloud Intelligence 要見積もり
Marketing Cloud Personalization 要見積もり
CRM機能
セキュリティに関する国際認証
メールテンプレート
無料トライアル有(製品デモ)
サポート有(問い合わせ窓口など※プランによってサポート内容が変化します)

Marketing Cloud Account Engagement(旧Pardot)

(出典:Marketing Cloud Account Engagement(旧Pardot) 公式Webサイト)

Marketing Cloud Account Engagement(旧Pardot)の特徴

Marketing Cloud Account Engagement は、Salesforce が提供するMAツールです。リードの興味関心に合わせたマーケティングを自動化することができるため、リードとの関係を効率的に構築できます。

幅広いモバイルチャネルに対応しているため、顧客のチャネルに合わせてコミュニケーションを取ることができます。また、ターゲットのニーズに合わせたコンテンツでメールを配信できる点も特徴です。

さらに、シンプルさも兼ね備えています。ドラッグアンドドロップで自動化されたカスタマージャーニーを構築することができるため、生産性を向上させられます。また、顧客のエンゲージメントスピードに合わせて意思決定を分岐させたり、アクションを自動化させることも可能です。

主な機能リードジェネレーション、リードナーチャリング、メールマーケティング、マーケティング効果レポート
初期費用記載なし
月額費用(税抜)Growth 150,000 円/月額
Plus 300,000 円/月額
Advanced 480,000 円/月額
Premium 1,800,000 円/月額
CRM機能
セキュリティに関する国際認証
メールテンプレート
無料トライアル有(製品デモ)
サポート有(問い合わせ窓口など※プランによってサポート内容が変化します)

Hubspot

(出典:Hubspot 公式Webサイト)

Hubspot の特徴

Hubspot はマーケティングや営業、コンテンツ管理を支援するMAツールです。無料ツールも提供されており、コスト面においてメリットがあります。また、有料版も提供されているプラットフォームです。

Hubspot は、さまざまなシステムと連携できるように設計されています。そのため、営業やカスタマーサポートなど、さまざまな部門で使用されるシステムと組み合わせることが可能です。

また、複数の料金プランが提供されています。無料プランはもちろんのこと、有料プランも複数あるため、企業は自社のニーズに合わせて最適なものを選択しやすいです。

一方、ニーズを満たす機能を搭載するためにはオプションを利用する必要が出てくるケースもあります。オプションをたくさんつけるとコストが高くなるため、その点は注意が必要です。また、リードが増えたらその分コストが膨らむ仕組みとなっています。

主な機能リードジェネレーション、マーケティングオートメーション、アナリティクス、高度なCRM、ミーティング設定、見積もり作成、チケット、顧客フィードバック、ナレッジベース
初期費用0円
月額費用(税抜)Marketing Hub Professional 96,000円/月額
Marketing Hub Enterprise 432,000円/月額
CRM機能
セキュリティに関する国際認証
メールテンプレート
無料トライアル
サポート有(日本語サポート窓口、電話など)

SATORI

(出典:SATORI 公式Webサイト)

SATORI の特徴

SATORI は日本で開発されたリードを増やすためのMAツールです。

導入実績は約1,500社以上となっており、日本企業を中心に使用されているMAツールです。名前がわかるリードだけでなく、匿名のリードとの接点も創出することができ、幅広いリードへアプローチができます。また、Webサイト内の行動履歴を分析して自社製品に対して興味・関心のあるリードの発見、適切なタイミングによるアプローチの実現が可能です。

導入にはデータベース設計及び構築が必要なく、即日から運用できます。また、ユーザーインターフェースが非常にシンプルなため、操作しやすい点も特徴です。

主な機能アクセス企業リスト、セグメント、ポップアップ表示、パーソナライズ、ウェブページ制作、フォーム作成メール配信、ポップアップ表示、プッシュ通知、パーソナライズ、スコアリング、自動メール配信
初期費用300,000円
月額費用(税抜)148,000円/月額
CRM機能
セキュリティに関する国際認証
メールテンプレート
無料トライアル記載なし
サポート有(SATORIサポートセンター、オンラインマニュアル)

