1. Zoho CRM
  2. マーケティングオートメーション(MA)とは

マーケティングオートメーション(MA)とは

マーケティングオートメーション(MA)とは、見込み客の獲得や育成をはじめとした「マーケティング活動の自動化」を指します。MAの概念は米国が発祥とされ、その自動化を統合的に担うソフトウェア「MAツール」が広まったことから、MAツール自体を「MA」とも呼びます。

マーケティングオートメーション (MA)
が求められる背景

顧客の購買行動プロセスの変化

インターネットの普及により顧客の購買行動プロセスが変化しました。今、顧客は商談の前に情報を集めて比較するようになりました。右図のように、The Digital Evolution in B2B Marketingの調査によれば、購買プロセスの57%は営業と商談する前に終わっているとされています。これに合わせ、企業はWebサイト上でのポップアップバナーを出したり、SNSを活用したり、顧客一人ひとりのニーズに合わせたOne to Oneマーケティングを行ったりしています。そして、これを自動化するマーケティングオートメーションという考え方も浸透してきました。

マーケティングオートメーション(MA)
が実現すること

マーケティングオートメーションが実現することの例をいくつか紹介します。

リードマネジメント

マーケティングオートメーションは、リード(見込み客)分類し、その行動に応じてスコアリング(点数付け)する、といった管理ができます。これにより、優先度の高いリードを明確にし、迅速なフォローアップができるようになります。

メールマーケティングの自動化

マーケティングオートメーションは、メールマーケティングを自動化することができます。顧客の行動や属性に基づき、特定のターゲットにメッセージを送信したり、自動応答メールを設定することができます。

ウェブサイトのトラッキングと分析

マーケティングオートメーションは、ウェブサイト上での訪問者の行動を追跡し、分析することができます。これにより、訪問者の興味や行動に基づいてスコアリングしたり、メールを送信することができます。

マーケティング活動の可視化

マーケティングオートメーションは、リードの育成状況やメールの開封率など、ツール内の数値を表やグラフで可視化できます。可視化することで改善点がわかるため、よりよいマーケティング活動に活かせます。

マーケティングオートメーション(MA)
のメリット

1. マーケティング活動を効率化できる

MAを導入することで、リードジェネレーション(リードの獲得)、リードナーチャリング(リードの育成)リードクオリフィケーション(リードの評価)といったマーケティング活動を自動化・効率化できます。MAでランディングページや登録フォームを作成し、サイト訪問者の情報を取得したり、入力された情報を自動的にデータとして登録したりすることが可能になります。
また、リードナーチャリングでは、顧客の属性やニーズに応じて、適切なタイミングでOne to Oneコミュニケーションを行うことが効果的です。しかし、それには相当時間の分析と対応する工数がが発生します。しかしMAを導入すれば、MAに備わっている機能を活用し、リードチャリング業務を自動化できます。人員が限られている企業やノウハウが足りない企業でもリードナーチャングを効率的に行うことができるのです。さらに、リードクオリフィケーションでは、リードスコアリング機能などを活用して、興味レベルでリードの質を分類できるようになります。
このように、MAを導入することでマーケティング活動にかかる工数を削減し効率化できます。

2. マーケティングプロセスの可視化できる

MAを導入することでマーケティングプロセスを可視化できます。MAを活用して顧客情報を社内で一元管理することで、「誰に」、「いつ」、「どのような」アプローチをおこなったか、その結果、どんな効果が得られたかを確認すること可能です。
プロセスの可視化ができれば、購買意向の見込み客の特定や、顧客の優先度に応じてアクションを取ることができるため、営業によるアプローチのタイミングが最適化され営業生産性が高まります。また、MAには、分析レポートの機能も備わっているので、各プロセスにおけるデータを抽出し、「案件化率」「商談化率」「受注率」といった指標の把握も可能になります。
インターネットの普及により変化した見込み客の購買行動プロセスを、担当者一人の力で全てを把握するのは非常に困難です。MAを活用することで、できる業務を自動化・効率化し、限られた時間で、効果の高い施策へと時間を使うことができます。

