なかなか使われない社内SNS

HR総研の調査によると、最も利用されているコミュニケーション手段は「メール」で81%を占めています。これに続く
のは「対面」で70%、さらに「対面での会議・ミーティング」が66%となっています。一方、ブログや社内SNSの利用率
はわずか6%にとどまり、非常に低い結果となっています。

利用の多い社内コミュニケーション手段

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(出典:社内コミュニケーションに関する調査 / HR総研)

メールと異なり、社内SNSは一見すると業務に不可欠とは思われにくく、その利用率を一定水準まで引き上げることは決
して容易ではありません。では、”閲覧されない”、”使われない”社内掲示板を導入してしまわないためにはどうすればよいのでしょうか。
ここからは事例を元に、そのポイントを探ります。

事例① 事務局がコメント対応、SNSの心理的安全性を確保

NECでは、2021年に環境課題で意見を出し合う社内SNSを立ち上げました。国内のNECグループ社員であれば誰でも参加
できるようにしたところ、参加者数は3年で1800人を超えています。
SNSの活性化に向けて、事務局が特に工夫した点は「心理的安全性の確保」だったそうです。
新たに参加したユーザーが自己紹介をされた際には、事務局が必ずコメントを返すよう徹底されています。また、批判的
な発言は控えるようお願いし、安心して参加できるコミュニティづくりに努めました。プレスリリースなどを配信した際
には共有し、「皆で喜びを分かち合う場」として活用されています。
同社では国内IT企業としては初となる「TNFDレポート」を発行していますが、ここでも社内SNSを活用して有志のメンバーを募りました。すると、一般的に作成に半年以上費やす企業も多いTNFDレポートを、わずか3カ月で完成させることができたそうです。

POINT①「心理的安全性」の確保

こちらの事例のポイントは、事務局を中心に社内SNS参加に対する心理的安全性を担保している点です。
社内SNSにおける心理的安全性とは、従業員が恐怖や不安を抱くことなく、自分の意見や質問、懸念、さらにはミスを率 直に共有できる環境を指します。
心理的安全性を確保するための工夫としては、「いいね」や絵文字を活用したフランクなコミュニケーションの促進、継 続的なルールやマナーの啓発活動、そして過度に批判的な投稿に対する適切な監視などが挙げられます。

Zoho Connect は誰もが安心して利用できる社内SNSです

Zoho Connect は、全世界6,000社、100万人以上のユーザーが利用する、掲示板機能を備えたグループウェアです。現場が
求める軽快な操作性と、モバイル対応、そして翻訳機能を完備しながら、圧倒的な低コストで提供されており、グルーバ
ル企業や多国籍企業のコミュニケーション課題を解決できるツールとして、多くの企業に選ばれています。
「いいね」や「コメントバック」機能を備え、誰もが直感的に操作できるフィード機能は、社内掲示板として理想のイン
ターフェースを提供します。

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また、便利なマニュアル機能も完備されており、社内SNSの利用ガイドラインを共有できる他、社員同氏のノウハウ共有
にも活用できます。

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事例② CIO自らが参加し、参加意識を醸成

富士通は2016年に社内基盤をオンプレミスからクラウドへ全面的に移行する方針を決定し、その取り組みの一環として社
内SNSを導入しました。
導入当初は社員の自主性に委ねていたため、活用の場面は限られていたといいます。
そこで、CIO自らが「社内SNSをもっと活用しよう」と呼びかけ、積極的に情報発信を行い、社員一人ひとりに対して丁
寧に返信する取り組みを始めました。社員が何かをSNSで報告するたびに、「いいね」や「その調子で頑張って」といっ
た反応を返すことで、利用者のモチベーションが大いに向上しました。
その結果、同社の社内SNSの利用者はグローバルで10万人に達し、約9割の社員が日常的に活用するツールとなりまし
た。これにより、社員同士の化学反応が急速に生まれ始めています。コミュニティの数も1万を超え、従来はマニュアル
の読解に1時間かかっていた作業が、動画の活用によってわずか5分で済むケースも増加しているそうです。

