組織の権限
組織アカウントでは、各ユーザーの有するグループ、Zoho Docs、カレンダー権限を制限できます。これらの権限は、[組織の権限]セクションで設定できます。この制限は、Zohoでグループを作成する際、Zoho Docsアプリケーションを使用する際に反映され、各ユーザーがカレンダーアプリケーションを使用するために必要なアクセスレベルを管理できます。
グループの権限
Zoho Mailを使用すると、組織は共通メールアドレスを作成して、共通の目的を持つグループで共有できます。ユーザーに割り当てられた役割に基づいてのみ実行できるように、グループの作成権限を制限できます。
mailadmin.zoho.comにサインインし、[組織の権限]に移動して[グループ]を選択してください。
特権管理者は、組織または個人グループの作成を許可/禁止できます。組織グループまたは個人グループの詳細については、このヘルプページを参照してください。
制限レベルは、組織グループと個人グループごとに[コントロールパネル]から設定できます。
組織メンバーによるグループの作成を許可するか禁止するかに応じて、[組織グループの作成を許可する]のチェックボックスをオン/オフにしてください。オプションから、[特権管理者]、[管理者]、[組織の全メンバー]を許可するかを選択してください。
同様に、[コントロールパネル]のオプションから[個人グループの作成を許可する]も選択できます。
個人グループは、組織外のメンバーを加えて作成することもできます。[組織外ユーザーを含む個人グループを作成する]オプションでこれを許可/禁止できます。
ドキュメントの権限
mailadmin.zoho.comにサインインし、[組織の権限]に移動して[ドキュメント]を選択してください。このセクションから、[ドキュメント]で共有、エクスポート、公開の権限を編集できます。
共有権限:
ユーザーの組織外とのドキュメント共有を許可する - Zoho Docs組織アカウントで作成された文書を組織外のメンバーと共有できるようにするかを選択できます。
組織外からのドキュメント受信をユーザーに許可する - 組織メンバーが組織外から文書を受信できるようにするかを選択できます。
エクスポートの権限:
Zoho Docsからファイルをエクスポートする権限は、役割に応じて制限できます。ドロップダウンリストから[管理者]または[ユーザー]役割を選択できます。
公開権限:
Zoho Docsから、組織内外のドキュメントを公開できます。ドキュメントを公開すると、リンクが生成され、これを使用してドキュメントを共有し、Webサイトやブログに埋め込むことができます。
この権限はコントロールパネルから制限できます。ドキュメントの公開を完全に禁止すること、組織内で制限すること、組織外のユーザーに許可できます。
カレンダー権限
Zoho Mailのコントロールパネルでは、複数のカレンダーの権限を編集できます。
mailadmin.zoho.comにサインインし、[組織の権限]に移動して[カレンダー]を選択してください。編集する権限を見つけ、関連するオプションを選択してください。
通知メールアドレス編集アクセス権 - 予定のリマインダー通知は、「calendar.zoho.com」で選択できるメールアドレスに送信されます。このメールアドレスは編集できます。どのメールアドレスを使用を許可するかを選択できます。任意のメールアドレスを許可する、Zohoアカウントに関連付けられている認証済みのメールアドレスを許可する、他のメールアドレスを許可しない、のいずれかを選択できます。
カレンダーの招待の送受信 - 特定のメンバーを招待したり、Zoho Calendarからの予定への招待を受信したりできます。招待を受送信できるユーザーのアクセスレベルを設定できます。この項目では、全員に許可する、組織メンバーのみに許可する、誰にも許可しないのいずれかを選択できます。
カレンダーに登録 - 公開されているカレンダーに登録して、それらの予定を自分のカレンダーに追加できます。公開カレンダーに登録できるユーザーのアクセス権限はここで設定できます。
カレンダーの共有 - 組織内外の誰とでも公開カレンダーを共有できます。これらのカレンダーへのアクセス権限は、設定した権限によって異なります。カレンダーを共有できるユーザーのアクセス権限はここで設定できます。
カレンダーのインポート/エクスポート - Zoho CalendarでICSファイルをインポートするか、Zoho Calendarからカレンダーの詳細をエクスポートできます。このオプションは、ここで許可/禁止できます。
休日カレンダーの表示 - Zoho Calendarでは、初期設定で地域ごとの休日カレンダーが使用できます。組織メンバーの休日カレンダー表示を許可/禁止できます。
カレンダー用のプライベートURLの生成 - カレンダーを公開したくないユーザーは、プライベートURLを生成して、特定の人物と共有できます。これは、カレンダー権限で許可/禁止できます。
空き/予定あり情報の表示 - 組織メンバーの空き/予定あり状況を他の組織メンバーが表示できます。組織管理者は、ユーザーがこの情報を表示することを許可/禁止できます。許可されている場合、カレンダーが公開か非公開かに関係なく、この情報が表示されます。