3. 部門間の連携をスムーズに行うことができる

MAを導入することによって、マーケティングプロセスが可視化されるため、インサイドセールス部門や営業部門などの部門間の連携もスムーズに行うことができます。インサイドセールス部門や営業部門は、マーケティング部門からリードの引き渡しを受けた際に、MA上で、WEBページの閲覧履歴やスコアリング情報なども同時にツール上で確認することができます。
どのようなアプローチを行っているのかを複数部門で共有することで、効率的なマーケティング方針を判断できます。

マーケティングオートメーション (MA)
のデメリット

コストの高さ

MAツールは一定の費用がかかるツールのため、小規模な企業や個人事業主には手が届かない場合があります。また、MAツールを導入するには、専門知識やスキルが必要であるため、コストがかかる場合があります。

メンテナンスの必要性

MAツールの自動化機能は便利ですが、完全自動化にすると、精度の低下が起こる場合があります。そのため、定期的な監視や修正が必要であり、適切なバランスを保つことが重要です。

プライバシーへの懸念

MAツールを使用する際には、顧客の個人情報を扱うため、データのプライバシーに関する懸念が生じる場合があります。そのため、MAツールを導入する際には、個人情報の取扱いについて十分に注意する必要があります。

マーケティングオートメーション(MA)
とCRMとSFAの違い

CRMとは

CRMとは「顧客関係管理」と訳され、顧客情報をデータベース化し、顧客管理・分析を行うシステムです。MAツールとの違いとしては、CRMは「新規顧客」ではなく、「既存顧客」に対して有効なツールとして利用されています。CRMは顧客満足度をアップさせるために必要な内容やアクションが何なのかを分析することも可能です。

CRMとは?概要と導入メリットはこちら

SFAとは

SFAとは、「営業支援システム」と訳されるSFA (Sales Force Automation)は、ルーチンワークの自動化や営業プロセスの標準化により、属人化しがちな営業担当者の業務効率化を支援するためのツールです。SFAを活用して、営業活動を標準化・自動化して業務効率を改善することが可能です。

SFAとは?概要と導入メリットはこちら

マーケティングオートメーション(MA)
の成功のカギ

明確なビジョンや目標を持っていること

マーケティングオートメーションを導入する前に、明確なビジョンや目標を持っていることが重要です。例えば、リードジェネレーションの効率化や顧客エンゲージメントの改善、売上の増加、コスト削減などの目標を設定することが重要です。

良質なリードの確保ができること

マーケティングオートメーションを活用するには、良質なリードを確保することが必要です。良質なリードを確保するためには、ターゲットを明確化し、適切なコンテンツやキャンペーンを展開する必要があります。

セールスと密接に連携できること

マーケティングオートメーションを活用するためには、マーケティングと営業部門の間で密接な連携が必要です。マーケティングがリードを獲得し、営業部門がそれをフォローアップすることで、リードの成約率を向上させることができます。

長期的な視点で取り組めること

マーケティングオートメーションを活用するためには、長期的な視点で取り組むことが必要です。例えば、リードナーチャリングに時間がかかることがありますが、それによって将来的に成約率を向上させることができます。

マーケティングオートメーション(MA)
の4つのカテゴリー

マーケティングオートメーションに関連するプロセスには名称があります。

リードジェネレーション

見込み客(リード)を獲得することです。例えば、ウェブサイト上でのフォーム入力やメールキャンペーンなどが含まれます。オフラインでは、展示会に出店して名刺を集めることもリードジェネレーションといえます。

リードジェネレーションとは?詳細はこちら

リードナーチャリング

リードを、購入に向けて育成することです。例えば、メルマガ購読で獲得したリードに対してウェビナーに誘導するポップアップをウェブサイトに表示させたり、体験会への参加を促すメールを送ったりすることです。オフラインでは「お誕生日特典はがき」の送付も一例です。

リードナーチャリングとは?詳細はこちら

リードクオリフィケーション

リードを、その購入確度ごとに評価することです。例えば、メルマガ購読だけなら1点、ウェブサイトに訪問したら5点などと点数づけし、営業部門が対応すべきリードの優先順位を明らかにします。伝統的には、営業担当者が感覚的に判断していたところもある部分です。

