Zoho Mail の管理コンソールで効率的にメール管理をナビゲート

Zoho Mail の管理コンソールで、組織のメールをかんたんに管理しましょう。

Zoho Mail 環境でユーザー管理、高度なセキュリティー機能の設定、使用パターンの分析、完全な組織の管理を行い、柔軟性と制御を保証します。

管理ダッシュボード

組織の状況を一目で把握できます。直感的なダッシュボードにより、必要なデータを集約し、組織の円滑な運営を維持できます。

  • 洞察に満ちた概要

    ダッシュボードは、組織の重要データの包括的なスナップショットを提供します。メールトラフィックの統計、ユーザーのサマリー、ストレージレポート、セキュリティーステータスに関する洞察をインフォグラフィック形式で確認できます。

  • 重要な情報にアクセス

    特権管理者の連絡先、購入プラン、支払いサイクル(月払いまたは年払い)、更新日、ライセンスの概要(設定されているドメイン数、ユーザー、グループを含む)などの重要な詳細にすばやくアクセスして、取引先を常に把握できます。

ドメインの設定と管理

Zoho Mail の管理コンソールにより、新しいドメインの購入やエイリアスの設定からスムーズな更新や移行まで、ドメイン管理のあらゆる側面をシンプルにできます。

  • ドメインの詳細

    希望に応じた新たなドメインの購入、複数ドメインの設定、メールホスティング状態のモニタリング、ドメインエイリアスの追加など、ドメインすべての管理を単一のウィンドウで行えます。

  • ドメインレコード

    メールを保護し、受信トレイに確実に届くようにします。MX、SPF、DKIM、BIMIを設定することで、偽装メールを阻止し、信頼を構築することで、重要なメッセージを配信できます。

  • ドメインエイリアス

    別のWebサイトアドレスがありますか?大丈夫です。Zoho Mail では、別のメールアドレスをメインのドメインにリンクできるため、新しいアドレスに送信されたメールが適切な受信トレイに自動的に送信されます。

  • キャッチオールアドレス

    スペルミスによるメールの誤送信を心配したことはありませんか?Zoho Mail の「キャッチオール」受信トレイは、宛先が間違っているメールをすべて取得するため、修正して正しい受信トレイに届くようにすることができます。

  • ドメインの更新と移行

    ドメインの自動更新を設定することで、心配する必要がなくなります。または、いつでもお好きなときにご自身で更新することもできます。どちらを選択しても、メールをスムーズに運用し続けることができます。

    また、Zoho Mail のガイド付きプロセスを使用して、ドメインを別の登録にかんたんに移行できます。何をすべきかが示され、管理コンソールから移行のすべてを管理できます。

  • ドメインの免責事項

    組織が送信するすべてのメールに、法的情報や重要な情報を含む、同一のプロフェッショナルな「フッター」を入れることができます。Zoho Mail ではこれを1か所で設定できるため、ユーザーが異なるメールアプリを使用している場合でも、メールの文末に適切な情報を常に追加できます。

ユーザー管理

Zoho Mail を素早く設定し、全員のアカウントを安全に保ちましょう。新しいユーザーをかんたんに追加し、強力なパスワードを使用し、柔軟なメール名を付与し、共同作業が必要な場合には受信トレイを共有することもできます。

  • ユーザーの追加またはインポート

    今まで使っていたメールプロバイダからZoho Mail へのユーザーの移行は、単純にCSVファイルをインポートするか、かんたんな数ステップの手作業で追加できます。

  • ユーザーエイリアス

    各アカウントのサブメールアドレスを柔軟に作成、変更し、チームのコミュニケーションのワークフローをシンプルにできます。

  • 署名と不在通知

    ユーザーに特別な不在時の自動応答メッセージを設定し、メールの署名で誰からの返信かを示すことで、すべてのメールで好印象を与えることができます。不在時でも、一貫性のあるプロフェッショナルなコミュニケーションを保証します。

