どの CRM からでも簡単5ステップ!Zoho CRM への移行と CRM 別移行ポイント
ご利用の顧客管理システムがSalesforceでも、HubSpotやkintone、Excel でも、Zoho CRM へ移行する場合の基本的な流れは大きく変わりません。ここでは、移行作業を5つのステップに分けて整理します。

CRM 移行の共通5ステップ
ご利用中の CRM からデータを取り出す
まずは、現在利用している CRM や顧客管理ツールから顧客データをエクスポートします。多くの場合、CSVファイル形式での書き出しが基本となります。
インポート先となる項目を整理する
顧客名・会社名・メールアドレス・電話番号など、 Zoho CRM 側で使用する項目を事前に確認し準備します。必要に応じてカスタム項目(標準項目ではない項目)を追加します。
Zoho CRM のインポート画面でデータをアップロード
Zoho CRM のインポート機能を使い、エクスポートしたデータをアップロードします。画面の案内に沿って進めるだけで、特別な設定は不要です。
新旧 CRM の項目を紐付け(マッピング)
「会社名」「担当者名」など、元の CRM の項目と Zoho CRM の項目を対応付けします。ドラッグ&ドロップ感覚で容易に設定できます。
取り込み結果の確認・調整
インポート完了後、データの表示や件数を確認します。問題があれば、「インポート履歴」から移行をやり直すことができます。
Zoho CRM では、現在ご利用中の CRM・顧客管理ツールからの移行に関する情報を体系的にまとめています。本ページでは「移行全体の流れ」をご紹介し、さらに各個別ページではご利用中のシステムに応じた最適な移行手順を詳細に解説しています。
主要3 CRM(Salesforce、HubSpot、kintone)からの移行
ここでは、よく利用されているSalesforce、HubSpot、kintone について、移行時の特徴や注意点を簡単に紹介します。
Salesforce からの移行手順
Salesforce からの移行では、データのエクスポート形式を理解することがポイントです。 Salesforce からエクスポートされたZIPファイルは、顧客情報と添付ファイルを関連付ける情報が記載されている「CSVファイル」と、Salesforce の顧客情報に紐付く添付ファイルが含まれる「フォルダ」という構成になっています。
- 顧客・取引先・商談などはCSVファイルに
- 添付ファイルはフォルダにまとめられる
- Zoho CRM 側で項目を整理しながら順番に取り込み可能
HubSpot からの移行手順
HubSpot からの移行は ファイル内の項目を自動で関連付けするAPI移行方式です。HubSpot のデータにアクセスするための「アクセストークン」を発行するだけでHubSpot 側の移行準備が整います。主要 CRM の中でも、比較的シンプルに移行しやすいのがHubSpotです。
- APIを活用した項目の自動関連付け
- スコープとアクセストークンを用意する
- CSV操作が不要なため、作業負担が少ない
kintone からの移行手順
kintone からの移行では、CSV構造と項目タイプの確認が重要になります。アプリごとに項目構成が異なるため、事前に項目の整理をすることでスムーズな移行につながります。
- UTF-8 / Shift-JIS のCSV出力に対応
- フィールドタイプ(文字列・数値・日付など)を事前に調整
- ファイル名や項目名の調整がポイント
| 移行元CRM | 移行方式・特徴 | 移行時の主なポイント | 移行の容易度 |
|---|---|---|---|
| Salesforce | CSVファイル+ZIP構造を用いたデータ移行 | ・CSVと添付ファイルを分けて管理 ・項目整理をしながら段階的に移行 | |
| HubSpot | APIを利用した自動移行方式 | ・アクセストークンを発行する ・CSV操作が不要 | |
| kintone | CSVファイルによるデータ移行 | ・UTF-8 / Shift-JIS 形式のCSV出力に対応 ・項目名の事前整理が重要 |
※表記は一般的な作業負担の目安を示すものであり、データ量や運用状況により変動します。
Excel・紙からの移行~初めての
CRM でも迷わない
Excelで顧客管理をしている場合の移行は最もシンプルです。Zoho CRM では、Excel ファイルをCSVに変換して取り込むだけで、すぐに CRM 運用を始められます。また、紙の台帳やノートで顧客管理をしている場合は、「会社名」「担当者名」「連絡先」など、今後も使う情報だけをExcelに入力してから、CSVに変換して取り込みます。これだけで、デジタル化への一歩を踏み出せます。
- 1
ExcelデータはそのままCSVでインポート可能
- 2
紙データは Excel に入力してから Zoho CRM へ取り込み
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CRM が初めてでも簡単に始められる
新規に CRM の導入を検討されている場合も、こちらをご覧いただくと、CRM 利用開始の手順をご理解いただけます。
Excel・紙データからの移行方法はこちら
Zoho CRM へ移行することで得られる5つのメリット
ここでは、Zoho CRM への移行により期待できる代表的なメリットをまとめてみました。
顧客情報を一元管理できる
顧客情報が Excel、メール、別々の CRM、担当者のメモなどに分散していると、「最新の情報がどれかわからない」「担当者に聞かないと商談の進捗が見えない」といった状態が起こりがちです。チームや担当者ごとに管理方法が異なると、引き継ぎや情報共有にも時間がかかります。
