Zoho CRM の役職・権限設定機能とは
CRMには、企業のすべての顧客情報が登録され、その各顧客に対する活動や商談情報などが管理されます。これには、情報が1箇所に集約されるというメリットがある一方で、各担当者にとって直接関係のないデータが増えるために業務運営を停滞させ、さらには誤操作や情報漏えいのリスクを高める可能性があります。Zoho CRMでは、自社の組織図を登録して、役職に応じたデータの共有範囲を設定できます。また、ユーザーごとに操作権限をコントロールできます。
Zoho CRMの役職・権限設定機能のメリット
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権限を簡単かつ分かりやすくコントロールできる
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異動などの体制変更にも柔軟に対応できる
組織図の登録
Zoho CRMでは、各ユーザーの役職を明確にした組織図を設定できます。これをもとに、組織階層に応じてCRMデータの共有範囲をコントロールすることが可能です。また、ユーザーごとに操作権限を変更することもできます。
役職の変更
異動や昇格などによって役職が変更された場合も、CRM上での役職を簡単に変更できます。アカウントの管理者がZoho CRMで役職を更新するだけで、全ユーザーのCRM環境に変更が適用されます。
データの共有設定
Zoho CRMでは、上司と部下の間で自動的にデータを共有できます。また、同じ役職間でのデータ共有を設定することも可能です。このように、CRMに登録されるデータを一つずつ操作することなく、自動的に共有することができます。
権限設定
権限設定では、権限に応じてCRMのタブごとにデータを閲覧、作成、編集、削除する権限をコントロールできます。また、メールの送信やインポート・エクスポートなどの操作権限についてもコントロールできるため、データの誤操作や漏洩リスクを回避することが可能です。
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