Zoho CRM のカスタマイズ性を生かし、Salesforce からのスムーズな乗り換えを実現
短期間で既存フローを再現後、Zohoサービス間連携で事業成長も促進

「もしかしたら他社製品の方が、自社に最適化するかもしれない。」 そう感じても、CRMの乗り換えには躊躇してしまう方も多いのではないだろうか。業務のなかで多少の違和感を抱くことがあっても、すでに定着したツールから乗り換える手間を考慮すると、なかなか決断に踏み切れないのが現状だ。CRMを選定する上では、価格や機能はもちろん、「他社製品からの乗り換えのしやすさ」も重要なポイントとなる。

大学部活動の卒業アルバム制作サービスであるSPOBUMを主軸に、スポーツ領域において複数の事業を展開する株式会社スターフォーム(以下、スターフォーム)。同社は、3年間利用していたSalesforce から、1ヶ月という短期間でZoho CRM への乗り換えを行い、既存フローの再現に成功した。
現在は、Zoho One に含まれる他Zoho サービスとも積極的に連携させ、事業全体のDXも実現しているという。

スターフォーム 代表取締役の山下 晃司氏は、「Zoho CRM でスムーズな乗り換えを実現できただけでなく、固定費の削減などの導入効果を実感しています。また、今後は新規事業の推進にも役立てるつもりです」と、高く評価する。

「Zoho移行の担当者は1名体勢でしたが、スムーズに導入を進めることができました。」
株式会社スターフォーム 代表取締役 山下晃司 氏

――スターフォームの企業概要と事業内容のご紹介をお願いします

山下氏:当社は、大学部活動の卒業アルバム制作サービスであるSPOBUMを主軸事業に、スポーツ領域のITプロダクト事業などを展開している企業です。SPOBUMは創業以来の事業であり、初年度はお客様が10チームほどの規模でしたが、年々事業を拡大し、現在では大学部活動シェアNo.1のアルバムサービスに成長しています。また、WEB上でお客様自身が部活動のフォトブックを作成できるサービスのSPOBOOKも好評であり、年間300を超えるスポーツチームにご利用いただいています。

――その他に、近年、注力している事業はありますか。

山下氏:2019年4月にAI開発部を発足しました。SPOBUMはオーダーメイドの卒業アルバム制作であり、チーム単位の小ロット販売のため、どうしても制作工数が増加してしまいます。そうした制作業務負担を、RPAやAI技術で効率化できるようなサービスを研究・開発しています。当社のアルバム業務だけでなく、世の中のアルバムや本レイアウトの業務フローを変えたいです。

大学部活動の卒業アルバム制作サービス「SPOBUM」

Zoho サービスの利便性に惹かれ、約3年間利用していたSalesforce からZoho CRM に乗り換え

――Zoho CRM を導入する以前に、他のCRMを利用した経験はありますか。

山下氏:2016年頃からkintone を約1年間利用し、2017年頃からSalesforce を約3年間利用しました。もともと、CRMの導入を検討するようになったのは、SPOBUMの制作工程の管理に課題を抱えていたからです。それ以前は、エクセルで案件情報や顧客情報、制作の進捗状況、売上額などを管理していました。ただ、SPOBUMは品質の高いアルバムを提供するために制作工程も複雑になり、さらに顧客数も創業当初に比べて大幅に増加していたことから、手入力での管理には限界を感じていました。

そこで2016年頃に、kintone の利用を開始しました。当時は特に比較検討することなく導入し、実際に運用しながらCRMについての知識を蓄積していこうと考えていました。しかし、kintone では納得できる管理方法が構築できなかったため、1年ほどでSalesforce に乗り換えることになりました。

――その後、Zoho CRM に乗り換えした理由は何でしょうか。

山下氏:既存事業とAI事業で2つのCRMを保有することになりました。その際、既存事業のCRMをしっかりと整理する必要がありました。今必要な機能、未来必要な機能、利用するメンバー、今後の事業展開や拡張性などといった再定義を行なっている際に、乗り換えという選択肢を検討しはじめました。

その結果、選定したのがZoho CRM です。実は、それ以前から、スターフォームでは勤怠管理にZoho People を利用しており、CRMも含めた各種ツールをZoho サービスで統一すれば、データ連携やコストの抑制といった点で効果を得られるのではないかと考えていました。そこで、2020年1月末に、Zoho CRM をはじめとした40以上のアプリケーションが利用できるZoho One を契約し、Salesforce からZoho CRM に移行することに決めました。

導入期間は約1ヶ月。充実のサポート体制で短期間での運用開始を実現

――導入体制や運用開始までの期間について教えてください。

田中氏:導入は、主に私が1人で担当しました。期間としては、2020年1月末にZoho One を契約し、2月末から運用を開始したので、1ヶ月で移行は完了しています。

――ごく短期間で乗り換えを成功させたポイントは何でしょうか。

田中氏:ゾーホーの導入支援が充実していたのが大きなポイントだと思います。CRMの移行においては元データと新しく紐付けるデータでの互換性など複雑な点が多くあります。導入支援ミーティングでは、担当の方に各手順ごとの注意点や要点を教えていただき、移行完了までを丁寧にサポートしていただきました。質問に対しても非常に親身に答えてくださったので、特に困ることなく移行できました。