Zoho CRM に移行すると、顧客に関する主要な情報が一か所に集約されます。営業履歴、問い合わせ内容、メールのやり取り、マーケティング施策の反応などが顧客単位で紐づき、最新情報を共有できる状態になります。結果として、情報探しの時間が減り、顧客対応もスムーズになります。
自動化による営業効率化
タスクの登録や進捗管理を手作業で行っていると、「フォロー漏れ」「対応忘れ」「属人化」が発生しやすくなります。営業担当者は入力作業に追われ、本来注力すべき顧客対応に時間を使えません。
Zoho CRM では、営業プロセスに合わせてさまざまな自動化が可能です。 たとえば、
- 商談ステータスが変わったら、次のタスクを自動作成
- 新たに CRM に登録された見込み客について、担当者を自動で割り当て
- 条件に応じてフォローメールを自動送信
など、定型的な業務では人が判断しなくても回る業務が増え、営業は本来の業務に集中できます。
ダッシュボードで状況を即座に把握
営業マネージャーは、売上や商談の進捗を把握するために、Excelを集計したり、各担当者に確認したりすることが多々あります。しかし、これでは、情報収集に時間がかかり、判断が後手に回りがちです。
Zoho CRM のダッシュボードでは、商談数・売上見込み・活動状況などの最新状況が可視化されます。グラフや数値で直感的に把握できるため、状況確認に時間がかかりません。結果として、経営判断や営業戦略の見直しをスピーディーに行えるようになります。
モバイルアプリで、いつでもどこでも CRM 活用
外出先で「情報を確認できない」「帰社してから入力」「メモを後で転記」といった経験はありませんか。Zoho CRM のモバイルアプリを使えば、外出先でも顧客情報の閲覧・入力・更新が可能です。
商談直後に内容を記録し、次のアクションもその場で確認できます。結果として、入力漏れが減り、情報の鮮度も保たれます。
価格体系がシンプルで、維持コストを抑えやすい
CRM を使っていても、機能追加のたびに費用がかかったり、使っていない機能にもコストが発生したりと、「気づいたら高額になっていた」というケースが少なくありません。
Zoho CRM はプラン構成がシンプルで、必要な機能に応じて無理のない選択ができます。初期費用やランニングコストを把握しやすく、拡張も段階的に行えます。その結果、コストを抑えながら、事業成長に合わせて CRM を活用できます。
移行に関するよくある質問
どの CRM/顧客管理システムからでも移行できますか
多くの CRM や顧客管理システムから Zoho CRM へのデータ移行が可能です。CSVでデータを出力できるシステムであれば、CSVインポートによる移行が現実的な選択肢になります。一方、独自システムや構造が複雑な場合は、APIを活用した移行が必要になることもあります。
データが壊れたらどうなりますか?
Zoho CRM には、インポート作業の履歴を管理する「インポート履歴」機能があります。データを取り込んだあとに「項目の対応が違っていた」「想定と異なる内容になっていた」といった場合でも、該当するインポートを選択して、取り込み前の状態に戻すことが可能です。
データ量が多くても移行できますか?
データ量が多い場合でも、Zoho CRM への移行は可能です。データの量や構成によっては、分割移行やテスト移行を前提とした移行計画を立てることで、リスクを抑えながら進めることができます。
使用できない文字はありますか?
インポートするファイル内のデータには、次の文字は使用できません。
二重引用符(ダブルクォーテーション)「"」:項目の区切り文字として機能するため
縦棒「|」
山かっこ「<」「>」
マッピングとは何ですか?難しい作業ですか?
マッピングとは、移行元の CRM にある項目と、Zoho CRM の項目の「どれとどれを対応させるか」を指定する作業のことです。たとえば「会社名」「メールアドレス」「担当者名」などを、画面上で選択して紐付けます。
API移行とは何ですか?専門知識は必要ですか?
API移行とは、CRM 同士を安全に接続し、データを自動で取得・移行する方法です。HubSpot など一部の CRM では、この方式に対応しています。 利用者側で行う作業は、アクセストークン(外部連携用の認証キー)を発行することだけです。プログラミングやコードの知識は必要ありません。
添付ファイルは移行できますか?
はい、添付ファイルも移行できます。ただし、移行元の CRM によって 移行方法や取り扱いが異なります。以下に、代表的な CRM ごとの対応方法を説明します。
| 移行元CRM | 添付ファイルの移行可否 | 移行方法・扱い | 注意点・補足 |
|---|---|---|---|
| Salesforce | 移行可能 | データエクスポート時に、CSVファイルと添付ファイルを含むフォルダがZIP構造で出力され、Zoho CRM 側でCSVの関連情報をもとに正しい顧客・商談に紐付けて取り込み | ファイル数・容量が多い場合は、段階的な移行が推奨される |
| HubSpot | 移行可能 | API移行により、顧客・会社・商談に紐づく添付ファイル情報をまとめて取得・移行できるケースがある | APIのスコープ設定(権限付与)が必要 |
| kintone | 移行可能 | 添付ファイルはCSVとは別に取得し、Zoho CRM 側で該当データに紐付けて取り込む | ファイル数が多い場合は事前整理するとスムーズ |
| Excel・紙 | 条件付きで可能 | PCや共有フォルダに保存されているファイルを、Zoho CRM の顧客・商談データに手動またはまとめて添付 | ファイルと顧客・商談の対応関係を事前に整理することが重要 |
タグも移行できますか?
