一括処理

一括処理を使用すると、複数のユーザーに対して実行する必要がある特定の処理を同時に実行できます。これにより、管理者はユーザーごとに同じ処理を手動で繰り返すことなく、変更や処理をまとめて適用することで、多数のユーザーを効率的に管理することができます。また、ユーザー関連の操作や管理処理に対する時間と労力を節約できます。 

一括処理の使用

これらの一括処理を実行するために必要な詳細情報を含むCSVファイルは、任意の表計算シートアプリケーションを使用して作成できます。インポート処理中、各一括処理の欄にサンプルCSVファイルが用意されます。CSVファイルで必要な入力形式は、このサンプルファイルで確認いただけます。サンプルCSVファイルを使用することで、データが初期設定のヘッダーに正しく関連付けられていることを確認できます。一括処理を実行するには、以下の手順に従ってください。

  1. Zoho Mail管理画面にログインします。  
  2. [組織]メニューから[一括処理]を選択します。
  3. 上部メニューの[新しい一括処理を作成する]ボタンをクリックします。
  4. [処理を選択する]ドロップダウンから実行する特定の処理を選択します。
    • ユーザーを削除する
  5. [ファイルを参照する]ボタンをクリックし、選択した一括処理を実行するために必要な詳細を含む「.csvファイル」をアップロードします。 

    メモ:

    • 上記の一括処理では、CSVファイルから一度に最大1,000件のユーザーをインポートできます。
    • 初期設定のヘッダーと差し込み項目を含むサンプルCSVファイルをダウンロードして、ユーザーを一括削除するために必要な情報を入力するのに正しい形式を確認します。
  6. 関連付けのページでは、必要に応じて、次の項目の間でヘッダーの順序を変更できます。
    • 関連付けられていないヘッダー:初期設定のヘッダー以外のヘッダーを含みます。
    • ヘッダーの関連付け:初期設定のヘッダーとアップロードしたCSVファイルで利用可能なヘッダーを表示します。ユーザー名、パスワード、名のヘッダーは必須です。
  7. 必要に応じて、関連付けられていないヘッダー[ヘッダーの関連付け]にドラッグ&ドロップします。
  8. ヘッダーをクリックすると、関連付けられたヘッダーから[関連付けられていないヘッダー]の項目に戻ります。
  9. 完了後、[続ける]をクリックします。CSVファイルに記載されているすべての詳細が、[プレビューページ]に表示されます。確認後、更新します。
  10. 赤く表示されている値にカーソルを合わせ、[編集]アイコンをクリックして正しい値を入力します。
  11. インポートの完了後、一覧からインポートする行を選択し、[続ける]をクリックします。
  12. [インポートする]ページで 、インポートの[名前][通知用メールアドレス]を入力します。
  13. インポートの設定が完了後、[開始する]をクリックします。
  14. [続ける]ボタンをクリックし、本人認証を行って処理を確定します。
  15. 認証完了後、インポート処理が開始されます。

メモ:

  • 一括処理を実行するたび、セキュリティ上の理由から、アカウントに設定されている多要素認証(MFA)方式を利用してセッションを再認証する必要があります。
  • アカウントに対して多要素認証が設定されていない場合、ブラウザーの設定に応じて、新しいタブまたはウィンドウでアカウントのパスワードを入力してセッションを再認証するよう求められます。
  • 一括処理をスムーズに実行するには、アカウントの認証情報を安全にかつ最新の状態に保つことが重要です。

インポートのステータスページでは、インポートの進行状況(進行中または完了)および成功した処理数と失敗した処理数が表示されます。ステータスが自動的に更新されない場合は、[更新する]アイコンをクリックします。

ユーザーごとの処理結果(成功/失敗)の詳細の一覧が表示されます。指定した一括処理を一部のユーザーに対して処理できない場合、そのユーザーのステータス欄には「失敗」と表示され、失敗の理由も表示されます。インポート処理が完了すると、指定したメールアドレスに通知メールが送信されます。

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メールお問い合わせ窓口:support@zohomail.com