請求書の高度なカスタマイズ
Zoho Invoiceは、請求書の管理に有用なカスタマイズ機能を豊富に備えています。このセクションでは、繰り返し請求の設定、貸方票の作成、請求書の損金処理などの作業において実行できる、カスタマイズ可能な設定について見ていきましょう。
このページでは、請求書の形式のカスタマイズ、指定した条件での請求書のフィルタリング、カスタムビューの作成、特定の条件に基づく請求書の並び替えなどの調整やカスタマイズについて説明します。
請求書のカスタマイズ
Zoho Invoiceでは、テンプレートを編集することにより、請求書の形式や表示方法を変更できます。詳細については、「請求書のカスタマイズ」をご参照ください。
請求書のフィルタリング
指定した条件に基づいて、請求書の表示を絞り込むことができます。Zoho Invoiceのフィルタリングの活用について、次の事例で見てみましょう。
シナリオ:チャールズは、請求書の売掛金の回収が滞っていることに気がつき、状況を確認しようと考えます。現時点で期限超過になっている請求書を確認するために、[請求書]タブを開いて、[期限超過] のフィルターを選択します。詳細を確認した後、対象の取引先に支払いのリマインドメールを送ります。
上記は期限超過の事例でしたが、Zoho Invoiceでは、他にもさまざまなシナリオに対応するカスタムビューを作成することが可能です。
初期設定フィルター
Zoho Invoiceで請求書に使用できる初期設定のフィルターは、以下のとおりです。
フィルター名 | 説明 |
---|---|
すべて | Zoho Invoice上で発行されているすべての請求書が表示されます。初期設定では、請求書モジュールにはすべての請求書が表示されます。 |
下書き | 下書きのステータスにあるすべての請求書を表示します。 |
顧客が表示済み | 顧客が顧客ポータルで閲覧したすべての請求書を表示します。またこのフィルターは、顧客ポータルにアクセスできる顧客のみに機能します。詳細については、「顧客ポータル」をご参照ください。 |
一部支払い済み | 一部支払い済みの請求書を表示します。 |
発行済み/期限超過 | 支払期日がまだ先にあるものを含めて、支払いが完了していない請求書を表示します。 |
期限超過 | 支払い期日を過ぎている、未払いの請求書を表示します。 |
ACHの支払いを開始しました | 顧客ポータルやACH決済などを通じた支払い処理を顧客が開始した請求書や、顧客のクレジットカード情報の登録を行った請求書を表示します。 |
支払い済み | 支払いが完了している請求書を表示します。 |
無効 | 無効化した請求書を表示します。 |
カスタムビューの作成
Zoho Invoiceでは、特定の条件に基づいて、新しいカスタムビューを作成できます。カスタムビューを適用する際に表示する項目や列を指定することも可能です。カスタムビューの活用について、先に紹介したチャールズの例で説明します。
シナリオ:チャールズの日常業務において、次のようなシナリオを考えてみましょう。チャールズは、1万円を超えるすべての請求書の詳細を確認したいと考えます。そこでチャールズは、[請求書]タブで、1万円を超える請求書を表示する条件を指定したカスタムビューを作成し、保存します。次回以降に詳細を確認する際、そのカスタムビューを適用して、請求書を表示します。
複数のシナリオの中から1つだけを取り上げましたが、Zoho Invoiceでは、その他の場面にも対応できるように設定可能です。
新しいカスタムビューを作成するには:
- 左側のサイドバーの [請求書] タブに移動してください。または、「Shift + i」 のショートカットキーを利用すると、すぐに請求書タブに移動できます。
- フィルターのドロップダウンをクリックし、リストの最下部にある [+ 新しいデータの一覧] を選択してください。
- カスタムビューの名前を入力してください。
- [条件の設定] セクションで、ドロップダウンから対象の項目を選択してください。
- 次のドロップダウンをクリックし、必要な条件を選択してください。
- 次の欄で適切な値を入力または選択してください。
- 別の条件を追加するには、[+ Add Criteria](条件の追加) をクリックして、上記の3つの手順を繰り返してください。
- [選択した列] テーブルに項目を追加するには、[利用可能な列] テーブルにリストされている各項目の [+] をクリックしてください。
ヒント:フィルタリングされた請求書の一覧は、[選択した列] に追加された項目を基に表示されます。
- このフィルターを表示できるユーザーの対象を指定してください。[自分のみ]、[選択したユーザーと役割のみ]、[全員]のいずれかを選択できます。
- [保存] をクリックしてください。
これで、新しく作成したカスタム項目が初期設定フィルターの下部に表示され、新しい条件に基づいて請求書をフィルタリングできます。
カスタムビューの編集
作成したカスタムビューを編集するには:
- 左側のサイドバーの [請求書] タブに移動してください。または、「Shift + i」 のショートカットキーを利用すると、すぐに請求書タブに移動できます。
- フィルターのドロップダウンをクリックし、編集するカスタムビューを選択してください。
- フィルター名にカーソルを合わせて、鉛筆(編集) アイコンをクリックしてください。
- カスタムビューを編集してください。
- [保存] をクリックしてください。
請求書の並べ替え
請求書を並べ替えて、特定の順番で表示することができます。請求書モジュールで利用可能なすべての並べ替えオプションは、以下のとおりです。
並べ替え | 説明 |
---|---|
作成日時 | 作成日時の最新順または古い順に請求書を表示します。 |
最終更新 | 最後に編集された請求書が先頭に表示されます。その逆の順でも並べ替えられます。 |
日付 | 日付の最新順または古い順に請求書を表示します。初期設定では、最新順に表示されます。 |
請求書番号 | 請求書番号の昇順または降順に請求書を表示します。 |
顧客名 | 顧客名のアルファベット順またはその逆の順に請求書を表示します。初期設定では、アルファベット順に表示されます。 |
支払い期限 | 支払い期限の最新順または古い順に請求書を表示します。初期設定では、最新順に表示されます。 |
総額 | 請求書の合計金額の昇順または降順に並べ替えます。 |
残額 | 請求書残高の昇順または降順に並べ替えます。 |
請求書を並べ替えるには:
- 左側のサイドバーの [請求書] タブに移動してください。または、「Shift + i」 のショートカットキーを利用すると、すぐに請求書タブに移動できます。
- 画面右上にある3点リーダーアイコンをクリックしてください。
- 並べ替えオプションから、対象のオプションを選択してください。
- 並べ替えの順を逆にする場合は、同じオプションをもう一度選択してください。アルファベット順をその逆の順に、または昇順を降順に切り替えることができます。
ヒント:別の方法として、項目名を直接クリックすると初期設定の順に、もう一回クリックするとその逆の順に並べ替えることが可能です。