  • 受信トレイの委任

    ユーザーに別の受信トレイを表示し、読み取り、さらには返信する権限を与えることで、チームがスムーズに連携してメールに対応できます。

グループ管理

複数のグループ管理、これらのグループにメールを送信可能なユーザーの制御、権限の割り当て、メールポリシーの設定、迷惑メールフィルターの設定、Streamsを通じたコラボレーションの促進など、さまざまなことが可能です。

  • カスタムグループ

    チーム全体、業務で連携する数人、あるいは組織全体で使用する特別なメールアドレスが必要ですか?Zoho Mail では、チームの規模に関係なく、グループメールや共有受信トレイをかんたんに設定できます。

  • メールの承認

    不審なメールやドメインをブロックし、グループに送信されたメールをモニタリング、精査するモデレーターを設定できます。グループの受信トレイを安全で整理整頓された状態に維持できます。

効率的なメールグループ管理

迷惑メールの対策

Zoho Mail の迷惑メールフィルターは、受信トレイのスマートな監視役として不要なメールを排除し、重要な本物のメールのみを受信できるようにします。

  • メール認証

    SPF、DKIM、DMARC、DNSBLチェックによりメールを検証して、ドメインと差出人を認証し、検証に失敗したメールを拒否または隔離します。

  • 迷惑メールパターン

    迷惑メールのパターンが含まれた表示名、フレーズ、表現、メールは、指定に従い、迷惑メールフォルダーに移動されるか、処理されます。

  • 許可リスト/ブロックリスト

    特定の差出人、ドメイン、IPについて、パーソナライズされた許可リスト/ブロックリストをかんたんに作成できます。信頼できる差出人の例外リストを作成して、不要なメールを排除し、適切なメールが宛先に確実に届くようにします。

  • メールの隔離

    SPF、DKIMプロトコル、または迷惑メールチェックによる検証に合格しなかったメールは隔離され、それらのメールをユーザーアカウントに配信すべきかを決定できます。

  • ルール設定

    管理コンソールでカスタマイズ可能なルールを設定して、メールのセキュリティーを自動化し、送受信の通信を制御できます。

    メッセージ内の確認項目を正確に定義し、特定の差出人のブロックから、機密情報の漏えいやドメインの離脱の防止まで、自動化されたアクションを即座に設定できます。

  • 迷惑メールレポート

    Zoho Mail の詳細な迷惑メールレポートで、受信した迷惑メールを明確に把握できます。迷惑メールフィルターで分量、送信元、有効性を確認することで、情報に基づいた調整を行い、メールセキュリティーを強化できます。

セキュリティーとコンプライアンスの管理

Zoho Mail は、お客さまに安全なメール体験をご提供できるよう取り組み続けています。プライバシー、メールのセキュリティー、コンプライアンスを確保する最も洗練された実現方法で、すべてが強固に守られます。

  • 高度な脅威保護

    Zoho Mail は、有害な添付ファイル、アカウントの乗っ取り、ブランド偽造、VIPなりすまし詐欺、フィッシング、マルウェアなどの高度な脅威から組織を保護します。

  • パスワードポリシー

    パスワードポリシーを通じて、強力なパスワードの設定をユーザーに要求することで、組織全体のユーザーアカウントのセキュリティーを積極的に管理できます。

  • 不審なサインイン

    Zoho Mail のインテリジェントな不審なサインイン通知により、潜在的な脅威に事前に対処します。異常なサインイン操作が検出されると、ユーザーにリアルタイムのメール通知をトリガーすることで、ユーザーは即座に対応してアカウントを保護できます。

  • スマートな通知

    幅広い条件、例外、アクションを活用した通知により、あらゆる種類のお知らせやメッセージを記載したバナーをメール本文に追加できます。通知を使用して、ユーザーが特定のメールを表示または送信した際にバナーが追加されるように設定できます。

  • SAML認証

    組織のサインインシステム(SAML)をZoho に直接リンクできます。管理者がシンプルな手順で設定でき、チームは1つの組織パスワードを使用して、Zoho に安全にアクセスできます。

