Cloudflare DNSのDNSレコード設定

Zoho Mailには、Cloudflare DNSでドメインの所有権を確認し、メール配信を設定するための複数のオプションが用意されています。

Cloudflare DNS - 認証用TXTレコードの追加

DNSマネージャーがCloudflareのものである場合は、次の手順に従い、認証のためにCloudflareでTXTを追加します。

  1. ドメインの購入に使用した認証情報を使用してCloudflareアカウントにサインインします。
  2. TXTレコードを追加するドメインを選択し、[DNS]をクリックします。
  3. [DNS管理]までスクロールし、[レコードの追加]をクリックします。
  4. [タイプ]リストから[TXT]を選択します。
  5. TXTレコードの詳細を入力します。 
    • [ホスト]項目に「@」と入力します。
    • [TXT値]項目に、Zoho Mail管理コンソールで生成したTXT値を入力します。
  6. [保存]をクリックします。
  7. mailadmin.zoho.comのページに戻り、[TXTで認証]をクリックします。
  8. DNS情報が正しくプロパゲート(伝播)されていれば、ドメインは認証されます。次の手順に進み、ユーザーアカウントを作成することができます。 

Cloudflare DNS - 認証用CNAMEレコードの追加

DNSマネージャーがCloudflareのものである場合は、次の手順に従い、認証のためにCloudflareでCNAMEを追加します。

  1. ドメインの購入に使用した認証情報を使用してCloudflareアカウントにサインインします。
  2. TXTレコードを追加するドメインを選択し、[DNS]をクリックします。
  3. [DNS管理]までスクロールし、[レコードの追加]をクリックします。
  4. [タイプ]リストから[CNAME]を選択します。
  5. [名前]に、Zohoのドメイン認証ページで生成されたコードを入力します(例:zb12345678)。
  6. [ターゲット]に、Zoho Mail管理コンソールから[CNAME値/参照先/宛先]項目の値を入力します。
  7. [プロキシステータス][DNSのみ]に設定します。
  8. [保存]をクリックします。
  9. 関連するCNAMEレコードが自動的にドメインに適用されます。

MX、SPF、DKIMの各レコードの更新 - Cloudflare DNS

ドメインのDNSマネージャーがCloudflareでホストされている場合は、次の手順に従い、メール配信のためにドメインのMXレコードを追加し、ドメインのメールアドレスを使ったなりすましを防ぐためにSPFレコードとDKIMレコードを追加します。 

  1. ドメインの購入に使用した認証情報を使用してCloudflareアカウントにサインインします。
  2. TXTレコードを追加するドメインを選択し、[DNS]をクリックします。
  3. [DNS管理]までスクロールし、MXレコードが既存する場合は削除します。
  4. [レコードの追加]をクリックします。
  5. MXレコードを追加するには、[タイプ]ドロップダウンメニューから[MX]を選択します。 
  6. [名前]項目に「@」と入力します。
  7. [メールサーバー]項目に「mx.zoho.com」と入力し、[優先度]項目で「10」を選択して、[保存]をクリックします。
  8. 同じ手順に従い、2番目と3番目のMXレコードと、その優先度を追加します。

    メモ:

    • Cloudflareにおけるレコードの値は、Zoho Mail管理コンソールの[DNSマッピング]ページに表示されます。DNSマネージャーの各項目に値をコピーして貼り付けることができます。
    • 以前のメールプロバイダに関連付けられているMXレコードは、すべて削除してください。他に既存のMXレコードが存在すると、Zoho Mailと競合してメール配信に影響を与え、配信されたメールが完全に失われてしまいます。詳細はこちら
    • MXルックアップツールで確認した際に、次のMXレコードが返される必要があります。 
      • mx.zoho.com
      • mx2.zoho.com 
      • mx3.zoho.com
  9. SPFレコードを追加するには、[レコードの追加]をクリックし、[タイプ]ドロップダウンリストから[TXT]を選択します。
  10. 名前/ホストに「@」を入力します。
  11. [TXT値]項目に「v=spf1 include:zoho.com ~all」と入力し、[保存]をクリックします。
     

    メモ:

    • Cloudflareにおけるレコードの値は、Zoho Mail管理コンソールの[DNSマッピング]ページに表示されます。DNSマネージャーの各項目に値をコピーして貼り付けることができます。
    • Zoho Mailのみを使用してメールを送信する場合は、DNSから他のSPFレコードの種類をすべて削除してください。すべての変更を保存するには、もう一度[変更を保存]をクリックします。
    • 複数のSPFレコードがあると、SPFチェックが中断され、その結果SPF検証が失敗して、メールが受信サーバーで迷惑メールに分類される場合があります。詳細はこちら
       
  12. DKIMレコードを追加するには、TXTレコードを追加するオプションを探し、[追加]をクリックして、[タイプ]ドロップダウンリストから[TXT]を選択します。
  13. [ホスト]項目で、値「zoho._domainkey」(セレクターによって異なる)をZohoの[ドメイン設定]ページからコピーし、ドメインのDNSページに貼り付けます。
  14. [参照先/値]項目で、Zoho Mailの[ドメイン設定]ページから値「v=DKIM1; k=r**; p=***************....****」をコピーし、ドメインのDNSページに貼り付けて、[保存]をクリックします。
     

    メモ:

    • DKIMレコードが反映されるまでには4~48時間かかる場合があります。DKIMレコードの有効性はこちらで確認できます。
       
  15. すべてのレコードの[TTL]項目で(編集可能な場合)可能な限り短い時間を選択することで、変更を早期に有効にできます。

3つのレコードをすべて追加したら、Zoho Mailのドメイン設定ページに戻り、[すべてのレコードの認証]をクリックします。MXレコードの認証に成功し、メールが届くまでに約1~2時間、SPFレコードとDKIMレコードの反映に4~48時間かかる場合があります。 

必要な情報は見つかりましたか?

メールお問い合わせ窓口:support@zohomail.com