Zoho CRM でもタグ機能を利用できますが、移行元の CRM によって移行方法が異なります。以下に代表的な CRM ごとの扱いを説明します。
| 移行元CRM | 移行前のタグの扱い | Zoho CRM への移行時の扱い | 補足・注意点 |
|---|---|---|---|
| Salesforce | カスタム項目、チェックボックス、テキスト項目などで管理されているケースが多い | 自動でタグとして移行されないため、項目データとして保持し、Zoho CRM 側でタグまたは項目として再設定 | 事前に「何をタグとして使っているか」を整理するとスムーズ |
| HubSpot | ラベル、プロパティ、リスト条件などで管理 | 標準項目は移行可能だが、タグ相当の情報は自動変換されない場合あり | API移行後に、必要に応じてタグへ再設定 |
| kintone | 複数選択フィールド、文字列(複数行)など | CSV経由で文字情報として取り込まれ、Zoho CRM 側でタグまたは複数選択項目として整理可能 | フィールドタイプの確認が重要 |
カスタム項目(標準項目ではない項目)も移行できますか?
はい、移行できます。ただし、移行元の CRM によって 移行方法や事前に確認すべきポイントが異なります。以下に、代表的な CRM ごとの対応を説明します。
| 移行元CRM | 移行時のカスタム項目の扱い | 移行時のポイント・注意点 |
|---|---|---|
| Salesforce | CSVエクスポート時に、カスタム項目は通常の項目として出力される。Zoho CRM 側で対応する項目を作成し、インポート時にマッピングして取り込む | 項目数が多くなりやすいため、使用頻度の低い項目は事前に整理しておくとスムーズ |
| HubSpot | API移行により、標準プロパティ・カスタムプロパティをまとめて取得し、Zoho CRM 側の項目に対応付けて移行 | CSV操作が不要なケースが多いが、不要なプロパティも含まれることがあるため事前確認が重要 |
| kintone | アプリ内のフィールドがCSVの列として出力され、Zoho CRM 側で項目タイプを合わせて取り込む | フィールドタイプ(文字列・数値・日付など)の不一致に注意 |
顧客の氏名やメール、会社名、商談情報などは、セットで移行できますか?
はい、多くの場合、顧客情報・会社情報・商談情報は関連性を保ったまま移行できます。ただし、移行元の CRM によって 移行方法や注意点が異なります。以下に代表的な CRM ごとの考え方を説明します。
| 移行元CRM | セットでの移行可否 | 移行時の考え方・方法 | 注意点・補足 |
|---|---|---|---|
| Salesforce | 関連性を保って移行可能 | 会社(取引先)→ 顧客(取引先責任者)→ 商談の順にCSVを取り込み、IDや関連項目で紐付け | 取り込み順序が重要。順番を守れば商談が孤立することはない |
| HubSpot | 関連性を保って移行可能 | API移行により、顧客・会社・商談を関連付けた状態でまとめて取得・移行 | CSV調整が不要なケースが多く、比較的スムーズ |
| kintone | 条件付きで可能 | 共通項目(顧客ID・会社名など)を使い、Zoho CRM 側で関連構造を再構成 | アプリ構成が分かれている場合は事前整理が必要 |
文字コードはどれを選べばいいですか?
選ぶべき文字コードは、移行元の CRM やデータの出力形式によって異なります。Zoho CRM は UTF-8 と Shift-JIS の両方に対応 しているため、移行元に合わせて正しく選択すれば、文字化けを防いでインポートできます。以下に、代表的な CRM ごとの考え方をまとめます。
| 移行元CRM | エクスポート時の文字コード | Zoho CRM 取込み時の推奨文字コード | 補足・注意点 |
|---|---|---|---|
| Salesforce | UTF-8(標準) | UTF-8 | 特別な変換作業は不要。通常はAPI移行なので、文字コードを意識する場面はほぼない |
| HubSpot | UTF-8(標準) | UTF-8 | 通常はAPI移行なので、文字コードを意識する場面はほぼない |
| kintone | UTF-8 / Shift-JIS(選択可) | 出力時に選んだ文字コードと同じもの | 出力時と取込み時の不一致に注意 |
| Excel・紙 | 保存形式により異なる | 保存したCSVの文字コードに合わせる | 「CSV UTF-8」で保存した場合は UTF-8、通常の CSV は Shift-JIS になることが多い |
特定のツールからの移行方法も確認できますか?
はい。Salesforce、HubSpot、kintone、紙・Excelなど、移行元が明確な場合は、それぞれに特化した移行手順ページをご用意しています。
Salesforceから Zoho CRM への移行方法
HubSpotから Zoho CRM への移行方法
kintoneから Zoho CRM への移行方法
紙・Excelから Zoho CRM への移行方法

