役割と権限
Zoho Mailで使用できる役割は、特権管理者、管理者、ユーザーです。組織のメンバーは、要件に基づいてZoho Mail内でさまざまな役割を担うことができます。
特権管理者は、Zoho Mailでドメインを登録して設定するユーザーです。ユーザーはエンドユーザーであり、メールにアクセスするだけで、ユーザーの追加などの管理機能は必要ありません。管理者は、特権管理者に加えて、組織内のユーザーを管理する必要があるユーザーに提供される役割です。
特権管理者は、他のユーザーに管理者権限を付与したり、組織の特権管理者を組織内の別の管理者に変更したりできます。
ユーザーから管理者への役割変更
- 特権管理者としてhttps://mailadmin.zoho.comにサインインし、[コントロールパネル]にアクセスしてください。
- [ユーザーの詳細]をクリックしてください。
- 管理者に役割を変更するユーザーを選択してください。
- [役割の変更]>>[管理者]をクリックしてください。
管理者からユーザーへの役割の変更
- 特権管理者としてhttps://mailadmin.zoho.comにサインインし、[コントロールパネル]にアクセスしてください。
- [ユーザーの詳細]をクリックしてください。
- ユーザーとして設定するユーザーを選択してください。
- [役割の変更]>>[ユーザー]をクリックしてください。
特権管理者の変更
特権管理者の役割は、特権管理者のみが割り当てることができます。新しい特権管理者を作成するメンバーには、組織内で管理者役割を有する必要があります。
- 特権管理者としてhttps://mailadmin.zoho.comにサインインし、[コントロールパネル]にアクセスしてください。
- [ダッシュボード]で[組織の詳細]を探してください。
- [ダッシュボード]の[特権管理者名]の横にある[編集]アイコンをクリックしてください。
- 他の管理者がドロップダウンに表示されます。
- ドロップダウンから、特権管理者の権限を付与する管理者を選択してください。
- 探しているメンバーがリストに表示されていない場合は、そのユーザーを特権管理者にする前に、その役割を管理者に変更する必要があります。
- 別の管理者を選択すると、特権管理者は管理者に変更されます。
役割と特権
初期設定では、最初に登録して組織を作成するユーザーが特権管理者になります。特権管理者は、組織全体で最大限の権限を持ちます。
次の権限は、特権管理者のみに適用されます。
- ユーザーの役割を管理者に変更する。また、その逆を行う。
- 既存の管理者を特権管理者に変更する。
- 組織の購入詳細を表示、管理、変更する。
特権管理者は組織全体で1人だけ選任できます。他の管理者はユーザー、グループを作成して管理できます。特権管理者は、ユーザーの役割変更や購入詳細の管理を除きすべての処理を実行できます。
管理者と特権管理者の両方が次の作業を実行できます。
- ユーザー/グループの作成
- ユーザーパスワードのリセット
- メールのポリシーの作成と割り当て
- IP制限の追加
- グループへのメンバーの追加/グループからのメンバーの削除
- ユーザーの管理
- ユーザーに対してPOP、IMAPなどのサービスを有効化/無効化
- パスワードのポリシーの更新
- メールの承認など
特権管理者と管理者のみが、組織を管理するためのコントロールパネルにアクセスできます。