  • メールのデータ保持

    デフォルトのデータ保持ポリシーを作成して、組織全体のメールを保持、保護できます。メールの保存期間は無制限にすることも期間を決めることもできます。

  • モバイル端末管理

    ユーザーがZoho Mail のモバイルアプリケーションにアクセスする際、AndroidとiOSの両方のモバイル端末に制限を適用できます。

    ユーザーは個人の端末を登録でき、IT管理者はAndroid端末の場合はAndroid for Work(AFW)、iOS端末の場合はAppleプッシュ通知サービス(APN)を設定します。

  • SIEM連携

    Zoho Mail を既存のセキュリティー情報とイベント管理(SIEM)ソリューションにかんたんに連携し、メールセキュリティー体制をさらに強化できます。メール関連のイベントをリアルタイムでモニタリング、分析し、潜在的な脅威が発生するとフラグを立てます。

  • eDiscovery検索

    期間を指定し、迷惑メールや削除済みメールを含めるか除外するかを選び、組織全体または特定のアカウントのみを対象に検索できます。また多種多様な条件リストから選んで、検索クエリを作成することも可能です。

  • データ主体の要求

    法務部やユーザーからのリクエストに応じて、メール内の特定のユーザーデータを検索できます。Zoho Mail では、必要なメールをかんたんに検索してエクスポートできるため、データに関する問い合わせに迅速に対応できます。

組織のメール管理

ロゴやテンプレートによるブランドの定義、表示名やメール形式の標準化、勤務地やお知らせの設定、組織のメールアイデンティティーの構築が可能です。

  • カスタムのサインインURLとロゴ

    Zoho Mail に組織のスタンプを表示できます。サインインWebアドレスをmail.yourcompany.comのように変更し、サインインページや管理コンソール内に組織のロゴを表示することもできます。

  • パートナーの詳細情報

    組織がパートナー管理者の管理下にある場合、Zoho Mail のパートナー管理者が誰かを組織のメニューからすぐに確認できます。パートナー管理者の名前とメールアドレスを確認でき、パートナー管理者にはサインインして組織をサポートする権限があります。

  • 組織プロファイルの管理

    名前とメールアドレスを含む統一されたテンプレートを設定することで、すべてのメッセージがプロフェッショナルな印象を与えます。

    名前、ロゴ、連絡先情報、タイムゾーンなどの重要な詳細を設定して管理することで、メールエコシステムの一貫した基盤を確立できます。

  • テンプレートとお知らせ

    最初に送信するメールから、全員が帰属意識をもつことができます。特別なウェルカムメッセージを設定し、全員のメール署名を統一することで、組織が常に親しみやすくプロフェッショナルな印象を生み出すことができます。

    重要なニュース、ポリシーの変更、イベントをユーザーの受信トレイに直接配信することで、全員が同じ認識を共有できます。

管理者レポート

管理者レポートで、各ユーザーのストレージ使用状況の確認、送受信メールのトラフィック評価、メールログの監査などができます。

  • オールインワンの管理者レポートダッシュボード

    重要なメール統計情報を、グラフ表示とサマリー表示の両方で確認できます。レポートを選択して、ダッシュボードをカスタマイズし、並べ替えることができます。

  • あらゆるニーズに対応したレポート

    Zoho Mail の管理者レポートは、受信トレイレポート、コンプライアンスレポート、不審なサインインレポートなど、多種多様なレポートを提供しています。これらのレポートは、必要に応じて表示、検索、エクスポートできます。

  • お気に入りレポート

    お気に入りセクションを使用して、さまざまなセクションに移動することなく、お気に入りレポートをすべて1か所に保存して、かんたんにアクセスできます。

  • レポートの設定

    Zoho Mail では、必要なレポートをすぐに取得できます。含めるレポートを選択し、送信日時を設定し、受信者を指定できるため、メールに関する適切な選択をするための洞察を得られます。

