Active Directoryとの同期

Zohoには、ZohoアカウントをActive Directoryサービスと同期するオプションが用意されています。これにより、ユーザーのプロビジョニングが簡単になり、リアルタイム同期が可能になります。

Active Directory

Active Directory(AD)は、すべてのユーザー関連データのネットワーク管理を支援するためにMicrosoftが開発したサービスです。これは、ユーザー関連データを保存する方法を提供し、このデータをネットワークユーザーと管理者が利用できるようにします。これを使用すると、メールアドレスやパスワード、ユーザー名などの必要なユーザー関連情報をすべて保存し、組織内の管理者が簡単にアクセスできるようになります。 

Zoho Directory

Zoho Directory(ZD)は、一元化されたディレクトリーであり、ユーザー情報を保存し、管理者によるネットワーク管理を容易にするためにZohoが設計したものです。Microsoft Active Directoryアカウントに保存されているユーザーアカウントやパスワードとの同期を目的としています。Microsoft ADアカウントのデータは、Zohoアカウントと同期され、定期的に(設定した間隔で)チェックされ、Zohoで更新されます。 

LDAP

LDAPは、分散型ディレクトリーサービスへのアクセスと管理に使用するオープンプロトコルです。LDAPを使用するサービスの一つにADがあります。

ZDSync

ZDSyncは、Active Directory内のメールアドレス、パスワードなどのユーザーデータをZohoアカウントと同期するセキュアなディレクトリーです。この同期は自動的に行われ、データはAD内のデータと一致します。

ZDが提供するサービス

Zoho Directoryの同期サービスでは、複数の要素の同期が可能です。ユーザーに加えて、メールアドレスやユーザー名などのユーザーデータを、Active Directoryからプロビジョニングできます。また、ZDにはパスワードの同期機能もあります。同期のスケジュール設定も可能です。データを同期する間隔はZDツールで選択できます。

LDAPサーバーからの同期方法の詳細については、こちらのヘルプページ(英語)をご参照ください。

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メールお問い合わせ窓口:support@zohomail.com