POINT②「参加意識」の醸成

社内掲示板は、導入したあとの運用が大切です。特に社員の参加意識の醸成は重要なテーマです。参加意識を高め、社内
掲示板を迅速に定着させるためには、トップダウンのアプローチが有効です。
社内掲示板の立ち上げに際してはプロジェクトチームには各部署から参加してもらい、支店全体で作り上げる体制を構築
するのも良いでしょう。
経営トップや管理職が率先して参加を呼びかけ、自らも積極的に投稿する姿勢を示すことも非常に効果的です。

Zoho Connect は参加意識を醸成する双方向型の社内SNSです

Zoho Connect は、経営層からの情報発信を補助する機能を数多く内包したグループウェアです。
例えば、参加者数の上限を設けずに、オンラインによる全社ミーティングやライブイベントをかんたんに配信できます。

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役員やリーダーとのインタラクティブなQ&Aセッションを配信することで、
あらゆる社員が最新の開発状況や企業情報を把握でき、成長力のある優れた企業文化を醸成できることでしょう。

事例③ 投稿グループの
管理とメッセージ機能で利用率を改善

うどん専門店「丸亀製麺」などを展開するトリドールは、店舗や部下から日々届く多種多様なメールの処理に悩んでいました。そこで、情報共有のために社内SNSを導入。これにより、管理職の情報整理の負担を軽減するとともに、会議の削減など働き方改革にもつなげています。しかし、社内SNSを導入しただけで効果的な活用が実現したわけではありませんでした。

当初は、全社員が閲覧できるグループと、部署ごとに業務を進めるためのグループしか存在しなかったため、管理職からは「人事など機密性の高い情報をやり取りしたいが、全社員が見られる場所には書き込めない」といった声が上がっていたそうです。
そこで、管理職のみが参加可能なグループを新たに設置し、書き込みのハードルを下げるとともに、特定のユーザー同士で対話ができる「メッセージ」機能の活用を利用者に促すなどの施策を実施しました。

その結果、利用率が向上し、従来の定例会議や調査報告書も廃止されるように。社内SNSを通じて活発な意見交換が行われ、「出入り口の床の清掃方法」といった店舗運営のノウハウ共有が進みました。また、社内SNSから生まれたアルバイト店員のアイデアによる求人広告がSNS上で拡散され、課題となっていた若年層アルバイトの採用に大きな効果をもたらすなど、多くの成果が報告されています。

POINT③「投稿範囲」のコントロール

社内SNSを運用する際に、忘れてはならない重要なポイントの一つが「投稿範囲」の管理です。
社内SNSを利用するメンバーは、業務内容はもちろん、勤務場所や勤務形態、勤務時間もさまざまです。特に社員数の多
い企業では、日々の投稿数が増加し、フィードをすべて確認しきれない状況が生じています。
紙の社内報や一斉メールでは、こうした違いを一括りにして社内情報を共有せざるを得ませんでした。社内SNSの強み
は、情報の送り先をターゲットごとに管理し、絞り込める点にあります。
その部署の担当者や関連部署に必要な情報を適切に配信することで、コンテンツの有用性を向上させましょう。このよう
な運用が徹底されれば、社員にとって掲示板が価値あるものとなり、自然と閲覧や投稿の頻度が高まっていきます。

Zoho Connect は投稿範囲の管理に優れた社内SNSです

Zoho Connect は、投稿の公開範囲の管理にも優れています。特にチャンネル別のディスカッションやグループ機能は、配信の対
象を関心のあるメンバーだけに限定し、多様なメンバーの意見やアイデアを効果的に集約するうえで大いに役立つでしょう。

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※本資料は各社製品ページの情報(1)~(3)をもとに作成しています。なお、製品の実際と異なる場合においても、弊社では責任を負いかねます。

(1) https://www.alterna.co.jp/128084/

(2) https://www.microsoft.com/ja-jp/customers/story/1648003480751867515-fujitsu-professional-services-microsoft365-jp-japan

(3) https://xtech.nikkei.com/it/atcl/column/16/040600079/040600001/

※掲載情報は2025年9月23日時点のものです。最新情報につきましては、必ず各社にお問い合わせのうえご確認ください。

※本ページ/本文書に記載されている会社、ロゴ、製品の固有名詞は各社の商号、商標、または登録商標です。