リードクオリフィケーションとは?詳細はこちら

マーケティングオート
メーション

マーケティングオートメーションは、上記のプロセスを自動化します。さらにMAツールはこのプロセスの可視化もできます。これにより、マーケティング活動にかかる工数を削減し、営業部門は、MAが明確した優先順位を基に効率的に顧客にアプローチできます。

マーケティングオートメーション(MA)
でできること・ツールの主な機能

MAツールの主な機能には、以下の12機能があります。

リードの自動取り込み機能

さまざまな施策によって獲得したリード情報を自動的にデータとして取り込むことができます。例えば、展示会で獲得した名刺データやバーコードのスキャンしたリードや、広告やアンケートなどによって獲得した新規リードを自動で収集することが可能です。

Webフォームや
ランディングページの作成機能

リードの収集手段として重要なWebフォームやそれを設置するランディングページ自体を簡単に作成することができます。MAツールではレスポンシブに対応していることも多く、だれでも簡単にWebフォームやランディングページを作成できます。

Webサイト訪問記録機能

訪問ページや滞在時間などのWebサイト訪問の記録を自動で取得。リード情報に記録できるため、スコアリングなどにも活用できます。また、サイトに訪問したタイミングを担当者に通知して営業アプローチを実施するなど活用の幅が広がる機能です。

リードの管理機能

さまざまな経路から獲得したリードを一元的に管理。複数の経路から同じリード情報を獲得しても同じメールを配信しないように制御できるなど、ナーチャリングなどのマーケティング活動を行う企業には欠かせない基本的な機能です。

リードスコアリング機能

リード一人ひとりに対してスコアを付与して優先度を判断したり、興味レベルでリードの質を分類するのに役立つ機能。スコアリングの基準を設定するだけで自動で集計していきます。スコアリングはプラスポイントだけでなく、採用ページを閲覧していたらマイナスのスコアをつけるなどマーケティング活動や計測から除外する方法での活用も可能です。

ナーチャリングのステップ作成機能

リードの興味関心レベルや経過日数などを利用してナーチャリング(育成)のステップを作成。各ステップの工程と配信するメールを詳細に設定することができます。例えば、Aのメールを開封した人にはa、b、cのメールを2日置きに配信し、Bのメールを開封した人にはd、e、fのメールを配信し、両方開封した人には、a、d、c のメールを配信するといった設定も可能です。

メール文章のテンプレート登録機能

配信するメールの文章をテンプレートとして保存し、案内や営業連絡などに利用できる機能。テンプレートに自動差し込みの機能を利用することで、相手の名前や会社名、営業担当者の名前などを自動で差し込むことも可能です。

メールのデザイン機能

HTMLメールのデザインを簡単に作成することができます。ドラック&ドロップ操作で画像や文章を差し込むことはもちろん、デザイナーがさまざまな用途で使えるようにとあらかじめよういしたデザインをそのまま編集しておしゃれなメールを作成することができます。

メールへの反応計測機能

配信したメールがどれくらい開封されたのか、またリンクのクリック率や返信率、アンサブスクライブ(購読停止)率なども計測。ABテストを実施してどちらのメールの方が反応が良いかを計測することも可能です。

分析レポートの作成機能

リードの獲得から案件化までの各ナーチャリングファネルへの変換率や獲得経路別のナーチャリング状況など、さまざまな指標で分析レポートを自動で作成。作成されるレポートはリアルタイムの結果に基づいて常に最新の状態で表示されます。

SNS投稿と反応計測機能

MAツールから直接、FacebookやInstagram、Twitter、LinkedInなどのSNSに投稿することができます。反応されやすい投稿時間帯などを自動で判別し、それぞれのSNSチャネルに自動で投稿。いいねやシェア、コメントなどの反応も計測し、結果を確認したり反応への御礼を即座に送るなどSNS活用に必要な機能を備えています。

