スーパーでアイスを購入しようとしたら、価格が提示されていなかったとします。
店員に尋ねても、明確な回答はなく、次のような質問が返ってきました。
- 住宅ローンの返済状況はどうなっていますか?
- 年収はいくらですか?
- 車を所有していますか?
そして店員は、あなたの回答に合わせてアイスの価格を提示してきました。
「なぜ自分の経済状況に合わせたアイスの値段を提示するのか」、「なぜ定価は教えられないのか」と疑問に思うでしょう。
Process Street が250社を対象に行った調査結果では、8割以上の企業が自社製品の価格を掲載していないとしています。
CRMツールでも、
価格が提示されないことが一般化しています
多くのCRM提供ベンダーも、意図的に価格を開示していません。そこには、2つの理由があります。
競合と比較されることを危惧している
価格を提示することで、他CRMツールとの価格比較が行われることが一般的です。多くのCRMベンダーは、価格と提供できるパフォーマンスで他社と比較されることを恐れています。
実際のコストを知られたくない
価格を不透明にしておくことで、販売側は後から予定価格を上回る追加料金を提示することができます。たとえば、オプション機能や、従量料金、データ容量やメンテナンスにかかるコスト、機能拡張にかかるコストなどです。
これは、理想的な
ビジネスの形とはいえません。
多くのCRMベンダーが価格の透明化できていません。資金力を元に、
同じ製品の購入で異なる価格で提示されることは不適切なモデルです。
多くの企業が価格を可能な限り非公開にすることが利益の最大化につながると考えています。これにより、価格や見積もりに含める内容を変更することが柔軟にでき、その結果、要件による追加金額の提示を行う必要性を回避しています。
不当な価格でCRMツールを契約しないために
多くのCRMツールは、ベンダーから直接ではなく代理店を経由して契約します。契約をする前に、CRMベンダーに対して以下の質問をしてください。
- 見積りを依頼し、価格の内訳が記載されていることを確認します。
- ライセンス費用以外の追加費用を把握します。従量費用や、他ツールとの連携手数料、SLA、導入初期費用、カスタマイズ費用の詳細を確認します。
- 複数のCRMベンダーの見積りと比較します。
- CRMベンダーと契約締結が必要かを確認します。また契約内容や柔軟性を確認します。例えば、契約期間中に利用ユーザー数が減った場合、年間コストも変更できるかなども確認します。
- 導入にかかる工数を確認します。他のCRMベンダーと、導入期間・工数を比較して、適切さを判断します。
- モバイルアプリを利用する際に、追加費用が必要かを確認します。
- ストレージのコストが契約期間中に変動する可能性を確認します。変動する場合は、5年間の想定からどの程度の見積りになるかを確認します。
- 導入後、他のCRMベンダーへ移行(乗り換え)ができるか、その難易度を確認します。また、データのバックアップ方法も確認します。
明確な回答が得られるCRMツールの導入をおすすめします。
多くのCRMベンダーは、契約前であればこれらの質問に応じます。
Zoho CRM は、
こうした常識を変えたいと考えています。
潤沢な予算を確保できる大企業であっても、長期的なコストやもたらされる結果から考えるとポジティブな結果にはつながりません。
また、コストを抑えたい企業にとっては、不幸な結果を招く危険な環境となっています。
Zoho CRM の価格設定は、
透明性を維持しすべてを公開しています。
利用規約にもベンダー優位な意図的な記載はありません。
これが、Zoho CRM が創業以来、評論家やレビューアグリゲーター、そしてユーザーから称賛され続けている理由です。
Gartner MQ- CRMの分野でビジョナリー(先駆者)として選ばれました
Zoho CRM は、強固なソリューション提案、卓越した顧客体験、市場での存在感の向上が評価され、「ビジョナリー(先駆者)」に選出されました。
※ガートナー社のマジック・クアドラント(市場調査レポート)
PCMagのビジネスアワード・CRM部門を受賞しました。
PCMagの調査によると、Zoho は最も推奨されるCRMであり、全てのCRMベンダーの中で、NPSスコアがプラスとなった唯一の企業です。
ソフトウェア業界にはびこる「価格の不透明性」を見直すときです。
Zoho CRM はまだ「世界を席巻した」とまでは言えませんが、私たちは常に理想を追及しています。
それが、我々が世界で信頼されるCRMである理由です。