Zoho Inventory内のデータ連動チャット

データ連動チャットを利用すると、Zoho Inventory内の取引、連絡先、商品、プロジェクトに関するやりとりを他のユーザーとすることができます。この機能は、チャットアプリであるZoho Cliqによって提供されています。

データ連動チャットの仕組み

データ連動チャットは、Zoho Cliqのチャットバーを使用してZoho Inventory内でチャットを行うための機能です。チャットバーが有効な場合、データ連動チャットアイコンをクリックしてZoho Inventoryのユーザーを参加者として追加するだけで、簡単にチャットルームを作成できます。一度作成するだけで、Zoho Inventory内からZoho Cliqアカウントの連絡先と音声通話やビデオ通話を行うことができます。

データ連動チャットのメリット

• 特定の参加者と取引や記録についてチャットすることができます。
• データ連動チャットでユーザーがチャットを開始するたびに通知が送信されます。
• 画像やドキュメントを共有できます。
• Zoho Inventory組織のユーザーと音声通話やビデオ通話をすることもできます。

データ連動チャットの作成

下記に記載されたタブからデータ連動チャットを開始できます。

商品、顧客、見積書、受注書、請求書、貸方票、仕入先、経費、発注書、受取請求書。これらのタブで取引を作成する権限を持つユーザーは、データ連動チャットを作成できます。

データ連動チャットを作成するには：

• 画面左側のメニューからデータ連動チャットを作成するタブを選択します（例：請求書）。
• 請求日画面から表示される取引一覧から一つの取引を選択します。
• 画面右上にあるデータ連動チャットアイコンをクリックします。
• ［チャットを開始する］ボタンをクリックします。

• Zoho Inventoryのデータ連動チャットはZoho Cliqによって作動するため、この機能を使用するにはZoho Cliqのチャットバーを有効にする必要があります。以下の手順で、チャットバーを有効にしてください。

1. Zoho Inventoryでチャットバーが無効になっている場合、チャットバーを有効にするためのポップアップ画面が表示されます。その画面で［有効にする］をクリックします。

2. 上記の記載と同様に、Zoho Cliqアカウント内の他のZoho AppsでZoho Cliqチャットバーの使用をオフにしていた場合、チャットバーを有効にするためのポップアップが表示されます。［有効にする］をクリックします。

• チャットバーを有効にした後、適切なタイトルを入力し、ドロップダウンから参加者を選択します。ドロップダウンにはZoho Inventory内のユーザーのみが表示されます。

• ［作成する］をクリックします。

新しいチャットルームがチャットバー内で開き、選択した参加者とのチャットを開始できます。データ連動チャットアイコンをクリックするか、下部に表示されるチャットバー内をクリックすることで、作成されたチャットルームの一覧ストを表示できます。また、チャット内の添付アイコンをクリックすることで、ドキュメントや画像を共有することもできます。

チャットのタイトルの編集またはチャットの削除

チャットのタイトルを編集したり、データ連動チャットを削除したりすることができます。方法は以下のとおりです。

• 編集または削除を行いたいタブに移動します（例：請求書）。
• 取引を選択し、画面右上にあるデータ連動チャットアイコンをクリックします。有効なチャットの一覧が表示されます。
• チャットのタイトルを編集するには、該当するチャットの横にある編集アイコンをクリックします。
• チャットを削除するには、該当するチャットの横にある削除アイコンをクリックします。

データ連動チャットの参加者の追加または削除

データ連動チャットの参加者を追加または削除することができます。方法は以下のとおりです。

• 編集または削除を行いたいタブに移動します（例：請求書）。
• 取引を選択し、画面右上にあるデータ連動チャットアイコンをクリックします。有効なチャットの一覧が表示されます。

• 参加者を追加するには、チャットの横にある参加者アイコンをクリックし、ドロップダウンから参加者を選択します。
• 参加者を削除するには、チャットの横にある参加者アイコンをクリックし、削除したい参加者の横にある削除アイコンをクリックします。