CRM/SFAツールとの連携機能

マーケティング、セールス、カスタマーサポートなど顧客と関わる業務を行う部署で管理するデータベースを統合。顧客データベースであるCRMツールやセールス(販売)活動やそれに伴う業務の自動化などを行うSFAツールと連携することで、より充実したデータベースを確保することが可能になります。

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SFAとは?詳細はこちら

マーケティングオートメーション(MA)導入の課題

マーケティングオートメーション導入の最も大きな課題はツールを扱うマーケティング担当者に大きな負荷がかかる、という点です。以下の課題はすべて担当者に降りかかります。このことを事前に把握しておきましょう。

マーケティング部門と営業部門の協力

マーケティングオートメーションでリードの育成が進んだら、営業部門がリードを引き継いでフォローします。リードがどこまで育ったら営業部門が担当するのか、そもそもツールをどう使うのか、マーケティング部門が営業部門も含めて調整していく必要があります。インサイドセールス人員の配置など、営業の分業体制自体がない場合も多く、導入の大きな課題となります。

データの品質

マーケティングオートメーションツールは、多くのデータを処理します。データに表記揺れがあったり、部分的に欠落していたり、二重登録されていたりすると、ツールの運用に問題が発生します。送られるはずのメールが送られなかったり、営業がアプローチすべきリードを逃してしまうことにもなりかねません。データの定期的なクレンジングは大切です。

コンテンツ不足

マーケティングオートメーションツールは、顧客への情報提供を自動化するため、その「情報」をつくるためのコンテンツ不足が課題となります。自動メールやカタログはすでにあったとしても、メールマガジンのネタも必要になると、コンテンツ作りから着手することになります。コンテンツ作りは部署の垣根を超えた連携をして時間もかかるので大きな負担になります。

担当者の業務過多

上記はマーケティングオートメーションを担当する人材にのしかかります。初めに理想を大きく掲げると担当者が疲弊してしまいます。導入後も改善し続けることが必要ですが、手が回らなくなるリスクがあります。マーケティングオートメーションに精通する人材がいない場合、人材の確保にも苦労する場合があります。

マーケティングオートメーション(MA)導入のポイント

マーケティングオートメーションの導入の最大のポイントは、マーケティング担当者の負荷を抑えつつツールを活かせるようスモールスタートすることです。以下のポイントを逃さぬよう担当者がきちんと動ける環境を整えましょう。

マーケティング部門と営業部門で体制構築

リードの育成や営業部門へのリードの受け渡しについて、マーケティング部門と営業部門の連携は必須です。この連携を都度調整するのではなく、両部門にマーケティングオートメーションの担当者を置き、分析や改善を日ごろから行える体制を整えましょう。

データ品質管理のマニュアル化

マーケティングオートメーションツールを最大限に活かすため、データの正確性を確認し、必要に応じてクレンジングを行うことをマニュアル化して定期的に行える仕組みを整えましょう。運用開始前にある程度予測できることですから、業務ボリュームを把握しておきましょう。

継続的な改善

市場は常に変化し、さらに、マーケティングオートメーションツールは、常に進化しています。顧客の動向に合わせてスコアリングの加点を調整したり、メールのコンテンツを増やしたり、継続的に改善する必要があります。ツールの新しい機能やアップデートを積極的に活用することも重要です。

スモールスタート

上記のポイントを網羅するには、マーケティングオートメーション担当者の体制を強化することが理想です。ただそう簡単なことではありません。このため、扱うリードを限定したり、メルマガの自動化から初めて見る、といったスモールスタートが向いていることが長期的な成功の鍵です。

部署・用途別 マーケティングオートメーション(MA)
の成功例

MAツールは、マーケティングに限らずインサイドセールス(内勤営業)の業務でも利用されます。

マーケティングでのマーケティングオートメーション(MA)成功例

マーケティング業務ではさまざまな用途でMAツールを活用することができます。
MAツールを利用したマーケティング業務は、「リードジェネレーション(リードの獲得)」「リードナーチャリング(リードの育成)」「リードクオリフィケーション(リードの選別)」「リードマネジメント(リードの管理)」の4つがあります。

