仕訳帳テンプレート
借方と貸方の勘定が繰り返し使われる複数の仕訳帳を作成することはかなり単調かもしれません。仕訳帳テンプレートを使用すると、メモ、仕訳帳の種類、勘定科目、参照番号、プロジェクト名、通貨、および税金を事前に記入できます。
毎回一から新しい仕訳帳を作成する代わりに、特定の仕訳帳に固有の一意の値を入力するだけで済みます。
シナリオ: パトリシアは、組織の各ビジネス取引の後に仕訳帳データを定期的に作成しています。一定の期間を経て、パトリシアは、自分が記録する仕訳の大部分が、現金勘定を借方に計上し、オーナーの資本を貸方に計上する、オーナーの引き出しであることに気付きます。パトリシアは、類似の仕訳帳データを作成する代わりに、仕訳帳テンプレートを作成します。これにより、次回以降、オーナーの引き出しの新しい仕訳帳データを作成する必要がある場合に、仕訳帳テンプレートを使用するだけで済みます。
目次
新しい仕訳帳テンプレートの作成
テンプレートを使用して仕訳帳を記録を開始するには、まず仕訳帳テンプレートを作成する必要があります。以下はその手順です。
- [経理担当者]→[手動の仕訳帳]に移動してください。
- 右上隅にある3点リーダーアイコンをクリックしてください。
- [テンプレートの管理]をクリックしてください。
- [+ 新しいテンプレート]をクリックしてください。
- 仕訳帳テンプレートを作成するために必要な詳細情報を入力してください。
項目 | 説明 |
---|---|
テンプレート名 | テンプレートの名前を入力してください。(必須) |
参照番号 | 仕訳帳に対する識別番号またはコードを入力してください。 |
メモ | 仕訳帳の作成理由を記載してください。(必須) |
仕訳帳の種類 | 勘定の調整が現金主義で行われる場合、[現金ベースの仕訳帳]オプションをチェックしてください。 |
プロジェクト名 | 仕訳帳に関連付けたいプロジェクトを選択してください。 |
通貨 | 仕訳帳を記録する通貨を選択してください。 |
種類に基づく
種類に基づいて仕訳帳テンプレートを作成する場合、貸方と借方の勘定は仕訳帳に自動的に記入されません。したがって、貸方と借方の金額は仕訳帳に手動で入力する必要があります。
- 種類に基づいて仕訳帳を作成するには、[総額を入力してください]をオフにしてください。
金額に基づく
金額に基づいて仕訳帳テンプレートを作成する場合、貸方と借方の勘定と金額が仕訳帳に自動的に記入されます。したがって、借方と貸方の金額は事前に入力されます。
- 金額に基づいて仕訳帳を作成するには、[総額を入力してください]をオンにしてください。
メモ: 貸方の金額と借方の金額が等しいことを確認してください。
- [保存]をクリックしてください。
これで、作成したテンプレートを基にして仕訳帳を作成できます。
仕訳帳テンプレートの使用
作成した仕訳帳テンプレートを使用して、仕訳帳を作成できます。以下はその手順です。
- [経理担当者]→[手動の仕訳帳]に移動してください。
- [+ 新しい仕訳帳]のドロップダウンをクリックしてください。
- [テンプレートから作成]をクリックしてください。
アドバイス: 新しい手動の仕訳帳の作成([経理担当者]→[手動の仕訳帳]→[+ 新 しい仕訳帳])で、右上隅にある[テンプレートの選択]をクリックするか、[設定] →[テンプレートの管理]に移動し、仕訳帳テンプレートの横にある[使用]をクリッ クすることもできます。
仕訳帳テンプレートの管理
仕訳帳テンプレートに関して特定の操作も実行できます。次の操作が可能です。
仕訳帳テンプレートの編集
仕訳帳テンプレートに変更が必要な場合、いつでも編集できます。仕訳帳テンプレートを編集するには、以下の手順に従ってください。
- [経理担当者]→[手動の仕訳帳]に移動してください。
- 右上隅にある3点リーダーアイコンをクリックしてください。
- [テンプレートの管理]をクリックしてください。
- 編集したい仕訳帳テンプレートの横にある[編集]をクリックしてください。
仕訳帳テンプレートの削除
仕訳帳テンプレートを使用しなくなった場合、それらを完全に削除できます。仕訳帳テンプレートを削除するには、以下の手順に従ってください。
- [経理担当者]→[手動の仕訳帳]に移動してください。
- 右上隅にある3点リーダーアイコンをクリックしてください。
- [テンプレートの管理]をクリックしてください。
- 削除したい仕訳帳テンプレートの横にある[削除]をクリックしてください。