経営概要

    経営概要レポートでは、特定の期間における会社の業績や健全性を包括的に把握できます。これらのレポートでは、組織の売上、経費、利益、キャッシュフローが要約されます。

    組織の財務状況を評価するために生成できる各種経営概要レポートを見ていきましょう。

    損益計算書

    このレポートでは、特定の期間に事業で発生したすべての利益と損失を包括的に確認できます。また、営業経費と営業外経費の概要も含まれます。

    このレポートを表示する手順は、次のとおりです。

    • 左サイドバーの[レポート]に移動します。
    • [経営概要]レポートに移動し、一覧から[損益計算書]レポートを選択します。

    このレポートに含まれる各セクションを見ていきましょう。

    営業収益
    顧客と組織との間のすべての売上取引から受け取った金額です。

    売上原価
    顧客に販売する商品の購入または製造にかかったすべての費用です。

    営業経費
    事業で発生した経費です。経費を記録する際に、その追跡用として経費勘定を選択した場合、ここに表示されます。Zoho Booksの経費勘定には、広告/マーケティング、接待交際費、自動車経費、宿泊費などがあります。

    営業外収益/経費
    組織内の活動のうち、本業の営業活動に含まれない活動から発生した収益または経費です。たとえば、事業が受け取った配当金や通貨換算による損失は、営業外収益/経費に該当します。

    メモ:レポート内の任意の勘定科目をクリックすると、詳細な概要を表示できます。

    このレポートをカスタマイズする手順は、次のとおりです。

    • ページ右上の[カスタマイズ]アイコンをクリックします。

    次の2つのセクションがあります。

    • 全般
    • 列の表示、非表示

    全般

    全般では、次のフィルターに基づいてレポートをカスタマイズできます。

    フィルター説明
    [日付範囲]レポートを生成する期間を選択します。現在または前の期間/年を選択するか、任意のカスタム期間を指定できます。
    [レポートの基準]レポートの会計方法を選択します。

    発生主義:取引が作成された時点で値が生成されます。
    現金主義:現金を受け取った時点で値が生成されます。
    [勘定科目のフィルター]レポートに表示する勘定科目を絞り込みます。
    [比較]レポートを特定の期間/年、レポート用タグ、またはプロジェクトと比較できます。
    [詳細フィルター]プロジェクトなどの追加フィルターに基づいて、レポートをさらに絞り込めます。

    列の表示、非表示

    このセクションでは、レポートに表示する列を選択できます。

    • [利用可能な列]セクションで、追加する列にカーソルを合わせ、その横にある[+]アイコンをクリックします。
    • [選択済みの列]セクションでは、レポートの既存の列を確認できます。選択した列の順序は、ドラッグ&ドロップで変更できます。
    • レポートを表示するには、[レポートの実行]をクリックします。レポートを保存して後で表示するには、[カスタムレポートとして保存]をクリックします。

    キャッシュフロー計算書

    キャッシュフロー計算書レポートは、特定の期間における会社の現金の流入と流出の詳細な概要を示す財務書類です。営業活動、投資活動、財務活動において現金がどのように生み出され、使用されたかを示し、会社の流動性と財務状況を把握するための有用な情報を提供します。

    このレポートを表示する手順は、次のとおりです。

    • 左サイドバーの[レポート]に移動します。
    • [経営概要]レポートに移動し、一覧から[キャッシュフロー計算書]レポートを選択します。

    このレポートに含まれる各セクションを見ていきましょう。

    営業活動によるキャッシュフロー
    組織が行う事業活動は営業活動と呼ばれます。これらの活動から生み出された金額は、純利益、売掛金、在庫資産などの勘定科目に記録されます。

    投資活動によるキャッシュフロー
    事業では、円滑な運営のためにさまざまな資産に投資する場合があります。これらの活動から生じたキャッシュフローがここに表示されます。たとえば、オフィスの新しい支店用に文房具や家具を購入する場合などが含まれます。

