既存のAPIユーザーのお客さまへ
開発者APIフォーラムでCRM認証トークンについてご確認ください。
お客さまが開発者APIの既存ユーザーで、すべてのAPI呼び出しでAPIチケットとAPIキーをお使いの場合、URLをCRM認証トークンに置き換えることをお勧めします。認証トークンの詳細については、こちらをクリックしてください。
注:
- APIキーとAPI問い合わせのサポートは、2012年6月30日で終了します。
1. 認証トークンの使用には、どのような利点がありますか。
API問い合わせと異なり、認証トークンは永続的であるため、新しいトークンを7日ごとに作成する必要がありません。
2. APIキーと問い合わせを認証トークンに置き換えるにはどうすればよいですか。
認証トークンの作成形式は、次のとおりです。
https://accounts.zoho.com/apiauthtoken/nb/create?SCOPE=ZohoCRM/crmapi&EMAIL_ID=Zoho CRM Username or Email ID&PASSWORD=Your Zoho CRM Password
たとえば、[見込み客]タブから全見込み客を取得するAPI呼び出しは次のようになります。
https://crm.zoho.com/crm/private/xml/Leads/getCVRecords?newFormat=1&authtoken=7d987676893g4j09h43dd0b167dda34b&scope=crmapi&cvName=All Open Leads
API制限
| Zoho CRMプラン | APIリクエスト数 - 上限 |
| 無料プラン (3ユーザー無料) | 合計250リクエスト/日/組織 |
| プロフェッショナルプラン (12 USD/ユーザー/月) | 250リクエスト/日/ユーザーライセンス、または 5,000リクエスト/日/組織のいずれか少ない方 |
| エンタープライズプラン (25 USD/ユーザー/月) | 250リクエスト/日/ユーザーライセンス、または |
たとえば、無料プランでgetRecordsメソッドを使用すると、1リクエストあたり最大200データを取得できるため、1日あたり合計50,000データ(250 x 200 = 50,000データ)を取得できます。
重要:getSearchRecordsまたはgetCVRecordsメソッドを使用する場合、ご利用のZoho CRMプランに関係なく、1日あたり最大250リクエストを送信できます。
APIキーを作成するには(APIの既存ユーザーのみ)
- 管理者権限でZoho CRMにサインインしてください。
- [設定]>[開発者用情報]>[API]>[CRM APIキー]の順に移動してください。
- 以下のようなセクションが表示されます。
引き続き認証にCRM APIキーを使用する場合は、ここをクリックしてください。 - リンクをクリックすると、APIキーが表示されます。
チケットを作成するには(APIの既存ユーザーのみ)
APIリクエストを開始する際、チケットパラメーター(暗号化された英数字文字列)を渡して、Zohoでユーザー認証情報を認証する必要があります。特定のユーザーの問い合わせを作成するには、認証されたHTTPS POSTリクエストを、セキュリティ保護された接続を介してZohoアカウントへ送信する必要があります。
サポートされているパラメーターを使用したPOST形式のフォーム例:
<form method=" POST " action=" https://accounts.zoho.com/login" target="_self">
<input type="hidden" name=" LOGIN_ID " value="[ZOHO Username or Email ID]">
<input type="hidden" name=" PASSWORD " value="[Password for ZOHO ID]">
<input type="hidden" name=" FROM_AGENT " value="true">
<input type="hidden" name=" servicename " value="ZohoCRM">
<input type="submit" value="Generate Ticket" class="divbutton" name="submit">
</form>
URLで渡される必須パラメーターとその値は以下のとおりです。
| パラメーター | 型 | 説明 |
| servicename | ZohoCRM | サービス名にはZohoCRMを指定してください。 |
| FROM_AGENT | 真偽値 | True |
| LOGIN_ID | 文字列 | ユーザーのZoho IDまたはメールアドレスです。 |
| PASSWORD | 文字列 | Zoho IDのパスワードです。 |
リクエストされたURLに渡すパラメーターに応じて、以下の形式のレスポンスが返されます。
| パラメーター | 型 | 説明 |
| コメント | 文字列 | チケットの作成日時です。 |
| GETUSERNAME | ||
| WARNING | 文字列 | URLで渡されたパラメーターが正しくない場合、そのことを伝える警告メッセージが返されます。それ以外の場合、値はnullになります。 |
| PASS_EXPIRY | 整数 | パスワードの有効期限を表示してください。Zohoアカウントにパスワードの有効期限が設定されていない場合は、-1の値が返されます。 |
| TICKET | 文字列 | リクエストに作成されたチケットです(32文字)。 |
| RESULT | 真偽値 | チケットが正常に作成された場合は値がTRUEに、そうでない場合はFALSEになります。 |
例1:チケット作成成功パターン
# #Thu Apr 01 20:29:06 PDT 2010
GETUSERNAME=null
WARNING=null
PASS_EXPIRY=-1
TICKET=5767ef44382712202e432d57da576b34
RESULT=TRUE
例2:チケット作成失敗パターン
# #Thu Apr 01 20:34:34 PDT 2010
CAUSE=Username and Password do not match
RESULT=FALSE
重要事項:
- APIチケットの有効期間は7日間です。7日間経過した後にZoho CRM - APIサービスを使用するには、新たにチケットを作成する必要があります。新しいチケットIDでアプリケーションを更新しないと、APIリクエストから「4834 - Invalid Ticket ID」というエラーレスポンスが返されます。
- APIリクエストごとにAPIチケットを作成しないことを強くお勧めします。7日間は問題なく、アプリケーションで同じチケットを使用できます。
- 使用できる有効なセッション数は最大20です。
注:
- チケットが作成されるたびにセッションが作成されます。このセッションは7日間有効です。
有効なセッション数が20を超えると、次のようなレスポンスが返されます。
CAUSE=Maximum Concurrent User Tickets Limit ExceededRESULT=FALSE
API同時セッション数の上限を超えないようにするには、以下のいずれかの方法に従います。
APIチケットの再利用:一度作成したAPIチケットは、7日間使用できます。チケットの新規作成が必要となるのは、7日間が経過した後のみです。
サインアウト:操作が完了したら、チケットをクリア/サインアウトしてください。
APIチケットをクリア/サインアウトするHTTPS POSTリクエストは、次のようになります。
<form method="POST" action="https://accounts.zoho.com/logout" target="_self">
<input type="hidden" name="ticket" value="<ticket_value>">
<input type="hidden" name="FROM_AGENT" value="true">
</form>
セッションを閉じる:https://accounts.zoho.com/にアクセスし、[有効なセッション] > [他のセッションをすべて閉じる]の順にクリックしてください。
テストプログラム
APIチケットが無効になった後、再作成するプログラム例は次のとおりです。