リードの自動獲得

リードを自動で獲得して育成・アプローチ対象に追加することができます。例えば、Webフォームや展示会での名刺データ、キャンペーンで利用したアンケードのデータベースからMAツールにリード情報を登録します。また、Webサイトにチャットボックスを埋め込み営業対応を行うサービスを提供している場合にも、チャットに記載された顧客情報をリード情報として登録します。データベースに登録されたリードは自動的にナーチャリングや営業アプローチの対象として今後のビジネス活動が展開されていきます。

リードをもっと育て、
より多くの案件を獲得

獲得したリードに対して画一的なナーチャリングを展開するのではなく、リードの興味レベルや興味の対象にあった内容でアプローチをする方が成果にもっと繋がります。そのためには例えば、リードの興味レベルをスコアによって計測して、ある一定以上のスコアが確認できるまでは購買アクションの誘導を実行せず興味を育てることに集中することも一つの手法です。

状況を常に理解して、
最適なアプローチを

リードの興味関心レベルや興味の対象を理解することは人間業では不可能でしょう。MAツールを利用すれば、リードがこれまでどのような情報に興味があり、どのように興味関心を深めていったかを自動的にリアルタイムに把握することが可能です。例えば、商品Aに興味があると見られるリードに対して、商品B、商品Cと他の商品のキャンペーン案内を配信した時に、実はそれらにも興味があるという隠れたニーズが発掘できます。こうして発掘したニーズはビジネスへとつながるでしょう。

マーケティング施策の
結果を見える化

マーケティング活動では、何件のリードをいくらのコストで獲得できたかが注目されがちです。しかし、売り上げにつなげるためにリードを獲得しているので、活動によって何件の案件を獲得することができたのかまでを把握する必要があります。MAツールを利用すれば例えば、さまざまなマーケティング接点、つまり獲得経路からそれまで案内してきたキャンペーンのうちどれに興味をひかれていったのかといったさまざまな複合要因を把握することできます。

インサイドセールス(内勤営業)でのマーケティングオートメーション(MA)
成功事例

インサイドセールス(内勤営業)の業務でもMAツールをさまざまな用途で活用することができます。

インサイドセールス(内勤営業)とは?詳細はこちら

アプローチ対象を
自動で判別

リードの獲得数が一定以上あり、対応しきれていないケースや優先度を決めて効率的にアプローチしたい場合に役立つのがMAツールによるスコアリングです。
スコアリングでは、リードの興味レベルを行動や企業規模や興味のある商品などの情報にスコアを付けます。例えば、資料をダウンロードしたら5点、ウェビナーなどのイベントに参加したら10点などとスコアを設定し、30点以上になったらインサイドセールスによる電話やメールでのアポイント獲得ターゲットのリストに追加します。

タスク管理とメール作成を
自動化する

インサイドセールスは、「20日以降に連絡ください」といったご要望をいただくこともありますが、そうしたタスクを記録して対応していくことは手間がかかります。MAツールを利用すれば、希望される連絡タイミングにご案内ができるように自動でタスクを登録をすることができます。また、メールでの連絡もテンプレートを作成して対応の内容を記録しながらリードの状態にあったテンプレート文章を利用してメールが自動で送信することや相手がよくメールを開封するタイミングに合わせて自動でメールを配信します。

マーケティングオートメーション(MA)
のKPIとKGI

マーケティングオートメーションを有効活用するには、数値目標を定めることが効果的です。KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指数)と、KGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)で例を紹介します。

KPIとは?詳細はこちら
KGIとは?詳細はこちら

KGIの例

MAを導入する目的は、人の手をかけずにリードを育成して売上を確保することでしょう。このため、MAのKGIには、以下のようなものが挙げられます。

  • マーケティング活動が創出した売上高
  • マーケティング活動によって確保した利益
  • マーケティング活動にかかった費用に対する収益の割合(ROI)

KPIの例

KPIは、KGIを達成するための重要な評価指数です。KGIに大きくインパクトを与えるものである必要があります。MAのKPIには以下のようなものが挙げられます。

  • リード数(見込み客数)
  • コンバージョン率
  • MQL数(マーケティング活動によって生み出された確度の高い見込み客)
  • メールの開封率
  • メールのクリック率

Zoho CRM で実現する
マーケティングオートメーション(MA)

Zoho Marketing Automation は、スマートポップアップによる各種フォームの設置やチャネル別リード獲得状況の可視化、詳細なWebページ分析など、多彩な機能によりマーケティング体制を強化。リードナーチャリング機能などを備えたZoho CRM と組み合わせることで、より強力な営業体制を構築できます。

Zoho CRMとの連携で、マーケティング効果を最大化!