SHANON MARKETING PLATFORM

(出典:SHANON MARKETING PLATFORM 公式Webサイト)

SHANON MARKETING PLATFORM の特徴

SHANON MARKETING PLATFORM は、マーケティングオートメーションと統合データ管理・活用を支援するMAツールです。リードの獲得から購買意欲の引上げまでを担います。日本で開発されたMAツールです。

BtoB、BtoCに関係なく使用することができ、どのような企業規模や業態の企業でも活用できます。導入することによって幅広い施策を実行できるようになるため、商談(契約、購買)の増加を見込むことが可能です。

SHANON MARKETING PLATFORM は幅広いマーケティングチャネルに対応しているため、リードに合わせたアプローチができます。また、リード履歴からパーソナライズ化ができるため、それぞれのリードに対して細かい施策の実行が可能です。

主な機能リード管理、シナリオ、スコアリング、メール配信、Webパーソナライズ、Webトラッキング、動画管理機能、SFA機能
初期費用記載なし
月額費用(税抜)100,000円~/月額
CRM機能
セキュリティに関する国際認証
メールテンプレート
無料トライアル記載なし
サポート有(マンスリーレポートサービス、無償カスタマーサポート、無償トレーニング)

B→dash

(出典:B→dash 公式Webサイト)

B→dash の特徴

B→dash は、ノーコードでマーケティングDXを推進することができるMAツール及びデータマーケティングプラットフォームです。

DataPaletteの搭載により、GUI操作でデータベースの構築を行えます。レコードの登録や取得をする際に必要なSQL文を使用する必要がないため、企業はMAツール導入やマーケティングDXを推進するためにエンジニアを抱える必要がありません。

また、テンプレートが豊富に準備されています。これにより、実施したい施策や分析内容に応じてテンプレートを選ぶだけで施策や分析の実施が可能です。さらに、連携可能なシステムも豊富なため、シームレスなデータ活用を実現できます。

主な機能データパレット(CDP)、メール/MA、BI、web接客、LINE連携、レコメンド、Push通知、SMS配信、CMS、カスタマーウォッチ
初期費用要見積もり
月額費用(税抜)要見積もり
CRM機能
セキュリティに関する国際認証
メールテンプレート
無料トライアル有(デモ画面リクエストあり)
サポート有(オンボーディングプログラム※別途費用)

Kairos3

(出典:Kairos3 公式Webサイト)

Kairos3 の特徴

Kairos3 は、マーケティングDXを推進するために、マーケティングと営業活動を支援する機能が搭載されたMAツールです。IT企業から建設業まで幅広い業態で利用されており、情報顧客管理や新規顧客獲得などさまざまな用途で利用できます。

MAツールの中でも初期費用や月額費用が安価です。リード数や月間PV数などによって月額費用が変わる従量課金制となっています。リードの数が増えれば増えるほど、月額費用も同時に高くなっていきます。

Kairos3 の特徴は、リードの行動を可視化する機能が豊富に搭載されている点です。これにより、確度の高いリードを逃すことがなくなるため、売上アップに貢献してくれます。

主な機能リード管理、メール配信、フォーム作成、シングルページ作成、スコアリング、ホットリード、セミナー管理、独⾃ドメイン、オプション機能、シナリオ、Kairos3 API、ファイルストレージ
初期費用10,000円
月額費用(税抜)15,000円~/月額
CRM機能
セキュリティに関する国際認証
メールテンプレート
無料トライアル無(デモはあり)
サポート有(問い合わせフォーム、電話、マニュアル、動画コンテンツ、共有セミナー)

GENIEE MA

(出典:GENIEE MA 公式Webサイト)

GENIEE MA の特徴

GENIEE MAは、ジーニー によって提供されているMAツールです。それぞれのリードの興味関心に合わせたコミュニケーション施策を自動化してくれます。

シナリオキャンバス機能により、直感的な操作が可能です。MAツールにありがちな複雑さを排除し、誰でも簡単に操作できるようになっているため、導入後に使いこなせないというようなトラブルが少なくなります。

また、リード発掘から営業まで対応することができるMAツールです。メールの開封状況の確認などはもちろんのこと、リードのスコアリングなども可能となっています。さらに、顧客が特定のアクションをした際にそのことを営業担当者へ自動に通知してくれるため、スピーディーな営業活動も支援することができるMAツールです。