    財務活動によるキャッシュフロー
    組織のために資金を調達したり、未払いの債務や借入金を返済したりする場合があります。このような活動についてZoho Booksで取引を作成すると、勘定科目に反映されます。

    現金の純増減
    営業活動、投資活動、財務活動によるキャッシュフローの合計です。

    メモ:レポート内の任意の勘定科目をクリックすると、詳細な概要を表示できます。

    このレポートをカスタマイズする手順は、次のとおりです。

    • ページ右上の[カスタマイズ]アイコンをクリックします。

    次の2つのセクションがあります。

    • 全般
    • 列の表示、非表示

    全般

    全般では、次のフィルターに基づいてレポートをカスタマイズできます。

    フィルター説明
    [日付範囲]レポートを生成する期間を選択します。現在または前の期間/年を選択するか、任意のカスタム期間を指定できます。
    [比較]レポートを特定の期間/年、レポート用タグ、またはプロジェクトと比較できます。

    列の表示、非表示

    このセクションでは、レポートに表示する列を選択できます。

    • [利用可能な列]セクションで、追加する列にカーソルを合わせ、その横にある[+]アイコンをクリックします。
    • [選択済みの列]セクションでは、レポートの既存の列を確認できます。選択した列の順序は、ドラッグ&ドロップで変更できます。
    • レポートを表示するには、[レポートの実行]をクリックします。レポートを保存して後で表示するには、[カスタムレポートとして保存]をクリックします。

    貸借対照表

    貸借対照表は、組織内のすべての勘定科目の合計額を、資産、負債、資本に分類してまとめた計算書です。

    このレポートを表示する手順は、次のとおりです。

    • 左サイドバーの[レポート]に移動します。
    • [経営概要]セクションにある[貸借対照表]レポートを選択します。

    このレポートに含まれる各勘定科目を見ていきましょう。

    資産
    組織内のすべての資産の合計額です。Zoho Booksの資産勘定には、次のようなものがあります。

    • 流動資産
    • 現金
    • その他流動資産

    負債と資本
    組織内に記録されているすべての負債と資本です。これらの勘定科目には、次のようなものがあります。

    • 流動負債
    • 資本

    メモ:レポート内の任意の勘定科目をクリックすると、詳細な概要を表示できます。

    このレポートをカスタマイズする手順は、次のとおりです。

    • ページ右上の[カスタマイズ]アイコンをクリックします。

    次の2つのセクションがあります。

    • 全般
    • 列の表示、非表示

    全般

    全般では、次のフィルターに基づいてレポートをカスタマイズできます。

    フィルター説明
    [日付範囲]レポートを生成する期間を選択します。現在または前の期間/年を選択するか、任意のカスタム期間を指定できます。
    [レポートの基準]レポートの会計方法を選択します。

    発生主義:取引が作成された時点で値が生成されます。
    現金主義:現金を受け取った時点で値が生成されます。
    [勘定科目のフィルター]レポートに表示する勘定科目を絞り込みます。
    [比較]レポートを特定の期間/年、プロジェクト、またはレポート用タグと比較できます。

    列の表示、非表示

    このセクションでは、レポートに表示する列を選択できます。

    • [利用可能な列]セクションで、追加する列にカーソルを合わせ、その横にある[+]アイコンをクリックします。
    • [選択済みの列]セクションでは、レポートの既存の列を確認できます。選択した列の順序は、ドラッグ&ドロップで変更できます。
    • レポートを表示するには、[レポートの実行]をクリックします。レポートを保存して後で表示するには、[カスタムレポートとして保存]をクリックします。

    経営パフォーマンス比率

    経営パフォーマンス比率レポートでは、事業のさまざまな側面を比較して、事業のパフォーマンスを評価できます。会社の財務構造を把握し、財務状況を分析するのに役立ちます。

