POPアカウント

Zoho MailでのPOPアカウントの設定

外部アカウントを、Zoho MailにPOPアカウントとして追加できます。同じウィンドウからさまざまなアカウントを管理できますが、署名や不在時の自動応答などの個別設定も可能です。Zoho Mailでは、POPプロトコル経由でのみ外部アカウントの設定をサポートしています。

POPアカウントを追加する手順

Zoho Mailで他のPOPメールアカウントを追加するには、メールサーバーがメール取得時にPOP3プロトコルをサポートしているかどうかを確認する必要があります。メールサーバーがPOPアクセスをサポートしている場合は、管理者からサーバーの詳細を入手してください。

メールを受信するための受信サーバーの詳細:

  1. Zoho Mailにサインインしてください。
  2. [設定]に移動してください。
  3. [メールアカウント]>>[POP3アカウントの追加]に移動してください。
  4. アカウントの[アカウント名]、[標準の差出人アドレス][返信先]を指定してください。
  5. [次へ]をクリックしてください。
  6. POP3受信サーバー名ポート番号を指定してください(詳細については、メールサービスプロバイダーのヘルプ/サポートを参照してください)。Zoho Mailでは、受信サーバー用に標準ポート110と995をサポートしています。 
  7. サーバーで使用するアカウントの[ユーザー名][パスワード]を指定してください。
  8. 受信サーバーでSSLが必要な場合は、[SSLを使用]チェックボックスをオンにしてください。自己署名証明書を持つサーバーはサポートされていません。 
  9. [サーバーからメールを削除]で、必要なオプションを選択してください。
      
  10. オプションで提供される削除機能は、メールサーバーの動作に基づいて機能します。このオプションを設定する前に、メールサービスプロバイダーにお問い合わせください。
  11. [次へ]をクリックして、送信サーバーの設定に進んでください。

実際のアカウントを変更する場合は、Zohoの[パスワード]の詳細を更新してください。これを行わないと、アカウントが無効になり、[パスワード]を更新して有効にする必要があります。テストアカウントが成功すると、アカウントからメールを送信するための送信メールサーバーの詳細を更新するセクションが表示されます。 

メールを送信するための送信サーバーの詳細:

  1. 受信用POPサーバー詳細の認証が正常に完了すると、送信用SMTPサーバーの詳細を入力するよう求められます。
  2. カスタムSMTPサーバーか、Zoho SMTP経由のどちらでメールを送信するかを指定します。
  3. 送信サーバーの追加に関する詳細については、こちらを参照してください。

受信サーバー詳細と送信サーバー詳細の両方の認証が正常に完了すると、[POPアカウント]ページにアカウントが表示されます。送信サーバー詳細を直接認証できなかった場合は、指定したアドレスに確認メールが送信されます。認証されると、そのメールアドレスを使用してメールを送信できます。

返信先メールアドレス:

POPアカウントに別の返信先アドレスを設定する場合、メールの送信を開始するには、返信先アドレスを認証する必要があります。認証コードが記載された確認メールが、設定時に返信先アドレスに送信されます。 

返信先メールアドレスを認証する手順:

  1. Zoho Mailにサインインしてください。
  2. [設定]に移動してください。
  3. [差出人名]に移動してください。 
  4. メールアドレスに対応する[認証]アイコンをクリックしてください。
  5. 認証コードを要求するダイアログボックスが表示されます。
  6. 指定されたメールアドレスで、Zohoから認証メールを受信しているはずです。
  7. テキストボックスに認証コードを入力してください。
認証が完了すると、認証なしでアカウントからメールを送信できるようになります。 

POPアカウントの切り替え:

POPアカウントを追加すると、そのアカウントが左側のペインに追加されます。特定のPOPアカウントを選択して切り替えると、そのアカウントのメールを表示できます。 

       

[メールアカウントの設定]ページのアカウントカードに表示されている、[アカウントの切り替え]アイコンをクリックすると、任意のPOPアカウントに切り替えられます。

  • アカウントを設定すると、サーバーが接続され、メールが取得されます。 
  • サーバーで指定したメールと取得設定に基づいて、メールが取得されます。 
  • メールボックスのサイズが大きい場合は、サーバーからメールをダウンロードするのに時間がかかることがあります。 
  • POPクライアントでは、フォルダー/日付/ステータスに基づいてメールを取得することはできません
  • 初期設定では、すべてのメールが未読で取得され、メールに表示される「送信日時」に従って並べ替えられます。

設定エラー:

以下は、POPアカウントの設定中に発生する一般的な設定エラーです。 

接続エラー: 

追加したサーバーが、指定したポート番号に接続できませんでした。正確な受信用POPサーバー、送信用SMTPサーバーの詳細、ポート番号について、メールサービスプロバイダーのヘルプまたはサポートに確認する必要があります。

認証エラー:

指定したサーバーは問題なく接続できます。しかしながら、指定した認証情報をサーバーが承認しません。「ユーザー名」または「パスワード」が間違っていないかを確認してください。プロバイダーによっては、プロバイダー側でPOPアクセスを有効にできるよう求められる場合があります。指定した認証情報について確証がある場合は、メールサービスプロバイダーに連絡して詳細な手順を確認する必要があります。 

証明書エラー: 

サーバーがSSLをサポートしていても、無効な証明書を指定している場合は、[無効な証明書エラー]が表示されることがあります。認定ベンダーからの有効なSSL証明書がサーバーに登録されているかどうかを確認するため、メールサービスプロバイダーへの問い合わせが必要になる場合があります。 

一般的に、設定中のエラーについては、以下の詳細を確認してください。

  1. 使用する受信サーバー名、ポート番号の詳細をプロバイダーに確認してください。
  2. Zoho Mailにおいて、POP経由でメールを取得する権限があるかどうか、また「ユーザー名」の形式についてメール管理者に確認してください。
  3. メールサービスプロバイダーが非標準ポート経由のPOPアクセスを許可している場合は、プロバイダーに連絡して、修正してもらう必要があります。
  4. サーバーに自己署名証明書がある場合は、ベンダーから標準の有効なSSL証明書を取得する必要があります。取得しないと、ポート995でアカウントを設定できなくなります。
  5. プロバイダーが標準のSSL証明書を使用していても、設定中に証明書エラーが引き続き発生する場合は、メールサーバーの詳細とポート番号をsupport@zohomail.comに連絡してください(英語対応)。

必要な情報は見つかりましたか?

メールお問い合わせ窓口:support@zohomail.com