メールの仕組み - 概要

メールの仕組み

他の人にメールを送信する際は、メールが受信者に届く前に、バックエンドで多くの処理が発生します。それらのプロセスの概要を以下にかんたんに示します。 

  1. メールクライアントでメールを作成して送信します。 
  2. メールクライアント送信SMTPサーバーに接続し、メールをMIME形式で渡します。
  3. 送信SMTPは送信者詳細情報を検証し、送信メッセージを処理して、送信キューに入れます。 
  4. SMTPサーバーは、受信者アドレスのドメイン詳細に基づいてドメインのDNSサーバーを検索し、受信側ドメインの受信側サーバー情報(MXレコード/MXレコードが見つからない場合はAレコードを取得します。 
  5. 次に、SMTPサーバー受信側メールサーバーに接続し、SMTPプロトコル経由でメールを送信します。
  6. 続いて、受信側サーバーは受信者アカウントを検証し、ユーザーのメールアカウントにメールを配信します。 
  7. ユーザーは、自分のメールクライアントを使用して、受信したメールを確認します。 

メールバウンス/配信不能メッセージ(554.x.xエラー/5xxエラー):

クライアントからメールが送信されると、メールは以下のいずれかの理由により、配信不能メールとして戻ってくる場合があります。これらのエラーは永続的なエラーであるため、SMTPサーバーによって送信は再試行されません。

無効なドメイン: 

無効なドメインにメールを送信すると、SMTPサーバーは、特定のドメインのDNS情報を参照できません。この場合、メールはSMTPサーバー自体により、配信不能としてバウンスされます。  

abc@yourdomain.comではなく、abc@yordomain.comにメールを送信したとします。この場合、有効なドメインyordomain.comがないと、DNS参照が失敗し、ドメインは無効なドメインと見なされます。 

解決策:入力したドメイン名のスペルが正しいことを確認してください。 

MXレコードが見つからない:

有効なドメインにメールを送信したが、そのドメインにMXレコード/有効なAレコードがない(DNSサーバーから何も返されない)場合、メールはSMTPサーバー自体によって配信不能としてバウンスされます。 

解決策:これが既知の問題であるかどうかを、受信者または受信者の管理者に確認してください。緊急の場合は、別のメールアドレスを確認して、そちらにメールを送信してください。これは完全に受信側ドメインにおける問題であり、受信者の管理者が解決できます。

無効な受信者/不明なユーザー:

メールを送信したが、メールアドレスを正しく入力しなかったり、退職した従業員にメールを送信したりすると、このようなエラーが発生することがあります。 

abc@yourdomain.comではなく、abb@yourdomain.comにメールを送信したとします。このメールは、yourdomain.comのMXレコードに配信されます。しかし、サーバーにabb@yourdomain.comのような有効なアカウントはありません。受信側サーバーはメールを配信不能として戻します。 

解決策:場合によっては、メールアドレスに誤字脱字がないかを確認すると役立つことがあります。 

メールポリシーの違反:

受信側メールサーバーに、受信メールに適用される何らかの制限事項またはメールポリシーがある場合があります。送信するメールがこのようなポリシーに違反している場合、メールが受信側サーバーによって拒否される可能性があります。 

:.movファイルを添付してabc@yourdomain.comにメールを送信したとします。受信側サーバーに.movファイルを受け入れないというメールポリシーがある場合、受信側サーバーはポリシーに基づいて、メールを拒否することがあります。 

その他の理由:

上記の一般的な理由以外にも、受信側メールサーバーは、さまざまな理由やエラーによってメールを拒否したり、バウンスしたりすることがあります。多くの場合、バウンスメールには、メールが拒否された理由が記載されています。 

一時的なメールの失敗/再試行のエラー(451.x.xエラー/4xxエラー):

SMTPサーバーが受信側メールサーバーに接続したときに、受信側サーバーで一時的エラーが返されることがあります。この場合、メールは再試行キューに置かれ、SMTPサーバーは事前に設定された間隔で、メールを受信側サーバーに配信しようとします。  ほとんどの場合、メールはその後の再試行で配信されると考えられます。事前に設定された再試行回数を超えたあと、受信側サーバーがメールを受け入れなくなると、メールは永続的なエラーとして送信者にバウンスバックされます。

サーバーがビジー:

受信側サーバーがビジー状態の場合、メールは再試行キューに置かれ、しばらくしてから再試行されます。 

グレイリスティング:

一部の受信側サーバーでは、特定のドメインから初めてメールを受信するときに、一時的エラーをスローしてメールをグレイリストに登録します。ほとんどの場合、これらのメールはその後の再試行で配信されます。 

メール/メールポリシーが多すぎる:

一部のサーバーでは、特定のドメインまたは特定のIPアドレスからの受信メール数が突発的に急増したことを検知すると、メールがグレイリストに登録されます。この一時的な拒否は、受信側サーバーのメールポリシーに基づいて行われます。 

その他の理由:

受信者のメールボックスがいっぱいの場合や、ドメイン/サーバーの迷惑メール対策設定に基づく場合など、一部の受信側サーバーでは4xxエラーが発生します。Zoho Mailでは、MXレコードが見つからない場合は一時エラーとして処理され、メールは再試行キューに置かれます。 

 

 

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