組織とWorkDriveのレポート
組織のレポート
管理者レポートの組織レポートセクションでは、組織のドメインやメールポリシーに関する情報が表示されています。これらのレポートでは、ドメインの認証ステータスや、組織に関連付けられているメールのポリシー(許可される受信メールの最大数、関連ユーザー数、関連グループ数など)に関する詳細な情報を確認できます。
組織のレポートへのアクセス
- Zoho Mail管理画面にログインして、画面左側の[レポート]を選択します。[管理レポート]画面が新しいタブで開きます。
- [組織]を選択します。初期設定では、[ドメイン]レポートが表示されます。
利用可能なレポート
ユーザーアカウントレポートで利用可能なすべてのレポートの一覧は、以下の通りです。
ドメイン
- ドメインレポートには、以下の情報が表示されます。
- ドメイン名:組織に追加されたドメイン名が表示されます。
- 認証ステータス:ドメインが認証されたかどうかが表示されます。
- DKIMのステータス:ドメインにDKIMレコードが設定されているかどうかが表示されます。
- SPFのステータス:ドメインにSPFレコードが設定されているかどうかが表示されます。
- MXのステータス:ドメインにMXレコードが設定されているかどうかが表示されます。
- 作成日:ドメインがアカウントに追加された日時が表示されます。
- 有効期限:Zoho Mail経由で購入したドメインの有効期限が表示されます。
- いずれかのドメインをクリックすると、管理画面のドメインセクションで、ドメインの認証を行うことができます。
メールのポリシー
メールのポリシーレポートには、以下の情報が表示されます。
- ポリシー名:メールのポリシー名が表示されます。
- 1分あたりの最大受信メール数:ポリシーに基づく1分あたりに受信可能なメール数が表示されます。
- 最大サイズ(MB):ポリシーに基づくメールの最大サイズが表示されます。
- 関連付けられているユーザー:ポリシーに関連付けられたユーザー数が表示されます。
- 関連付けられているグループ:ポリシーに関連付けられたグループ数が表示されます。
- 各ポリシーをクリックすると、そのポリシーに関連付けられているグループやユーザーの一覧など、より詳細な情報が表示されます。
パートナーの詳細
メモ:
パートナーの詳細は、Zoho Partner組織でのみ利用できます。
- パートナーの詳細レポートには、以下の情報が表示されます。
- 組織詳細:組織名やドメイン名が表示されます。ドメインが設定されていない場合、「ドメインはまだ追加されていません」メッセージが表示されます。
- 特権管理者:特権管理者のメールアドレスが表示されます。
- プランの種類:組織が利用しているプランの種類が表示されます。
- 有効期限:利用中のプランの有効期限が表示されます。
- ライセンス数:各組織に関するライセンス数が表示されます。
- 認証されたドメイン:ドメインの認証ステータスが表示されます。
- サブスクリプション期間:利用中のプランの期間(年間/月間)が表示されます。
- [エクスポートする]をクリックすると、分析用のCSVファイルとしてデータをエクスポートします。データへの不正アクセスを防ぐため、ファイルをパスワードで保護することもできます。
- 一覧から任意の組織をクリックすると、以下の情報が表示されます。
- プラン:組織に関連付けられたサブスクリプションのプランの一覧が表示されます。組織がフレキシブルプランを契約している場合、フレキシブルプラン内のすべてのプランとがそのライセンスの詳細が表示されます。
- 合計:各サブスクリプションプランで利用可能なライセンスの合計数が表示されます。
- 使用済み:各サブスクリプションプランで利用中のライセンス数が表示されます。
- 利用可能なライセンス:サブスクリプションのプラン内で利用可能なライセンス数が表示されます。
WorkDriveのレポート
管理レポートのWorkDriveのレポートセクションでは、各ユーザーのWorkDriveストレージ容量の詳細や、ファイルとフォルダー詳細に関する情報を確認できます。
メモ:
WorkDriveレポートは、Workplaceバンドル/Workplace混合/Zillumプランをご利用の組織でのみ利用可能です。
WorkDriveのレポートへのアクセス
- Zoho Mail管理画面にログインして、画面左側の[レポート]を選択します。[管理者のレポート]が新しいタブで開きます。
- 画面左側から[共同作業用アプリ]セクションを選択します。WorkDriveレポートが表示されます。