主な機能カスタマー管理、ラベル設計、スコアリング、フォーム作成、メール、LINE、SMS、Web/アプリ プッシュ通知、プッシュ通知、ポップアップ、配信方法、一斉配信定期配信、シナリオ配信、レポート、キャンペーンレポート、来訪者レポート、来訪企業レポート
初期費用要見積もり
月額費用(税抜)スタンダードプラン 100,000円~/月額
CRM機能
セキュリティに関する国際認証記載なし
メールテンプレート
無料トライアル
サポート有(電話など)

BowNow

(出典:BowNow 公式Webサイト)

BowNow の特徴

BowNow は、リードの行動を可視化し、確度の高いリードを効率的に見つけられるように支援してくれるMAツールです。導入実績は12,000社を突破し、継続率は98.4%を誇ります。

BowNow を自社のWebサイトに設置することで、訪問者の企業名などを自動で判別することができます。これにより、マーケティング活動に活用することが可能です。

また、リードを見込み程度によってランク付けを行い、自社商品の検討レベルごとに自動で振り分けられます。検討レベルに合わせて適切なアプローチを行うことができるため、効率的なリードナーチャリングの実行が可能です。

そのほかにも行動履歴から確度の高いリードを見つけられる機能なども搭載されています。

主な機能ユーザーの企業情報を分析する機能、サイト訪問者のアクセスログ解析、フォーム作成、メール配信、細かい条件検索、ABMテンプレート機能、商談履歴管理、ユーザーアクションの分析、Cookie取得一覧表示、アカウント作成無制限、追客アラート機能、Salesforce連携
初期費用0円
月額費用(税抜)フリー 無料
エントリー 12,000円
ライト 24,000円
スタンダード 36,000円
ビジネス 要問合せ
CRM機能
セキュリティに関する国際認証
メールテンプレート
無料トライアル
サポート有(1to1導入支援、勉強会、動画、技術支援、コンテンツ)

List Finder

(出典:List Finder 公式Webサイト)

List Finder の特徴

List Finder は、Innovation X Solutions が提供しているMAツールです。

アクセス解析機能により、リードが閲覧したページや時間、アクセス頻度などを把握することができます。これにより、自社製品やサービスに興味のあるリードを素早く発見することが可能です。また、優先リード通知機能によりホットリードに対してアプローチすべきタイミングで営業担当者は通知を受け取ることができます。この機能を使えば、有望なリードを逃してしまうことがなく、確度の高いときにアプローチすることができるため、結果的に商談(契約、購買)につなげられやすいです。

List Finder は機能がシンプルなため、はじめてMAを導入される企業でも使いやすくなっています。また、徹底的な運用サポート体制が提供されている点も大きな特徴です。

主な機能名刺データ化代行、企業属性付与、フォーム作成、Sansan連携、メール配信、Web解析、アクセス解析、PDF閲覧解析、セミナー管理、スコアリング、優先リード通知、アプローチ管理、Salesforce連携
初期費用100,000円※フリープランは0円
月額費用(税抜)フリー 0円
ライト 39,800円/月額
スタンダード 59,800円/月額
プレミアム 79,800円/月額
CRM機能
セキュリティに関する国際認証
メールテンプレート
無料トライアル
サポート有(運用代行、個別相談会・活用セミナー、テクニカルサポート、活用サポート)

変化するビジネスに対応できるMAツールを

MAツールを12製品を比較しました。MAは製品によって特徴が大きく異なります。メール配信だけを楽にしたいのか、または、リードの獲得から商談(契約、購買)までMAツールを使って自動化しつつマーケティング活動全体のPDCAを回したいのかで適切なツールが違ってきます。

ただ、新型コロナウイルス感染症拡大やChatGPT の登場など、ビジネスを取り巻く状況は大きく変化しており、マーケティングも一層の変化が求められています。マーケティングの一部自動化から着手して、ビジネスに大きなインパクトをもたらす展望がある場合は、MA機能のあるCRM/SFAツールで拡張性を確保するのも一つの選択肢です。

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