レポートの管理

    Zoho Booksでは、エクスポート時のPDFレイアウトの設定、指定した頻度でレポートを自動送信するための定期レポートの設定、レポートへの役割に基づくアクセス権限の設定、他のユーザーとのレポート共有により、レポートを管理できます。

    レポートのレイアウトの設定

    Zoho Booksでは、レポートを印刷またはPDFとしてエクスポートする際に、ビジネス要件に合わせてレポートのレイアウトを簡単に設定できます。

    前提条件:レポートのレイアウトを設定できるのは、管理者、およびすべてのレポートへのフルアクセス権限を持つユーザーのみです。

    表示する項目を選択し、表の密度、デザイン、向き、余白、用紙サイズ、フォントなど、レポートのさまざまな属性をカスタマイズできます。手順は次のとおりです。

    • [レポート]に移動し、右上の[レポートレイアウトの設定]を選択します。
    ReportsReports
    項目説明
    [表の密度]これらの設定は、印刷またはエクスポートされるレポート内の行のサイズに影響します。クラシック、コンパクト、超コンパクトの3つの設定から選択できます。
    [表のデザイン]この設定では、レポート内の情報をどのような表形式で表示するかを選択できます。枠線付き、交互の行、交互の列の3つの設定から選択できます。
    [用紙サイズ]印刷する媒体に応じて、A4またはレターサイズを選択できます。
    [向き]レポートを表示する場所に応じて、縦または横を選択します。
    [フォントファミリー]このレポートの内容の表示に使用されるフォントです。選択したフォントの下に、そのフォントに最適な言語を説明するメモが表示されます。
    ヒント:アラビア語、ヘブライ語、ペルシア語など、右から左(RTL)に記述する言語に対応するには、動的フォントを使用してください。
    [余白]レポートの余白は、レポートの内容と、印刷先の媒体の端との間の距離を決定します。

    メモ:初期設定以外の表のデザイン(枠線付き、交互の行、交互の列)を選択しても、経営概要と税金レポートには適用されません。


    表示する詳細の選択

    このセクションでは、印刷またはPDFとしてエクスポートするレポートに表示する情報を選択できます。

    説明
    [組織名]この設定を有効にすると、レポートに組織名が表示されます。
    [レポート基準]レポートに表示する会計処理方法として、現金主義または発生主義を選択します。
    [ページ番号]この設定を有効にすると、レポートのフッターにページ番号が自動生成されます。
    [作成者]この設定を選択すると、レポートを作成する管理者の名前が表示されます。レポートの定期作成を設定している場合、この設定を選択すると、レポートは「システム」(Zoho Books)によって作成されたものとして表示されます。
    [作成日]この設定を有効にすると、レポートが作成された日付が表示されます。
    [作成時刻]この設定を有効にすると、レポートが作成された時刻が表示されます。

    メモ:[作成日]を表示するように選択していない場合、[作成時刻]は有効になりません。

    • [保存]をクリックします。

    参考:レイアウトの設定は、すべてのレポートを印刷またはPDFとしてエクスポートする際に適用されます。ただし、個別のレポートをその時点だけ例外として印刷またはエクスポートする場合は、設定を変更できます。個別のレポートに対するこれらの設定はその時点にのみ適用され、他のレポートのPDFを印刷またはエクスポートする際には反映されません。


    レポートのカスタマイズ

    フィルターを適用して表示する列を選択することで、レポートをカスタマイズできます。カスタマイズ内容はレポートにすぐに反映されます。

    メモ:この機能は、Zoho Booksの一部のプランでのみ利用できます。現在のプランで利用できるかどうかを確認するには、料金ページをご覧ください。また、カスタムレポート機能は、損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書、請求書詳細レポートでのみ利用できます。

    レポートをカスタマイズするには:

    • [レポート]に移動し、カスタマイズするレポートを選択します。
    • [レポートのカスタマイズ]をクリックします。
    Customize Report button

    [一般]セクションに移動します。

    1. 一般

    [一般]セクションでは、次のフィルターに基づいてレポートをカスタマイズできます。

    フィルター説明
    [日付範囲]特定の週、月、四半期、年のレポートを作成するか、任意のカスタム期間を設定します。
    [レポート基準]レポートに表示する会計処理方法を選択します。

    発生主義:取引の作成時に発生した金額。
    現金主義:組織が実際に現金を受け取った時点で発生した金額。
    [勘定科目のフィルター]含める勘定科目を絞り込みます。以下を選択できます。
    1. すべての勘定科目
    2. 取引のある勘定科目
    3. 残高がゼロではない勘定科目
    [比較対象]レポートを前の期間、月、四半期、または年と比較します。

    レポートを前年または前期間と比較するには、任意の日付範囲を選択します。

    レポートを前月と比較するには、カスタム日付範囲として1月1日から1月31日など、月単位の範囲を選択します。

    レポートを前四半期と比較するには、組織の会計年度に基づいて四半期単位の範囲を選択します。たとえば、会計年度が1月から12月の場合、カスタム日付範囲として1月1日~3月31日、4月1日~6月30日などの日付範囲を選択します。
    [詳細フィルター]プロジェクト、レポート用タグ、支店に基づいてレポートを絞り込みます。