管理者権限

セキュリティープロトコルからユーザー設定まで、ニーズに合わせてメール環境を正確に構築でき、シームレスな運用を保証します。

  • メールポリシー

    Zoho Mail のメールポリシーをカスタマイズして、不適切な使用を抑制することで、組織内でのメールの送受信を制御できます。

  • 役職と権限

    管理者に異なるレベルのアクセス権を設定できます。誰が何を実行できるかを決めることで、メールシステムをかんたんに管理し、安全性を維持できます。

  • 検索クエリーのためのツールキット

    ポートチェック、メールヘッダーの分析、ドメイン詳細の検索などを実行できます。クエリーの対応に必要なデータを、瞬時かつ明確に取得できます。

  • 連携と拡張機能

    Zoho Mail をお気に入りの他のツールや機能とかんたんに接続できます。アプリの接続(拡張機能)からクイックショートカット(スラッシュコマンド)や関連する設定まで、すべてを1か所で管理できます。

移行

Zoho Mail の迅速で柔軟な移行ソリューションにより、手間をかけずに、優れたメール体験に移行できます。移行元のサービスに関係なく、可能な限りスムーズな移行を実現します。

  • すべての情報を移行

    メールに加え、連絡先、カレンダー、ファイルなど、以前のプロバイダに保存されていたデータを移行できます。メール、フォルダー構造、既読ステータスは、新しいメールアカウントにそのまま複製されるので、ご安心ください。

  • 複数の振り分けオプション

    分割配信、二重配信、または分割配信+二重配信の配信モデルから選択して、Zoho Mail を既存のメール環境に円滑に連携できます。

Zoho Mail への移行方法

Zoho Mail Admin アプリで外出先から管理コンソールにアクセス

よくある質問

  • 管理コンソールで、一元的にユーザーを管理できます。ここで、新入社員の追加、自社ドメインのメールアドレスの割り当て、アカウント設定をかんたんに行えます。また従業員が退職した際は、そのアカウントをすぐに停止または削除できるため、組織のすべてのデータの安全を保持できます。

  • はい。Zoho Mail は優れたデータ移行ツールを提供しており、Microsoft 365、Google Workspace、Exchangeなどの他のプロバイダから、メール、連絡先、カレンダーをかんたんに移行できます。ステップバイステップガイドがそのプロセスをサポートし、データを紛失することなく、スムーズな移行が可能です。

  • Zoho Mail において、セキュリティーは最優先事項です。管理コンソールから、組織全体のセキュリティーポリシーを適用できます。これには、必須の多要素認証(MFA)の設定、強力なパスワードポリシーの適用、特定のIPアドレスや場所からチームのメールアカウントへのアクセスの制限が含まれます。

  • 管理コンソールで、メールエイリアスグループをすべて制御できます。sales@yourcompany.comやsupport@yourcompany.comなどのメールアドレス用に共有受信トレイを作成し、複数のユーザーを割り当てて管理できます。個別ユーザーにメールエイリアス(j.doe@yourcompany.comなど)を設定して、すべてのメールをメインの受信トレイにルーティングすることもできます。

  • Zoho Mail の管理コンソールには、堅牢な迷惑メール対策設定が備わっています。グローバルな許可リストとブロックリストを作成し、特定の差出人をブロックまたは許可できます。また、不審なメールを隔離するポリシーを設定し、SPF、DKIM、DMARCなどのセキュリティーチェックに合格しなかったメッセージの処理ルールを設定できます。

  • はい。管理コンソールは、組織のストレージの明確な概要を提供できます。各ユーザーの受信トレイの使用状況をモニタリングし、ストレージの上限を確認できます。また、詳細なレポートがメールトラフィックに関する洞察を提供し、リソースの効果的な管理や将来のニーズの計画をサポートします。

  • 管理コンソールでは、コンプライアンスと法的な目的でメールのデータ保持ポリシーを設定し、指定した期間メールを自動的に保持できます。この機能と強力なeDiscoveryツールにより、組織はすべてのユーザーアカウントのメールデータをかんたんに検索、取得し、法的な問い合わせや監査に対応できます。