    経営パフォーマンス比率レポートでは、事業を評価するために次の8種類の比率分析を利用できます。

    比率説明
    流動比率短期債務、または1年以内に支払期限が到来する債務を支払えるかどうかを事業が把握するのに役立つ流動性比率です。
    粗利益率事業の営業パフォーマンスを把握するのに役立つ収益性比率です。
    負債比率総負債の総売上に対する比率です。事業が資産で負債を返済できるかどうかを示します。
    純利益率売上からすべての費用と税金を差し引いた後に残る利益です。
    当座比率短期負債を返済するのに十分な短期資産があるかどうかを事業が把握するのに役立ちます。
    売掛金回転率顧客から未収金を回収する事業の効率性を示す指標です。
    負債資本比率株主資本に対する負債総額と債務の比重を事業が把握するのに役立つ比率です。
    営業費用比率収益を生み出しながら費用を低く抑える、事業管理の効率性を示す指標です。

    このレポートを表示する手順は、次のとおりです。

    • 左サイドバーの[レポート]に移動し、[経営概要]セクションにある[経営パフォーマンス比率]レポートをクリックします。
    • 組織名の下にあるドロップダウンから比率分析を選択します。

    これら8種類の比率分析にはそれぞれ専用のダッシュボードがあり、事業のパフォーマンスの推移を確認できます。

    このレポートをカスタマイズする手順は、次のとおりです。

    • ページ右上の[カスタマイズ]アイコンをクリックします。
    項目説明
    [基準月/月範囲]レポートを生成する対象期間の終了日です。
    [日付範囲]レポートを生成する期間を選択します。
    • [レポートの実行]をクリックします。

    キャッシュフロー予測

    Zoho Booksでは、特定の期間における事業の将来の現金流入と現金流出を予測または見積もることができます。Zoho Booksは、繰り返し請求、受取請求書、仕訳帳、経費などの繰り返しの実績データに基づいてキャッシュフローを予測します。事業のキャッシュフローを予測することで、成長を支える的確な意思決定が可能になります。

    メモ:この機能は、Zoho Booksの一部のプランでのみ利用できます。現在のプランで利用できるかどうかを確認するには、料金ページにアクセスしてください。

    組織のキャッシュフローを予測する手順は、次のとおりです。

    • 左サイドバーの[レポート]に移動します。
    • [経営概要]セクションの[キャッシュフロー予測]をクリックします。

    メモ:Zoho Booksでは、選択した[日付範囲]のキャッシュフローが予測されます。カスタムの日付範囲を作成することもできます。これを行うには、[日付範囲]の横にあるドロップダウンをクリックし、[カスタム]を選択します。

    ダッシュボードでは、組織の現金流入と現金流出を分析できます。過去の実際残高と将来の予測残高の両方が表示されます。

    項目説明
    総入金額特定の期間に事業が受け取った現金の合計額です。
    総出金額特定の期間に事業が支出した現金の合計額です。
    期首実際残高特定の期間の開始時点における勘定科目内の金額です。
    期末予測残高期間の終了時点における予測残高です。

    レポート内のグラフには、組織の現在のキャッシュフロー(緑色)と予測キャッシュフロー(オレンジ色)が並んで表示されます。

    メモ:繰り返しプロファイルに加えた変更は、すぐには反映されない場合があります。レポート右上の[レポートを更新]をクリックする必要があります。

    予測入力のカスタマイズ

    キャッシュフロー予測レポートは、次の内容に基づいて生成できます。

    • 含める、または除外する繰り返しプロファイル
    • 仮定

    含める/除外する繰り返しプロファイル

    キャッシュフロー予測レポートの生成に使用する繰り返しプロファイルを含める、または除外できます。手順は次のとおりです。

    • 左上の[予測入力のカスタマイズ]をクリックします。
    • レポートに含める、または除外する繰り返しプロファイルの下にある[設定]をクリックします。
    • 表示されるポップアップから、レポートに含めるプロファイルを選択します。含めない場合は、選択を解除します。
    • [項目を追加]をクリックします。
    • [レポートのカスタマイズ]セクションで[適用]をクリックします。