    メモ:カスタムレポートでカスタム日付範囲を指定して定期レポートを設定した場合、設定されたレポートはそのカスタム日付範囲内で利用可能なデータを使用して作成されます。たとえば、カスタムレポートを週次で作成するように設定し、カスタム日付範囲が2021年7月7日から2021年8月7日の場合、2021年8月7日以降に作成されるすべての週次レポートでは、2021年7月7日から2021年8月7日までの日付が使用されます。

    • 上記のフィルターを設定したら、[次へ]をクリックして[列の表示、非表示]セクションに移動します。

    2. 列の表示、非表示

    このセクションでは、レポートの列をカスタマイズできます。手順は次のとおりです。

    • [列の表示、非表示]セクションに移動します。
    • [利用可能な列]セクションで、追加する列にカーソルを合わせ、その横にある[+]アイコンをクリックします。
    • [選択済みの列]セクションでは、レポートの既存の列を確認できます。
    • 列をカスタマイズしたら、[レポートの実行]をクリックして、カスタマイズ内容をレポートで確認します。
    Show / Hide Columns
    • さらにレポートをカスタマイズして新しいカスタムレポートとして保存するには、[カスタムレポートとして保存]をクリックします。

    カスタマイズ内容を新しいカスタムレポートとして保存する方法については、このヘルプドキュメントをご参照ください。


    レポートのグラフ表示

    レポートのグラフ表示では、データを通常の表形式ではなく、グラフとして可視化できます。

    メモ:グラフ表示で表示できるのは、特定のレポートのみです。対象には、損益計算書、顧客別売上、商品別売上、営業担当者別売上、請求書詳細、受注書詳細、納品書詳細、見積書詳細、売掛金サマリー、売掛金詳細、入金、クレジットノート詳細、受取請求書詳細、仕入先のクレジット詳細、発注書詳細、仕入先別発注書、仕入先別購入、商品別購入、顧客別経費、プロジェクト別経費、請求対象経費詳細が含まれます。

    レポートをグラフとして表示するには:

    • 左サイドバーの[レポート]に移動し、グラフ表示で表示するレポートを選択します。
    • [グラフ表示]に移動します。
    View Reports as Charts
    • [折れ線グラフ]をクリックするか、その横のドロップダウンを使用して別のグラフの種類を選択できます。
    • レポートのX軸とY軸を設定するには:
      • [軸の設定]をクリックします。
      • [X軸][Y軸]に表示するデータを選択します。
      • [保存]をクリックします。
    View Reports as Charts
    • [予測の表示]をクリックすると、レポートの過去データに基づいて将来の傾向を予測するグラフを作成できます。
    View Reports as Charts
    • 前のページに戻って[異常値の表示]をクリックすると、レポートデータ内の通常とは異なるパターンや予期しない結果を特定できます。これにより、注意が必要なエラー、リスク、または機会を見つけやすくなります。
    View Reports as Charts

    定期レポートの設定

    レポートを自分のメールアドレス、または組織内の他のユーザーに送信するように設定できます。これらのレポートは、指定した時刻に、選択した間隔で送信されます。

    Zoho Booksでは、必要に応じて週次、月次、四半期、年次でレポートを作成するように設定できます。作成されたレポートは、指定したメールアドレスに送信されます。

    メモ:定期レポートの設定は、一部のレポートでのみ利用できます。定期レポートの設定がないレポートでこの設定を利用したい場合は、support@zohobooks.comまでお問い合わせください。

    前提条件:定期レポートを設定できるのは、管理者、およびレポートを定期送信する権限を持つユーザーのみです。

    レポートの定期作成を設定するには:

    • [レポート]に移動し、スケジュールに基づいて作成するレポートを選択します。
    • 上部にある[印刷]アイコンの横の[定期レポート]をクリックします。
    • レポートの定期作成に使用する条件を選択します。
    • [保存]をクリックします。
    Reports

    指定した時刻と間隔で、レポートが自動的にメールで送信されます。


    定期レポートの表示

    Zoho Booksでは、参照用に設定済みのすべての定期レポートが一覧表示されます。専用の定期レポートページで、定期レポートを管理し、詳細を確認できます。

    ここでは、定期レポートの頻度、レポートを設定したユーザー、メールの受信者、レポートのステータス、次回レポートの作成予定日、選択されたファイル形式の詳細を確認できます。

    前提条件:定期レポートを表示できるのは、管理者、およびすべてのレポートへのフルアクセス権限を持つユーザーのみです。

    定期レポートを表示するには:

    • [レポート]に移動します。
    • 右上の[定期レポート]をクリックします。
    Reports

    定期レポートの無効化

    次の手順で定期レポートを無効にできます。

    • [レポート]に移動します。
    • 無効にする定期レポートをクリックします(例:顧客別売上)。
    • ページ右上の[レポートは定期設定済みです]ボタンをクリックします。
    Reports
    • 表示されるポップアップウィンドウ(レポートスケジューラー)で、[無効に設定]をクリックしてレポートを無効にします。
    • 変更を反映するには、[保存]をクリックします。
    Reports