- ドロップダウンをクリックして、WorkDriveレポートにあるすべてのレポートの一覧を表示して、利用可能なレポートから必要なレポートを選択します。
利用可能なレポート
WorkDriveレポートセクションで利用可能なすべてのレポートの一覧は以下の通りです。
ユーザーの詳細
- ユーザーの詳細レポートには、以下の情報が表示されます。
- 名前とメールアドレス:ユーザーの名前とメールアドレスが表示されます。
- 使用中の容量:各ユーザーが使用しているWorkDriveのストレージ容量の合計が表示されます。
- ファイル数:各ユーザーがWorkDriveに保存しているファイル数が表示されます。
- フォルダー数:各ユーザーがWorkDriveに保存しているフォルダー数が表示されます。
- 画面上部の[検索]欄を使用して、名前またはメールアドレスでデータを絞り込みます。
フォルダーの詳細
- フォルダーの詳細のレポートには以、下の情報が表示されます。
- グラフ:データが最も多い上位10件のフォルダーが使用中のストレージ容量が表示されます。
- フォルダー名:WorkDriveのフォルダー名が表示されます。
- 最終アクセス日時:フォルダーに最後にアクセスしたユーザー名と日時が表示されます。
- 使用中の容量:特定のフォルダーが占めるWorkDriveストレージの合計容量が表示されます。
- ファイル数:フォルダーに含まれるファイル数が表示されます。
- サブフォルダー数:各フォルダー内のサブフォルダー数が表示されます。
- メンバー数:フォルダーにアクセス可能なメンバー数が表示されます。
- 画面上部の[検索]欄を使用すると、名前やメールアドレスでデータを絞り込むことができます。
ファイルの活動
ファイルの活動レポートは、WorkDriveビジネスプランをご利用の組織でのみが利用可能です。日付フィルターのドロップダウンを使用すると、組織のユーザーが行ったWorkdriveの文書への変更を表示することができます。変更には、文書/シートの作成や編集、画像のアップロードや削除などが含まれます。ファイルの活動レポートにアクセスするには、以下の手順に従ってください。
- フォルダー活動のレポートには、以下の情報が表示されます。
- 実行者:実行したユーザー名が表示されます。
- 処理:WorkDriveからファイルのプレビュー、アップロード、作成、編集、削除、ダウンロードのような処理が表示されます。
- 時間:処理が実行される時間が表示されます。
- IPアドレス:処理が実行されたIPアドレスが表示されます。
- フィルターを使用すると、ファイルのプレビュー、アップロード、作成、編集、削除、ダウンロードのような処理を選択できます。
- 日付範囲セレクターを使用すると、表示したいデータ範囲を選択します。
リソース
すべての組織のリソースレポートには、管理レポートの[共同作業用アプリ]からアクセスすることができます。このセクションのレポートでは、各リソースの予約履歴と今後の予約を表示することができます。リソースセクションで利用可能なレポートは以下の通りです。
リソースの詳細
リソースの詳細レポートでは、組織のリソースの概要と予約履歴を確認できます。リソースの詳細レポートを使用すると、リソース名や場所に基づいてレポートをフィルターしたり、特定の日付範囲を選択してその期間中のリソース使用状況を表示したりするなど、さまざまな操作を実行できます。リソースの詳細レポートにアクセスするには、以下の手順に従ってください。
- Zoho Mail管理画面にログインして、画面左側の[レポート]を選択します。[管理レポート]が新しいタブで開きます。
- [共同作業アプリ]に移動して、[リソースの詳細]を選択します。リソースの詳細レポートには、以下の情報が表示されます。
- 名前/場所:リソース名とリソースの場所が表示されます。
- リソースの種類:指定したリソースが会議室なのか、会議に必要な備品なのかが表示されます。
- 定員:リソースの定員が表示されます。主に会議室に適用されます会議室の収容人数を把握するのに役立ちます。
- カテゴリー:研修室/会議室/カンファレンスルームといった会議室の種類が表示されます。こちらは、管理者が管理設定で組織のリソースを追加する際に設定した内容によります。
- レポートを絞り込むには、[フィルター]を選択して、場所を選択します。
検索欄を使用し、リソース名/場所に基づいてレポートを絞り込みます。
