トラブルシューティング
このセクションの目的は、管理者が一般的な問題を特定してトラブルシューティングし、組織の管理ログを確認できるようにすることです。
監査ログ
多くの企業では複数の管理者が存在しているため、管理者の操作を追跡したり、記録目的でアクションをログに記録したりできます。ユーザーの作成、ユーザーの削除、エイリアスの作成、グループの作成などのアクションはログに記録され、必要なときにログを取得できます。管理者は、操作、管理者ユーザー、日付、操作が実行された対象を使用して検索できます。
監査ログを検索する手順:
- Zoho Mailコントロールパネルにサインインしてください。
- [トラブルシューティング]セクションに移動し、[監査ログ]を選択してください。
- カテゴリー、対象、管理者ユーザー、日付で検索してログを取得できます。
監査ログのエクスポート:
これらの監査ログは、パスワードで保護された.zipファイルとしてエクスポートできます。
- Zoho Mailコントロールパネルにサインインしてください。
- [トラブルシューティング]セクションに移動し、[監査ログ]を選択してください。
- [ログのエクスポート]オプションをクリックしてください。
- [パスワードで暗号化]オプションを選択すると、ファイルをパスワードで保護できます。
- パスワードを入力し、[ファイルのエクスポート]をクリックしてください。
- 監査ログは.zipファイルとしてダウンロードされます。
ブロックしたアカウント
管理者は、このセクションの制限によりブロックしたアカウントのリストを表示できます。ブロックしたアカウントのブロックを解除したり、要件に基づいてアカウントをブロックできます。
アカウントのブロックを解除する手順:
- Zoho Mailコントロールパネルにサインインしてください。
- [トラブルシューティング]セクションに移動し、[ブロックしたアカウント]を選択してください。
- ブロックしたアカウントのリストが、その理由とともに表示されます。
- ブロックを解除するアカウントを選択し、[ブロックの解除]を選択してください。
アカウントをブロックする手順:
管理者はさまざまな理由で、アカウントのメール受送信をブロックする必要があることがあります。管理者は、[メールアカウント]セクションまたは[トラブルシューティング]セクションからアカウントをブロックできます。
- Zoho Mailコントロールパネルにサインインしてください。
- [トラブルシューティング]セクションに移動し、[ブロックしたアカウント]を選択してください。
- [新しいアカウントのブロック]を選択し、ブロックするメールアドレスを入力してください。
- 選択したアカウントで、受信と送信の両方が無効になります。
メールの再試行
メールがアカウントから送信されるときに、受信者側サーバーが一時的なエラーでメールを受け入れない場合、そのようなメールは再試行キューに移動されます。一時的なエラー(451.x.x)が発生した場合、メールは送信者にバウンスされません。ドメインから外部メールサーバーに送信されたメールは、受信者側サーバーの一時的なエラーのためにバウンスされることがあります。このようなメールは送信者にバウンスされず、[メールの再試行]リストのキューに追加されます。送信者には、4時間後に理由を記載したメールが送信されます。
「メッセージの送信に一時的に失敗しました。X日間試行されます。すべての試行に失敗すると、メッセージは完全に失敗します。」
メールは、事前に設定された間隔で自動的に試行されます。
[Retry Mails]ページでは、管理者は再試行キュー内のメールを表示し、ヘッダー情報を検証し、必要に応じて再試行を削除できます。リストには、送信者、受信者、最終再試行時間、配信遅延の理由、ヘッダー情報が含まれます。管理者はメッセージを選択し、[再試行]オプションを使用して、送信を手動で再試行できます。
このオプションは、メールを特定の有効なドメインに送信した時に受信者側で一時的なサーバー問題が発生してバウンスされた場合に有効です。このような場合、管理者はそのドメイン宛てのすべてのメールを選択して[送信の再試行]を選択してください。これにより、メールが送信者にバウンスされるのを防ぐことができます。
- Zoho Mailコントロールパネルにサインインしてください。
- [トラブルシューティング]セクションに移動し、[メールの再試行]を選択してください。
- 再試行キューでメールのリストを選択し、エントリーを再試行/削除してください。
メールボックスなしのユーザー
ユーザーを作成するときにメールホスティングが無効になっている場合、またはユーザーのメールアカウントを作成するオプションを選択しなかった場合、ユーザーはZohoにメールアカウントを持っていませんがサインインできます。ユーザーには、管理者にメールボックスを要求するメッセージが画面に表示されます。管理者は、このセクションからこのようなユーザーのメールアカウントを作成できます。
- Zoho Mailコントロールパネルにサインインしてください。
- [トラブルシューティング]セクションに移動し、[メールボックスなしのユーザー]を選択してください。
- メールアカウントのないアカウントはこのセクションに表示されます。
- リストから複数のユーザーを選択し上部から[メールアカウントの作成]リンクを選択するか、ユーザーごとにユーザーアカウントを作成してください。
不審なサインインのレポート
コントロールパネルで、実行された不審なサインイン試行がすべて一覧表示されます。
- Zoho Mailコントロールパネルにサインインしてください。
- [コントロールパネル]>>[トラブルシューティング]>>[不審なログイン]をクリックしてください。
- 時間、場所、ソース、IPアドレスを使用したすべての不審なサインイン試行のリストが表示されます。
検索の[日付の範囲]を[開始]と[終了]のドロップダウンから選択してリストを絞り込むことができます。その日付範囲内のすべての不審なサインイン試行が一覧表示されます。[フィルター条件]オプションを使用して、メールアドレス、IPアドレス、ソースに基づいてさらに絞り込むことができます。