高度な脅威保護

高度な脅威保護

Zoho Mail は、有害な添付ファイル、アカウントの乗っ取り、ブランド偽造、VIPなりすまし詐欺、フィッシング、マルウェアなどの高度な脅威から組織を保護します。また、高度なメカニズムで脅威をスマートに特定して排除し、ユーザーと組織のデータを保護します。

ビジネスメール詐欺

アカウントの乗っ取りやビジネスメール詐欺を防ぐために、通常とは異なる場所からのサインインや停止中のユーザーアカウントからのサインインなどの疑わしいサインイン試行、またはZoho が認識する通常のユーザー行動と一致しない試行に対するアラートを設定できます。

ブランド偽造

なりすましドメインに対して常に警戒を怠らないのはもちろんですが、さらにZoho Mail を使えば、類似ドメインも確実に防御できます。Zoho の高度なメカニズムにより、攻撃を目的とした偽装ドメインを検出し、アラートで通知します。

VIP詐欺

表示名を偽装した詐欺の被害に遭わないようにしましょう。Zoho Mail は、メール内の不正な表示名を判別して、防御できます。重要な従業員やVIPの表示名とメールアドレスを事前に設定することで、VIP詐欺を特定して、フィッシング被害から身を守ることができます。

スピアフィッシング

Zoho Mail は、攻撃者が上司やCEO、同僚などの信頼できる人物になりすまし、機密データや財務データを入手しようとする試みから保護できます。また、送信者を複数のソースと照合し、なりすましを検出すると、アラートで通知します。

マルウェア保護

マルウェアは、Webバグ、マクロ、JavaScript、HTMLベースのタグなど、あらゆるオブジェクトに組み込まれる可能性があります。Zoho の複雑な脅威保護メカニズムにより、Zoho Mail はマルウェアを含む可能性のあるオブジェクトを検出して保護できます。

添付ファイル保護

Zoho Mail は、信頼できる送信者からのメールであっても、破壊的なプログラムが埋め込まれたファイルが添付されたメールをブロックすることで、悪意のある添付ファイルから保護します。すべての添付ファイルは、アンチウィルススキャナーでチェックされるので、.zipファイルを含め、悪意のあるプログラムを含むファイルはブロックされ、不達になります。

迷惑メールのフィルタリング

迷惑メールのフィルタリング

Zoho Mail は、受信トレイを不要なメールから保護し、安全で暗号化されたメールが届くよう承認します。受信メールにフィッシングやなりすましがないかスキャンして、受信トレイまたは迷惑メールフォルダーに振り分けます。

自由に設定できる迷惑メールフィルター

Zoho Mail の高度な迷惑メールフィルターをカスタマイズして、メールのコンテンツ、送信者、ヘッダー、それらすべてなど、選択したレベルでメールを分析し、迷惑メールを処理できます。また、迷惑メールフィルターでシステムレベルの迷惑メールチェックを実行し、送信者のレピュテーションや過去の迷惑メールの履歴などに照らし合わせてメールを処理するよう設定することもできます。

未確認メールをブロック

組織への受信メールは、検証済みの送信元からのメールであるか注意してください。SPF、DKIM、DMARC、DNSBLによりメールを検証して、サーバーの特定とドメインの認証を行い、検証に失敗したメールを拒否または隔離します。

信頼できない送信者からのメールをブロック

組織に届くメールを詳細に管理します。特定のメールアドレスから送信されたメールや、特定の受信者宛メールをブロックできます。また、信頼できないドメイン、トップレベルドメイン(TLD)、IPアドレスをブロックすることで、管理を強化できます。

パターンマッチングを利用して処理

迷惑メールには、多くの場合、送信者の表示名やメール本文のテキストブロックなど、特定のパターンが含まれています。特定のパターンが含まれた表示名、フレーズ、表現、メールは、指定に従い、迷惑メールフォルダーに移動されるか、処理されます。

言語や国に基づく迷惑メールチェック

メールで使用されている言語や発信国に関係なく、迷惑メールは迷惑メールです。Zoho Mail のメカニズムは、さまざまな言語をスマートに認識するので、メールに使われている言語に基づいて、メールの受信を許可するか、迷惑メールフォルダーに送ることができます。メールが発信された場所に応じて配信処理を指定できます。

エンドポイントセキュリティとコンプライアンス

Zoho のエンドポイント管理ソリューションで、すべてのワークステーションとモバイル端末を適切に設定し、パッチを適用することで、追跡と監視が可能になり、セキュリティ基準に準拠できます。

DMARCによるブランド保護

DMARCによるブランド保護

Zoho Mail では、DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance)ポリシーを設定して、侵入者によるドメインの不正利用から保護します。DMARCポリシーを確立しておくと、お客さまの組織名でメールが不正送信された場合でも、ポリシーに準じてメールが隔離/拒否されます。さらに、レポートを生成して分析し、必要に応じてポリシーを変更できます。

顧客からの信頼度の向上

ハッカーはドメイン名をかんたんに詐称できます。DMARCを導入することで、組織のサーバーで受信したメールの正当性を確保できます。その結果、顧客は企業から受信したメッセージを信頼し、長期的に企業のブランドを信頼し続けるようになり、売上、将来的な売上増加、紹介につながります。

メール到達率の向上

顧客に届くということは、メールが受信トレイに届くことを意味します。適切な認証のないメールは、顧客の迷惑メールフォルダーやジャンクメールフォルダーに送られるか、最悪の場合はブラックリストに登録されてしまい、メールの到達率に深刻な影響を及ぼします。DMARCは、ドメインの偽装を防止し、企業のレピュテーションを維持するのに役立つので、結果的に受信トレイに届くブランドメールの件数が増えます。

迷惑メールとフィッシングからの保護

迷惑メールメッセージへの対応は煩わしいですが、フィッシングメールの被害に遭うと、紛れもなく壊滅的な被害が及ぶ可能性があります。DMARC認証は、迷惑メールの件数を大幅に減らし、潜在的なフィッシングメールを警告することで、ビジネスを損害から守ります。

ドメインの可視性を高める

DMARCポリシーを設定することで、ドメインから発信されたメールの送信元に関する詳細を把握できます。また、レポートにより、壊れた送信元や未確認の送信元を認証して、ドメインを保護する方法を学習できます。