Marketing Automation は、スマートポップアップによる各種フォームの設置やチャネル別リード獲得状況の可視化、詳細なWebページ分析など、多彩な機能によりマーケティング体制を強化。リードナーチャリング機能などを備えたZoho CRM と組み合わせることで、より強力な営業体制を構築できます。

Zoho CRM
Zoho Marketing Automation
Zoho CRM
Zoho Marketing
Automation

リードジェネレーション
(見込み客を獲得)

  • Webサイト
  • 広告
  • 展示会
  • ソーシャルなど

リードナーチャリング
(商談の掘り起こし)

  • メール
  • セミナー
  • コンテンツ (Web / Ebook)など

クオリフィケーション
(見込み客の分類と スコアリング)

  • 行動
  • 属性など

営業アプローチ・管理

  • 提案 / 商談
  • 進捗管理
  • 受注管理など

クロスセル

  • メール
  • セミナー
  • コンテンツ(Web / Ebook)
  • アンケートなど

MAツールの平均月額コストは15万円以上
Zoho CRM と Zoho Marketing Automation を利用したMAツールなら、
月額4,080円(税抜)*からご利用いただけます。

CRM のご利用料金

スモールスタート向けプランスタンダード

¥1,680

データストレージ:10万件(200MB)
CRMの基本機能

本格CRMとベーシックSFAプロフェッショナル

¥2,760

データストレージ:500万件(10GB)
CRM機能+SFAの基本機能

本格CRM/SFAプランエンタープライズ

¥4,800

データストレージ:約500万件(10GB)
本格CRM機能+本格SFA機能

Marketing Automation のご利用料金

スモールスタート向けプランスタンダード

2,400

見込み客1,000人/月(年間払い)

成長企業のマーケティングチーム向けプランプレミアム

4,800

見込み客1,000人/月(年間払い)

Zoho CRM x Zoho Marketing Automation で実現するマーケティングオートメーション(MA)

見込み客を集める

ビジネスの拡大に不可欠な、見込み客の創出。
Zoho Marketing Automation は、多彩な機能によって見込み客を収集します。

チャンスを逃がさないスマートポップアップ

Webサイト、ランディングページ、ソーシャルメディアの投稿に、登録フォームやポップアップを表示させることで見込み客を増加。
Zoho Marketing Automation の「スマートポップアップ」なら、どのアクションでユーザーの画面にポップアップを表示させるかまで指定できます。

リード獲得状況をチャネル別に可視化

マーケティング活動において「どのチャネルが最も見込み客を獲得できているのか?」という疑問は尽きません。
Zoho Marketing Automation では、WebサイトやSNSなど、その見込み客がどのチャネルから獲得できたかをひと目で把握できます。

Webページの分析&追跡

Webページへの訪問状況をグラフ表示。[接触済み/未接触]といった訪問者のステータスや、[新規/再訪問]などの訪問状況のサマリーだけでなく、ページごとの獲得数やイベント獲得数、ポップアップフォームのパフォーマンスも確認できます。

Webサイトの目標設定

「Aに訪れた人は資料請求へ」、「Bに訪れた人は登録フォームへ…」といったように、Webサイト訪問者の目標を設定。それぞれの行動に基づいてグループ分けし、一人ひとりの見込み客に対してパーソナライズされた体験を提供します。

カスタマージャーニーの登録

見込み客ごとに異なるエンゲージメントプランを作成して育成。製品やサービスに関わるユーザー体験を可視化して状況の把握やボトルネックを発見します。また、見込み客の個別アクションに基づく、トリガーの設定も可能です。

