Zoho CRM のダッシュボード機能とは
ダッシュボードとは、レポートをグラフやサマリー化したものをパネル形式で複数配置する機能です。一つの画面から複数のレポートを確認できるため、売上や活動状況をモニタリングするのに適しています。作成したダッシュボードをCRMのユーザー同士で共有できます。
8つの表・グラフタイプ
ダッシュボードに設置できる表・グラフは以下の8つがあります。
- グラフ レポートを表形式またはさまざまなグラフ形式で可視化します。
- KPI 売上や商談数などのKPI(重要業績評価指標)を登録し、その達成度を表示します。
- 比較 ユーザー間や年度別など指標を設定して結果を比較します。
- 異常検出 データの推移を波グラフで表示し、異常な傾向を検知します。
- 目標 目標値を設定し、パラメータを用いて達成度を表示します。
- ファネル プロセスを定義し、各ファネルごとのデータ推移を可視化します。
- コホート ユーザーの行動をグループ化し、指標ごとに数値化して分析します。
- 象限 2つの指標を設定し座標軸の図を作成し、プロット(点の描画)を設置します。
かんたん作成・カスタマイズ
上記8種のグラフタイプから選択し、レポートをダッシュボードに追加していきます。各種レポートは表示されるサンプルレポートを選択し、データの種類や分析軸を設定することで簡単に作成できます。設置した各種レポートはドラック&ドロップ操作で簡単に配置を入れ替えることが可能です。
豊富なテンプレート
各種レポートにはレポートデザインのテンプレートがあらかじめ用意されています。ご利用になりたいレポートのデザインを選択し、自由にカスタマイズいただけます。
詳細分析(ドリルダウン)
ダッシュボードに設置されたレポートをより詳しく確認したい場合には、項目をクリックしドリルダウンレポートを表示します。これにより、簡単にレポートについて詳しく分析することが可能になります。
検索と共有
作成したダッシュボードに名前を設定し、各CRMユーザーやメンバーと共有することが可能です。ダッシュボード画面には検索ボックスが設置されており、ダッシュボードの名前で検索することが可能です。
ページへの埋め込み
CRMで作成されたダッシュボードはWebページに埋め込むこともできます。公開するWebページのドメインを設定することで、オンラインで共有することが可能になります。
レポート・ダッシュボードの活用方法
- 売上状況や純利益などの販売レポートやコール、タスクなどの活動レポートなど、Zoho CRMではさまざまなレポートを作成できます。
- ここでは、Zoho CRMのレポート・ダッシュボード機能を活用するノウハウや具体的なレポート・ダッシュボードについてご紹介します。
営業部門の生産性向上は
「レポート作成コスト削減」に注力すべき
