はじめに

休暇の管理は、Zoho Peopleでよく使われる機能の1つです。休暇の申請や承認、残数の確認が可能です。共通的な休暇の他、従業員の属性に応じて異なる種類の休暇を追加・設定できます。

新しい種類の休暇を追加するには:

休暇の設定のページに移動してください(ホーム > 休暇 > 設定 > 休暇の種類 > 追加)。

  • 休暇の付与の欄で、名前や単位等を設定してください。

また、有給か無給かも設定できます。

  • 「適用対象」の欄では、部署、職位、場所などの属性に応じて、該当の休暇の適用対象とする従業員の範囲を設定できます。
  • また、休暇の付与の詳細を設定できます。

休暇の付与の頻度や有効期間を設定可能です。例えば、毎年5日休暇を付与するように設定できます。この場合、該当の休暇について1年あたり5日取得できるようになります。また、付与のタイミングとして該当の期間の最初に付与するか最後に付与するかや、付与数を期間の最初にリセットするかどうかを設定できます。

  • 勤続期間に応じて付与するように設定することも可能です。

詳細設定:

休日/週末の設定

休暇の申請期間に含まれる休日や週末の扱いについて設定できます。該当期間内の休日や週末を休暇期間に含める場合、一定の期間を超える場合にのみ含めるように設定することも可能です。その場合に、基準となる日数について、カレンダー日と営業日のどちらで計算するかも選択できます。

休暇の制限:

連続して取得できる休暇の日数の上限を設定したり、一定の日数を超える場合に関連するファイルのアップロードを必須にしたり設定できます(例:傷病休暇の場合に医師の診断書を添付する)。

組み合わせの設定

特定の種類の休暇を組み合わせて取得することを制限できます。

メモ:組み合わせを許可しないようにする場合、関連するすべての休暇の設定でこの設定を有効にする必要があります。例:傷病休暇を特別休暇と組み合わせて取得できないようにする場合、両方の休暇で設定を有効にする必要があります。

休暇の残高の制限

休暇の残高に関する制限を設定できます。休暇の申請時に、どの時点を基準に残高を計算するかを設定できます(例:申請日、申請対象期間の開始日)。同様に、上限を超える日数の申請を許可するかどうかや、上限を超える休暇を欠勤として処理するかどうかを設定できます。

新しく入社した従業員への付与の詳細:

該当の種類の休暇について、入社後何日間経過した後に付与するかを設定できます。また、試用期間中の初期値を設定することもできます。また、入社月の付与日数も設定可能です。

繰り越しの設定:

翌年度に休暇を繰り越すかどうかを設定できます。繰り越しの累積上限数も設定可能です。

有効期限:

休暇の有効期間(開始日と終了日)を設定できます。設定した期間内にのみ該当の休暇が取得可能になります。