人事業務の自動化と一元管理を実現。
社内メールを40%削減し、従業員満足度を87%まで向上|MulticoreWare導入事例

- MulticoreWare
- 業種情報通信
- 従業員数100~500名
- ビジネスB2B
MulticoreWareは、ベイエリアに本社を置く中規模のIT企業で、カリフォルニア、中国、チェンナイ、コインバトールに拠点を展開しています。創業から16年を迎え、現在ではAI分野における重要なプレーヤーとして、ビデオコーデック、ハードウェア性能最適化、クラウドコンピューティング、センサーデータ処理、自動運転モビリティーなどの領域で専門性を提供しています。
グローバル展開の拡大に伴い、同社の従業員数も増加しました。平均年齢26歳という、若くダイナミックでデジタルネイティブな人材が多い組織において、MulticoreWareは、テクノロジーに精通した世代を支えつつ、シームレスな従業員体験を提供できる人事プラットフォームの必要性を認識しました。
「データ、コミュニケーション、あるいは意思決定に関わることがあれば、まず自分にこう問いかけます。これは Zoho でできるだろうか?と。答えが「はい」であれば、その時点で問題はすでに解決しているのです」
CHRO 兼 Chief of Staff、MulticoreWareShashikanth Jayaraman氏
課題
MulticoreWareでは、従来の分断された人事システムが、事業の複雑さに対応できなくなっていることが明らかになりました。同社には、若く多文化な従業員構成、流動的なプロジェクト体制、そして変化し続けるビジネス要件に適合するシステムが求められていました。従業員は、一般的なコンシューマー向けアプリと同等の使いやすさを期待しており、人事チームには、リアルタイムデータにアクセスでき、迅速かつ的確な意思決定を支える柔軟でカスタマイズ可能な仕組みが必要でした。一貫性、個別最適化、説明責任を重視するなかで、MulticoreWareは、従業員を一体化し、事業の成長とともにスケールできるモダンな人事システムが不可欠であると判断しました。
導入の決め手
MulticoreWareのCHRO兼 Chief of StaffであるShashikanth Jayaraman氏にとって、Zoho を選ぶ決断は、単なる業務上の判断ではなく、個人的な経験に裏打ちされた選択でもありました。2つの組織で 10年以上にわたりZoho People を利用してきた同氏は、このプラットフォームに深い信頼を寄せ、その価値を強く支持しています
「Zoho は私たちの州にとって誇りであり、私自身の価値観、そして組織として大切にしている原則とも深く共鳴しています」
Zoho People の柔軟性と競争力のある価格が決め手となり、MulticoreWareは自社の要件に合わせてプラットフォームを導入・最適化しました。一般的な全社一律の評価サイクルを採用するのではなく、社員一人ひとりの入社記念日に基づいた独自の評価サイクルを構築しています。
さらに、グローバルなスキルデータを数秒で取得し、プロジェクトごとの配置状況を可視化、リソースの不足を特定し、適切な人材を最適なプロジェクトへ割り当てるコンピテンシー(スキル)管理システムも構築しました。
メールに直接組み込まれたスマート承認ワークフローにより、社内のメールでのやりとりは40%削減されました。
また、中国チーム向けの中国語(簡体字)対応を標準で備えているため、別のツールを併用する必要がなく、グローバルな業務を単一のプラットフォーム上で統合できています。
「MulticoreWareでは、“120秒以内にデータへアクセスし、タスクを完了できること”を一つの基準にしています」とShashikanth氏は説明します。
「人の集中力は短く、メールも今では一語や一行で済まされる時代です。Zoho People は、定めた時間内にデータへアクセスし、分析し、提供することを可能にし、社内の理解促進と業務の実行力向上につながりました」
同社は、要件の約40%をZoho 上で実現しており、現在では従業員自らが活用範囲を広げ、人事業務に加えて、ITチケット管理、チャットシステム、さらにはアイデア提案の取り組みにまで活用が進んでいます。
導入効果と ROI
Zoho People の導入により、MulticoreWareでは、以下のような大きな変化が見られました。
- サポート部門における説明責任が約75%向上
- 定義されたSLA内で完了する業務の割合が90%に達し、全体の生産性が向上
- サポート部門における従業員満足度が、60%から87%へと大幅に向上
今後の展望
Shashikanth氏は、ポリシーやプロセス、基準には一定の枠組みが必要である一方、人事においては、文化、報酬、評価、採用、エンゲージメント施策など、あらゆる面で「人」を中心に据えた高度なパーソナライズが重要であると捉えています。これらの取り組みをより人間的なものにするためには、信頼性の高いテクノロジープラットフォームが不可欠であり、Zoho People は、以来、同氏にとって信頼できるパートナーであり続けています。
Shashikanth氏は「Zoho People は、私のキャリアの一部です」と語ります。
Zoho People を活用することで、MulticoreWareは、従業員の力をさらに引き出し、人事プロセスの革新を進め、将来の課題にも柔軟に対応していく体制を整えています。
MulticoreWare
- 業種:情報通信
- ビジネス:B2B
- 従業員数:100~500名
