金融業界がCRMに注目する3つの理由

金融業界がCRM(Customer Rerationship Maganement; 顧客管理)に
注目する理由を3つのポイントでみてみましょう。

  • 資産形成への関心拡大

    金融庁の2019年の金融審議会市場ワーキング・グループの報告書が公表され、老後は2,000万円必要だと話題になったことで資産形成に対する関心が高まりました。金融業界は、このニーズの受け皿として、顧客情報を活用した営業活動が求められています。

  • 金融ワンストップ
    による競争激化

    「金融サービス仲介業」の創設で、1つの登録で銀行・証券。保険すべての分野のサービスを仲介可能になるワンストップ提供が2021年に始まりました。縦割りが無くなったことで競争が激化。すでにある顧客情報の活用の重要性が高まっています。

  • インターネット完結
    が浸透

    インターネット証券大手であるSBI証券が2023年に国内初の1,000万口座を達成したように、インターネットを通じた資産運用が浸透しました。大量の顧客に対して効率的な営業活動を展開するため、大量の顧客データの処理が必要となっています。

金融業界における顧客管理の課題

金融業界における顧客管理の課題をみてみましょう。

  • 情報の一元管理

    金融業界は顧客の資産を扱う特性上、遵守すべき法令が多く、情報の保存方法やシステムを簡単に変更することができません。そのため、情報が紙で保存されていたり、属人化していたり、一元管理できていない場合があります。

  • 煩雑な事務作業

    金融業界には、伝統的に煩雑な事務作業が多く残っています。業界としてコスト削減が大きな課題になっていますが、顧客情報の管理について伝統的な仕組みを変えられていないケースがあります。

  • 活用を阻むセキュリティ

    顧客情報の管理にはどの金融業界も厳重なセキュリティを用意しています。一方で、厳重であるが故にその顧客情報は「共有できない」「活用できない」という状態で保存され、営業活動に活かしきれていない場合があります。

金融業界の課題を解決するCRMツール

金融業界が抱える課題を解決するには、顧客情報を専門的に保存するITツール、CRM(Customer Rerationship Maganement;
顧客管理)ツールの活用が最適です。さらに、自社開発でなくクラウド型のツールを活用すれば、コストを抑えつつ情報を一元
管理でき、高いセキュリティを担保できます。

  • 属人化を防いで情報を一元管理

    CRMツールには、氏名、住所、名刺、架電履歴、口座情報など全て記録できます。例えば、ローン契約に関する確認をメールで送った場合、その文面が自動で顧客情報に紐づけられます。また、コールセンターに入った問い合わせの履歴もツール上で確かめられます。顧客に関わるさまざまな部署の担当者が、それぞれ書類やエクセル、個人の名刺バインダーなどで持っていたような情報が一箇所に集まります。

  • 事務作業の最小化

    CRMツールには、顧客情報にまつわるあらゆる業務を「型」として準備しておけます。融資に関する稟議のフォーマットを用意しておいたり、稟議と決済をそれぞれの担当者と紐づけて担当者自身のタスク管理として使ったりできます。複雑で多岐にわたる金融業界の事務作業の一部をツールの機能に任せることができるようになるので、顧客対応に注力する時間を増やせます。

  • 権限設定などコンプライアンスの徹底

    金融業界にとって情報漏洩や不正アクセス、不正利用はあってはなりません。そのために強固なシステムを開発し、日々アップデートし続ける必要があります。CRMツールの提供会社もまた、情報の管理が生命線であるため、リスクに対応し続ける開発チームを持っています。暗号化や監視の仕組みはもちろん、権限や個人情報保護方針といったコンプライアンス領域も含めて国際基準に対応し続けています。

金融業界向けCRMツール導入の3つのポイント

金融業界でCRMツールを導入する場合に気をつけたい3つのポイントを挙げます。

  • コールセンターとの連携

    金融業界には顧客からの問い合わせが多く発生し、営業や他部署の担当者も閲覧できる状態が理想です。コールセンターが使うシステムや管理ツールとCRMツールが連携できるか確認しましょう。

  • セキュリティやコンプライ
    アンスレベルの確認

    CRMツールに大切な顧客情報を預けることになるため、ツールのセキュリティやコンプライアンスのレベルは細かく確認しましょう。第三者機関の国際認証を取得しているかどうかもその目安です。

  • 分析への活用

    大量の顧客データを保持するだけでなく、その活用も視野に入れた仕組みがCRMツールにあるか確認しましょう。例えば、顧客の資産に基づいた利用サービスの違いなどが分かれば、マーケティング活動に活かせます。