集めた見込み客を管理する

獲得した見込み客を育成・評価し、優良な見込み客を営業チームにエスカレーション。
CRMと連携することで、セールス領域もカバーします。

顧客データベース「CRM」との連携

マーケティングオートメーションは、見込み客の創出・育成するもの。彼らを顧客化し、継続的な取引を行うためには顧客との関係構築が欠かせません。Zoho Marketing Automation は顧客関係管理を担うCRMツールと連携することで、マーケティングからセールスまで一貫してサポートします。

獲得した見込み客を、CRMにも登録。配信したメールの結果などをCRMに蓄積し、顧客をスコアリング。

顧客の商談のステージなどの情報に基づき、ワークフローを設定し、フォローアップアクションを設定。

メール配信の同意~配信停止管理

見込み客の育成に不可欠な販促メール。Zoho Marketing Automation は、一人ひとりの見込み客について、販促メール送信への同意の有無や配信停止まで、きめ細やかな管理が行えます。

マルチチャネル・マーケティング

メール、SMS、SNSをはじめとする、マルチチャネルのマーケティングを提供。見込み客ごとにパーソナライズされたコミュニケーションを支援します。

メール

「Webサイトで特定のページを開いた」、「ウェビナーに参加した」といった見込み客のアクションに応じて、自動でメールを配信します。

SMS

Clickatel などの電話サービスと連携させることで、SMSメッセージの送信も可能。また、分析・検討に役立つ、開封済みメッセージの割合も提供します。

SNS

Zoho Marketing Automation を使用して各種SNSへ投稿。プロモーションのキャンペーンを共有することで、ソーシャルメディアを通じたブランド認知度の向上が図れます。

Zoho CRM のマーケティングオートメーション(MA)
成功事例

ユースキン製薬株式会社

一人ひとりの顧客に寄り添ったOne-to-Oneマーケティングを実現するツールとして運用
ユースキン製薬株式会社企画部プロモーショングループ マネジャー 高嶋 俊継氏

業種:医薬品、化粧品
社員数:157名
ビジネス:BtoC

ユースキン製薬株式会社の事例について詳細はこちら

株式会社ジーニアスウェブ

新しいニーズや解約リスクを早い段階で認識して対応
株式会社ジーニアスウェブ 代表取締役 小園 浩之氏

業種:Web製作
従業員数:32名
ビジネス:BtoB

株式会社ジーニアスウェブの事例について詳細はこちら

LRM株式会社

マーケティング体制強化で自社セミナーへの130名の集客を実現
LRM株式会社マーケティング部 マネージャー 堀田 翔平氏

業種:情報通信
従業員数:47名
ビジネス:BtoB

LRM株式会社の事例について詳細はこちら

株式会社YOLO JAPAN

「物事を数字で見る、語る」文化へ、1人当たり受注額30~40%増を達成 株式会社YOLO JAPAN 取締役 COO 椿 奈緒子氏

業種:消費者向けサービス・販売
従業員数:42名
ビジネス:BtoC, BtoB

株式会社YOLO JAPANの事例について詳細はこちら

まずは、お気軽にZoho CRM をお試しください

Zoho CRM は、潜在顧客/見込み客をスムーズに分類して、
売り上げにつなげるアプローチを開始できるCRMツールです。

自社のリード情報を取り込み、一元的に管理することで、
リードから商談/受注につなげる仕組みを構築してみませんか。

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Zoho CRMの評判

  • BOXIL SaaSセクション
    SFA(営業支援システム)部門1位

  • 2020
    もっとも信頼できるベンダーに選出

  • ユーザーが選ぶ
    2020 ベストSFAソフトウェア賞 受賞

  • 2020冬 G2Crowdのユーザーによって、大企業と中堅企業市場におけるリーダーの評価を獲得

  • 4.5/5

  • 4.0/5

  • 4.2/5

  • 4.0/5

  • 4.0/5

BOXIL SaaS AWARDの受賞:「BOXIL SaaS」上に投稿された口コミを対象に、各部門で総得点がもっとも高いサービス(対象期間:2022年1月1日〜同12月31日)