イベントアンケート
イベント運営において、参加者からのフィードバックは非常に重要です。実施イベントが成功したか、実施目的を達成できたかを測ることが難しい中、参加者は満足したのかや不満に思った点はないかなど、フィードバックから客観的なイベントの評価を得ることができます。
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事後アンケートで、イベントを成功に導く
イベントの参加者(出席者、スポンサー、その他の関係者)の記憶が新しいうちに、その体験について感想を尋ねることは重要です。事後アンケートから得られた知見は、イベント責任者にとって今後同様のイベントを企画・開催する際に役立ちます。またこのアンケートは、プロジェクト管理や予実管理の改善にも役立ち、これは今後のROI向上にもつながります。
プロジェクトを効率よく計画
イベントの成功は、プロジェクトの計画に大いに左右されます。イベント後のアンケートは、今後も継続すべきすべき、または変更すべき計画の側面を特定するのに役立ち、今後のイベントへのアプローチを改善できます。
参加者からフィードバックを入手
参加者がイベントのどこを気に入ったか、どこに不満があるかを把握しましょう。イベントから得られた体験は人により異なるため、それぞれの参加者が最も気に入った点を確認することも重要です。たとえば、イベント後にノベルティなどの記念品を渡すのは費用の無駄遣いと考えていたら「ノベルティによりイベントがさらに特別なものになった」と答える回答者がいるかも知れません。
さらに多くのスポンサーを獲得
適切なスポンサーを集めることができれば、イベントのROIをさらに向上できます。アンケートは、主催者がスポンサーの期待やニーズを理解し、それに応じてスポンサーシップのオプションを調整するのに役立ちます。
最適な会場選定
会場は、イベントの成功を左右する大きな要素のひとつです。参加者が多い場合には、ホールなど広いスペースが理想的ですが、食事や比較的少人数の集まりには、宴会場の方が適しています。イベント後のアンケートでは、選んだ会場の長所と短所を把握することができ、今後のイベントを計画する際に役立ちます。
参加者の満足を維持
宿泊型イベントという手法は、ホテルとの契約を有利に交渉できますが、宿泊先を自分で選択したい参加者には歓迎されません。アンケートを実施すると、宿泊や食事に対して、参加者の意見をかんたんに入手できます。
よくある質問
1. イベントアンケート作成のベストプラクティスは?
効果的なイベントアンケートを作成するポイントを3つ紹介します。
- 簡潔で分かりやすい質問をする質問文はシンプルで短く、会話文のような分かりやすい表現を心がけましょう。揃えられる言い回しはなるべく統一したり、重要な部分を強調することで、回答者の負担やストレスを軽減しながら、質問文の誤読や回答ミスを減らすことができます。
- 質問数を絞るある調査結果によると、イベントアンケートでは、7~10個の質問が最適とされています。質問数が多い場合、アンケートの目的を決めて重要度によって質問の取捨選択をしましょう。
- 自由回答形式の質問は最低限に自由回答の質問は、回答者の率直な意見を聞きやすい一方で、回答に負担がかかります。アンケートでは、多肢選択式の質問を活用し、自由回答形式はなるべく減らしましょう。
2. イベントアンケートはいつ送信すべきですか?
イベントアンケートの配信時期は、次の2つのタイミングがあります。1つめはイベントの直後で、関係者の全体的な感想を入手できます。2つめはイベントの1週間後で、回答から貴社とそのサービスに純粋に関心がある人を特定できます。