また、Zoho CRM のカスタマイズ性の高さも早期に移行できた要因だと思います。Zoho CRM はわかりやすいGUIなので直感的に構築ができますし、自動化に必要なカスタム関数も、他のプログラム言語に対する知識があれば簡単に使用できるので、スムーズに導入を進めることができました。

「Zoho CRM はGUIのため構築や改善がしやすく、自社の独特の業務フローも手軽に再現することができます」
株式会社スターフォーム 業務推進部 田中勇希 氏

業務の「入口から出口まで」をZoho CRM 上で完結。コストは3分の1、作業時間は5分の1に削減

――現在、Zoho CRM をどのように活用していますか。

山下氏:かつてSalesforce で運用していた業務は、全てZoho CRM 上で再現できています。具体的には、営業や制作の進捗管理、顧客情報管理、売上額の計算・集計、外注業者への発注、請求書の作成など、まさにSPOBUM事業の「入口から出口まで」の業務をZoho CRM 上で管理しています。また、SPOBOOK事業においても、お問い合わせや資料請求の管理、メールの自動化、顧客情報や売上額の管理に用いています。

田中氏:また、Zoho One に含まれる他のZoho アプリケーションとZoho CRM を連携させて、複数の業務を自動化しています。例えば、Zoho Forms でフォームを作成し、そこから得られる顧客情報をZoho CRM へ自動で取り込みます。そして、取得した顧客データをZoho Campaigns と連携してメルマガ配信するなどです。このようなアプリケーション同士の連携もZohoでは簡単に設定できるので、業務の自動化においても手軽に構築していくことができます。

株式会社スターフォーム様におけるZoho CRM ご利用イメージ

商談の管理画面
顧客情報と商品情報を紐付けて、商談の進行管理を行っている。
制作工程の管理画面
制作工程の進行状況とスケジュールの管理を行っている。
発注書画面
差し込み項目を使用し、発注書作成作業の効率化を行っている。
ワークフローの設定画面
商談成立後、制作工程管理に自動でデータを同期するよう、関数処理を設定している。

――Zoho CRM に、どのような効果を感じていますか。

山下氏:一番感じていることは、「業務効率化」と「コスト削減」の2つです。

業務効率化については、これまでアナログで対応しなければいけなかったDMやメルマガの配信、お問い合わせへの返信や資料請求への対応などが、Zoho CRM と他Zohoサービスとの連携で簡単に自動化できたのは良かったです。アナログな業務フローの頃と比べると、作業時間を5分の1ほどに削減できました。

また、コスト削減効果にもインパクトがありました。Zoho One はSalesforce と比べても3分の1ほどの価格ですし、本来であれば、個別にSaaSなどを契約しなければいけないところ、複数のサービスをオールインワンのパッケージで利用できるのはお得です。固定費を抑えたい経営者の方には相性の良い製品ではないでしょうか。

Zoho CRM の自動化機能をEC事業に活用し、さらなる事業拡大を狙う

――Zoho CRM の評価を教えください。

山下氏: 「使い切れるツール」だと思います。例えば、食べ放題や飲み放題のお店に行っても消化不良の場合ってあるじゃないですか。Zohoはそれが少なく感じました。ITツールを導入しても、価格分だけ機能を使い切っていると実感できることは、なかなかありません。それが、Zoho CRM ではコスト分以上の価値を実感でき、さらにZohoサービス間を連携させることで、より効果を高めることができる。振り返っても、移行を決断して良かったと思っています。

田中氏:私は、Zoho CRM のカスタマイズ性の高さを評価します。例えば、同じ業種や業態の会社であっても、各社ごとにビジネス構造や業務フローは異なるはずです。それらの違いを、一般的なITリテラシーがあれば、Zoho CRM で望むように実現できます。運用担当者としては、そうした優れたカスタマイズ性に非常に助けられたと感じています。

――最後に、スターフォームの事業における今後の展望についてお聞かせください。

山下氏:先ほどもお話しましたが、アルバムの制作業務フローの自動化サービスを研究・開発しています。また、スポーツのEC事業を強化していきたいと思います。今年はコロナ禍でスポーツ業界全体がシュリンクしてしまったので、今までのスポーツの熱狂を取り戻せるような事業展開をしていきたいです。顧客情報や購買情報の土台としてZoho CRM を活用していきます。

田中氏:顧客管理やデータベースとしての機能だけではなく、B Iツールとの連携やDM配信などマーケティングの領域でもZoho CRM は大きな力を発揮すると見込んでいます。そうした施策を可能にするためにも、今後はAPI連携などを活用して、ECサイトや外部アプリケーションをZoho CRM へと連携していきたいと考えています。

株式会社スターフォーム

  • ビジネス: BtoB、BtoC
  • 業種: ITを活用したスポーツサービスの提供及び企業主導型保育施設の運営
  • 従業員数: 12名(2020年10月時点)
  • 所在地: 大阪府大阪市北区中津3丁目7-3ビルコ6F
  • 設立: 2007年
  • URL: https://starform.jp/
 

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