金融業界にZoho CRM が選ばれる理由

  • 徹底した
    情報の一元管理

  • 国際基準の
    セキュリティ

  • コンプライアンス
    規格も順守

  • コールセンター
    ツールと連携

  • 分析を見据えた
    可視化機能

  • AIが業務効率化を
    サポート

金融業界の大手各社から選ばれています

徹底した情報の一元管理

Zoho CRM のメリットは顧客情報の電子化だけではありません。財務書類や約款、保険データなど、クライアントのさまざまな情報を集約することが可能です。顧客タイプごとにメールテンプレートを作成もできます。

顧客管理機能の詳細はこちら

国際基準のセキュリティ

Zoho CRM は、サービスのセキュリティをとても重要視しています。暗号化や操作ログの保管など、さまざまな対策を整備しています。各種第三者機関の国際認証を取得し、セキュリティについて国際基準を維持し続けています。

セキュリティについて詳細はこちら

コンプライアンス規格も順守

Zoho CRM は、「EU一般データ保護規則」(GDPR:General Data Protection Regulation)に準拠しています。さらにゾーホーは長年にわたり業界基準を常に上回る考え方で開発しています。

コンプライアンス対応について詳細はこちら

コールセンターツールと連携

Zoho CRM は、Zoho Desk やZendesk などの主要な問い合わせ対応ツールと連携できます。どのような問い合わせが来ているか、どう対応したかはZoho CRM から確認できるので、顧客視点でやりとりを見渡せます。

ヘルプデスク連携の詳細はこちら

分析を見据えた可視化機能

Zoho CRM の分析機能を使用すれば、重要な情報を数値化して把握できるようになります。ダッシュボードのカスタマイズ、KPI(主要業績評価指標)の測定、データ分析などの機能を通じて、ビジネスを正しい方向に導きます。

分析レポート機能の詳細はこちら

AIが業務効率化をサポート

Zoho CRM にはAIアシスタント「Zia 」があります。Zia の予測と提案を通じて業務効率化が進みます。クライアントにアプローチする最適なタイミングも、分析やフォローアップ改善に必要なアクションも、すべてZia が提案してくれます。

AI(人工知能)の詳細はこちら

金融業界のあらゆる組織に最適な
CRMソリューション

  • 銀行

  • 証券

  • 保険

  • ノンバンク

インド最大手の総合金融サービスグループが、
Zoho CRM を採用。

India Infoline (IIFL) は、ムンバイに本社を置くインド有数の総合金融サービスグループです。
同社のリテール仲介サービスに対応するために2000年に設立されたオンライン取引ポータルサイト「5paisa」では、数万人のユーザーが Zoho CRM の機能を利用。
営業パイプラインを効率的に管理したり、営業チームと業務チームのパフォーマンスをリアルタイムで追跡しています。また、ワークフローをカスタマイズし、大規模な業務の自動化にも成功しました。

225,0001日あたりのカスタム関数呼び出し件数
150,0001日のメール送信数
300,000月間のリード提供数
35,000月間の口座開設数
225,000月間のチケット解決数
350,000月間のクライアントとのコミュニケーション数

Zohoの各種サービスと連携

  • Zoho CRM + Zoho Finance Plus

    会計管理を効率よく

    Zoho CRMとZoho Finance Plusの連携により、バックオフィス業務がさらに強化されます。請求書から会計、経費の管理まで、営業と経理部門が常に連携し、協力できるようになります。

  • Zoho CRM + Zoho Survey

    アンケート調査をスピーディに

    アンケートはクライアントをより深く理解し、つなぎとめるために欠かせません。CRMならアンケートを作成してすぐに送信できます。

  • Zoho CRM + Zoho Sign

    デジタル署名をかんたんに

    デジタル署名付き文書のやりとりも簡単です。Zoho SignとZoho CRMの連携により、操作を切り替えることなく署名済みの契約書を受け取れるようになります。

主要な他社サービスと連携

Zoho CRM は、100以上の一般的なビジネスサービスと連携します。REST APIを活用すれば、Zoho CRM を
どのようなサービスと連携させることも可能です。

  • Survey Monkey

  • MailChimp

  • LinkedIn

  • Shopify

  • Slack

  • Outlook

  • Twitter

まずはお気軽にZoho CRM をお試しください。

大手CRM/SFAツールからの乗り換えで、コストを1/4に削減!

「ビジネスの変化に合わせて、システムを素早く柔軟に対応させられるようになったのがうれしいですね。専任のIT担当者がいない当社にはうってつけです」

アタラ合同会社の事例について

アタラ合同会社

CEO 杉原 氏