    参考:定期レポートを再度有効にする場合は、ステータス欄の[有効]をクリックしてください。


    週次サマリーレポートの受信

    設定を有効にすると、Zoho Booksから管理者に週次サマリーレポートを送信できます。このレポートには、収入と支出、キャッシュフロー、取引の概要、有効なプロジェクト、アラート、新機能の更新情報の概要が含まれます。

    有効にするには:

    • ページ右上の[設定]に移動します。
    • [各種設定]の下にある[一般]を選択します。
    • [週次サマリーレポートを送信]設定の横にあるチェックボックスにチェックを入れます。
    Reports

    レポートは、毎週日曜日に組織の管理者に送信されます。


    レポートへの役割に基づくアクセス権限の設定

    Zoho Booksの事前定義の役割は編集できません。ただし、カスタム役割を作成し、その役割を持つユーザーがレポートに対して持つ権限を設定できます。

    前提条件:Zoho Booksで役割を設定できるのは、管理者のみです。

    役割のレポート権限を設定するには:

    • ページ右上の[設定]に移動します。
    • [ユーザーと役割]の下にある[役割]を選択します。
    • 新しいカスタム役割を作成するか、すでに作成済みのカスタム役割を編集します。
    • [役割の編集]ページの下部までスクロールします。ページの末尾に[レポート]権限があります。
    • この役割にZoho Booksのすべてのレポートへのフルアクセス権限を付与する場合は、[すべてのレポートへのフルアクセスを有効にする]にチェックを入れます。

    メモ:この役割を持つユーザーが定期レポートの一覧を表示したり、レポートPDFのレイアウトを設定したりできるようにするには、すべてのレポートへのフルアクセスを有効にする必要があります。

    • この役割にZoho Booksの一部のレポートへの限定的なアクセス権限を付与する場合は、レポートグループをクリックし、各レポートに対してその役割に付与する権限を設定できます。後で新しいレポートが追加された場合は、役割を編集して新しいレポートへのアクセス権限を付与する必要があります。
    • レポート権限を設定したら、下にスクロールして[保存]をクリックします。
    Edit Role's Report Permissions

    役割を設定すると、その役割を持つすべてのユーザーは、役割に対して許可されたレポートにのみアクセスできるようになります。


    別のユーザーとのレポートの共有

    Zoho Booksでは、管理者はすべてのレポートにアクセスできます。役割に付与されている権限によっては、ユーザーのレポートへのアクセスが制限される場合があります。このような場合、ユーザーがレポートへのアクセスを必要とするときは、そのユーザーとレポートを共有できます。

    例:ジョンは組織の営業責任者ですが、[レポート]タブにアクセスできません。そのため、Zoho Books組織の管理者に、顧客別売上レポートへのアクセス権を付与するよう依頼しました。管理者は[レポートの共有]オプションを使用してジョンとレポートを共有し、ジョンがレポートを表示、エクスポート、スケジュールできるようにしました。

    前提条件:管理者、および役割で共有権限が付与されているユーザーのみが、他のユーザーとレポートを共有できます。

    レポートを別のユーザーと共有するには、次の手順を実行します。

    • 左サイドバーの[レポート]に移動します。
    • 別のユーザーと共有するレポートを選択します。
    • 右上の[共有]アイコンをクリックします。
    • レポートを共有するユーザーと、そのユーザーに付与するアクセスレベルを選択します。
    • [共有]をクリックします。
    Edit Role's Report Permissions

    レポートに対するユーザーのアクセスレベルの変更

    レポートへのアクセス権を付与した後で、ユーザーのレポートに対するアクセスレベルを変更する必要がある場合は、変更できます。

    レポートへのアクセスレベルを変更するには、次の手順を実行します。

    • 左サイドバーの[レポート]に移動します。
    • 共有権限を変更するレポートを選択します。
    • 右上の[共有]アイコンをクリックします。レポートにアクセスできるユーザーがポップアップに一覧表示されます。
    • [権限]列のドロップダウンをクリックし、ユーザーのレポートに対するアクセスレベルを変更します。権限はすぐに更新されます。
    Edit Role's Report Permissions

    レポートに対するユーザーのアクセス権の削除

    ユーザーがレポートへのアクセスを必要としなくなった場合は、そのユーザーのアクセス権を削除できます。アクセス権を削除するには、次の手順を実行します。

    • 左サイドバーの[レポート]に移動します。
    • ユーザーのアクセス権を削除するレポートを選択します。
    • 右上の[共有]アイコンをクリックします。レポートにアクセスできるユーザーがポップアップに一覧表示されます。
    • ユーザー名と権限レベルの横にある[削除]アイコンをクリックします。ユーザーのレポートへのアクセス権はすぐに削除されます。
    Edit Role's Report Permissions