    選択したプロファイルに基づいて、キャッシュフロー予測レポートが生成されます。

    仮定

    このセクションでは、組織で予定されている取引に基づいて仮定を追加できます。これらの仮定はキャッシュフローレポートに影響します。シナリオを使って、仮定の仕組みを見ていきましょう。

    シナリオ:ピーターはオンライン個別指導ビジネスを運営しており、新年度の開始時に10人の新しい受講生が登録すると見込んでいます。また、需要の高いコースを開始することで新たな経費が発生すると予想しています。これらを考慮するために、受講登録による予定入金用と、口座から引き落とされる経費用の2つの仮定を追加します。これらの仮定は、Zoho Booksで生成されるキャッシュフロー予測レポートに含まれます。

    • 左上の[予測入力をカスタマイズ]をクリックします。
    • [仮定]タブに移動します。
    • [+ 新しい仮定]をクリックします。
    • 仮定の[名前][説明]を入力します。
    • 仮定で入金または出金する[勘定科目]を選択します。
    • [金額]を入力し、その前にあるドロップダウンから選択肢を選択します。選択内容に基づいて金額が入金または出金されます。
    • 仮定を定期的に繰り返す場合は、[この仮定を繰り返しとして設定]オプションを選択します。
    • [仮定の期間]を選択します。
    • 繰り返しの仮定ではない場合は、その仮定を考慮する日付を選択します。
    • この仮定をレポートに含める場合は、[この仮定をキャッシュフロー予測に含める]オプションを選択します。
    • [保存]をクリックします。

    これで、仮定に基づいてキャッシュフロー予測レポートが生成されます。


    純資産の変動

    純資産とは、ビジネスにおける資産と負債の価値の差であり、「純資産=資産-負債」という会計等式に基づきます。純資産の変動レポートは、特定の期間におけるビジネスの純資産の変動を示す比較表です。

    このレポートを生成するには:

    • 左サイドバーの[レポート]に移動します。
    • ビジネスの概要セクションで[純資産の変動レポート]を選択します。

    レポートには次の内容が含まれます。

    期首残高
    会計期間の開始時に記録された現金または資産の価値です。

    純資産の変動
    純資産の変動は、資本金、当期利益、分配金、支払い済み配当金、引出金、投資、期首残高相殺、所有者資本、利益剰余金などのさまざまな要素で構成されます。これらの要素を合わせて純資産の純変動額が決まります。

    メモ:[当期利益]をクリックすると、選択した期間の損益計算書に移動します。その他の項目をクリックすると、詳細を確認できる各取引レポートに移動します。

    期末残高
    会計期間の終了時に記録された現金または資産の価値です。

    このレポートをカスタマイズするには:

    • 右上の[カスタマイズ]アイコンをクリックします。

    次の2つのセクションがあります。

    • 一般
    • 列の表示、非表示

    一般

    一般では、次のフィルターに基づいてレポートをカスタマイズできます。

    フィルター説明
    [日付範囲]レポートを生成する期間を選択します。現在または過去の期間/年を選択することも、任意のカスタム期間を指定することもできます。
    [比較対象]レポートを特定の期間/年、レポート用タグ、またはプロジェクトと比較できます。
    [レポートの基準]レポートの基準を設定します。次のいずれかを選択できます。
    [発生主義]:取引が作成された時点で生成される値です。
    [現金主義]:組織が実際に現金を受け取った時点で生成される値です。
    [勘定科目の絞り込み]レポートに表示する勘定科目を絞り込みます。

    メモ:レポート用タグや支店に基づいて比較すると、組織で作成された複数のレポート用タグや支店の純資産計算書を生成できます。一方、詳細フィルターのレポート用タグや支店は、生成されたレポートの絞り込みにのみ使用されます。

    列の表示、非表示

    このセクションでは、レポートに表示する列を選択できます。

    • レポートに含めるには、列の横にある[+]アイコンをクリックします。
    • レポートを表示するには、[レポートを実行]をクリックします。レポートを保存して後で表示するには、[カスタムレポートとして保存]をクリックします。