メモ:検索欄に入力する値はリソース名、国/都市、建物名またはリソースが配置されている階です。- リソースを選択して、[予約の履歴]を表示することができます。
- 必要に応じて、日付範囲を選択して予約の履歴を絞り込みます。
- 予約の履歴の表示には、以下の情報が表示されます。
- 予約の件名:管理者が予約毎に入力する必須項目です。「新入社員の研修」、「マーケティングチームの内部監査」など、会議の内容が分かるような件名が表示されます。
- 予約済み:リソースを予約したユーザーのメールアドレスが表示されます。
- 期間:リソースが予約された期間が表示されます。
- 開始日時:予約の開始日時が表示されます。
- 終了日時:予約の終了日時が表示されます。
- 繰り返し:リソースが定期的な会議用に予約されているのか、1回限りの会議用に予約されているのかが表示されます。
会議の参加者/出席者を確認するには、[予約の詳細]セクションに移動して、該当するリソースを選択します。
予約の詳細
予約の詳細レポートは、管理者がリソースの予約履歴または今後の予約を確認したい場合に便利です。また、このレポートでは、会議の日付や参加者/出席者の詳細についての詳細も確認できます。
予約の詳細のレポートを表示するには、以下の手順に従ってください。
- Zoho Mail管理画面にログインして、画面左側の[レポート]を選択します。[管理レポート]が新しいタブで開きます。
- [共同作業用アプリ]に移動して、[予約の詳細]を選択します。予約の詳細レポートには、以下の情報が表示されます。
- 件名:管理者が入力したリソース予約に関するかんたんな説明が表示されます。
- 部屋名:部屋名が表示されます。
- 場所:都市、建物名、階などのリソース場所が表示されます。
- 予約したユーザー:リソースを予約したユーザーのメールアドレスが表示されます。
- 期間:リソースが予約された期間が表示されます。
- 開始日時:予約の開始日時が表示されます。
- 終了日時:予約の終了日時が表示されます。
- 繰り返し:リソースが定期的な会議用に予約されているのか、1回限りの会議用に予約されているのかが表示されます。
- 予約詳細を表示する日付の範囲を選択します。範囲は過去、または今後1週間から選択します。
- レポートを絞り込むには、[フィルター]を選択して、場所を選択します。選択した内容に基づいて予約の詳細が表示されます。
ユーザーの予約率
ユーザーの予約率レポートには、組織のユーザーの一覧と、それに対応する予約の件数が表示されます。さらに、日付と場所のフィルターを使用して、検索結果を絞り込むことができます。
ユーザー予約率のレポートを表示するには、以下の手順に従ってください。
- Zoho Mail管理画面にログインして、画面左側の[レポート]を選択します。[管理レポート]が新しいタブで開きます。
- [共同作業用アプリ]に移動して、[ユーザー予約率]を選択します。ユーザーの予約率のレポートには、以下の情報が表示されます。
- 名前/メールアドレス:ユーザーのユーザー名とメールアドレスが表示されます。
- 予約の件数:ユーザーが行った予約件数が表示されます。
- ユーザーの予約の詳細を表示する日付範囲を選択します。範囲は過去、または今後1週間から選択します。
- レポートを絞り込むには、[フィルター]アイコンをクリックし、場所を選択します。選択した内容に基づいて、ユーザーの予約詳細が表示されます。
人気のリソース
[人気のリソース]レポートには、頻繁に使用されるリソースの上位50件に関する統計情報が表示されます。レポートは、定義済みの範囲、または任意の日付範囲に基づいて抽出することができます。検索欄を使用して、リソース名または場所に基づいてレポートを抽出することもできます。
人気のリソースレポートは、次の2つの形式で表示できます。
- グラフ:リソース予約の上位50件をまとめて表示します。必要に応じて、グラフをエクスポートしたり、拡大したり、ダッシュボードに追加したりすることができます。凡例をクリックすると、特定のリソースを表示/非表示にすることができます。
- 表:リソースの使用状況に関する以下の詳細を表示します。
- 部屋名:ミーティングルームの名前
- 場所:国/都市、建物名、フロア数などを含むリソースの場所
- 会議数:選択した日付の範囲内でリソースが予約された件数
- 使用済み時間:特定の部屋が使用された合計時間
- 空き時間:リソースが予約可能である時間数
- 利用時間:選択した期間で利用可能な時間の合計
- 空き率:リソースの総利用可能時間に対する空き時間の比率
- 使用率:リソースの総利用可能時間に対する予約された時間の比率