getMyRecordsメソッド

目次

目的

getMyRecordsメソッドを使用すると、APIリクエストで指定した認証トークンの所有者のデータを取得できます。

リクエストURL

XML形式:
https://crm.zoho.com/crm/private/xml/Leads/getMyRecords?authtoken=Auth Token&scope=crmapi

JSON形式:
https://crm.zoho.com/crm/private/json/Leads/getMyRecords?authtoken=Auth Token&scope=crmapi

リクエストパラメーター

パラメーターデータ型説明
authtoken*文字列Zoho認証情報の認証に使用する、暗号化された英数字文字列。
scope*文字列値をcrmapiと指定してください。
selectColumns文字列CRMタブの必須項目を選択してください。
形式:タブ(項目のオプション)
例:leads(Last Name,Website,Email)またはAll
fromIndex整数デフォルト値 - 1
toIndex整数デフォルト値 - 20
最大範囲値 - 200
(最大範囲値 = toIndex - fromIndex)
sortColumnString文字列CRMの項目を1つ選択して、データを並べ替えます。
例:sortColumnString=Company
この例では、データはCompany項目に基づいて並べ替えられます。
sortOrderString文字列ソート順:ascまたはdesc
sortColumnStringパラメーターを使用する場合、デフォルトではデータが昇順で並べ替えられます。
lastModifiedTimeyyyy-MM-dd HH:mm:ssデフォルト値:null
時間を指定すると、指定した時間以降に作成/変更されたデータが取得されます。
newFormat整数(1または2)newFormat=1:値が「null」の項目を除外して、CRMアカウントのデータを取得します。
newFormat=2:値が「null」の項目を含めて、CRMアカウントのデータを取得します。
version整数

version = 1:(デフォルト値)強化前の古いAPI実装に基づいてレスポンスを取得します。
version = 2:最新のAPI実装に基づいてレスポンスを取得します。

現在のバージョンは4です。

* - 必須パラメーター

注:

  • API実装で行われた強化の詳細については、リリースノートページを参照してください。

エラーコード

エラーコードを参照してください。

その他の注意事項

  • Zoho CRMアカウントからデータを取得する際、役職に応じたセキュリティ(役職、権限、項目単位のセキュリティとデータ共有ルール)が適用されます。役職に応じたセキュリティ設定については、セキュリティ管理を参照してください。
  • fromIndextoIndexは、オプションのパラメーターです。デフォルトでは、fromlndexは1、toIndexは20に設定されます。
  • sortColumnStringsortOrderStringもオプションのパラメーターです。
  • lastModifiedTimeパラメーターの値は、yyyy-MM-dd HH:mm:ss形式にする必要があります。

Zoho CRMから見込み客データを取得する

https://crm.zoho.com/crm/private/xml/Leads/getMyRecords?newFormat=1&authtoken=Auth Token&scope=crmapi

他のタブからデータを取得するには、LeadsAccounts、Contacts、Potentialsなどに置き換えます。

200件を超えるデータを取得する

デフォルトでは、バッチごとに20件のデータを取得できます。ただし、toIndexパラメーターを使用すると、バッチごとに最大200件のデータを取得できます。200件を超えるデータを取得する場合は、次の手順に従います。

イテレーション1:fromIndex=1&toIndex=200
イテレーション2:fromIndex=201&toIndex=400

「Company」名の昇順で見込み客を取得する

sortColumnString=Company&sortOrderString=asc

「Company」名の降順で見込み客を取得する

sortColumnString=Company&sortOrderString=desc

newFormatパラメーターを指定せずに見込み客を取得する

注:

  • レスポンス形式に関する指定がない場合は、デフォルト値「1」がnewFormatパラメーターに割り当てられます。つまり、newFormat = 1となります。

https://crm.zoho.com/crm/private/xml/Leads/getMyRecords?authtoken=Auth Token&scope=crmapi&selectColumns=Leads(Lead Owner,First Name,Last Name,Email,Company,No of Employees,Annual Revenue,Created By,Created Time)

以下のようなレスポンスが返されます。

<Leads>
<row no="1">
<FL val="LEADID">2000000022020</FL>
<FL val="SMOWNERID">2000000018005</FL>
<FL val="Lead Owner">John</FL>
<FL val="Company">Zillium</FL>
<FL val="First Name">Scott</FL>
<FL val="Last Name">James</FL>
<FL val="No of Employees">10</FL>
<FL val="Annual Revenue">1000.0</FL>
<FL val="SMCREATORID">2000000016908</FL>
<FL val="Created By">John</FL>
<FL val="Created Time">2010-03-16 10:04:52</FL>
<FL val="Modified Time">2010-03-16 10:04:52</FL>
</row>
</Leads>

「newFormat=2」を使用して見込み客を取得する

https://crm.zoho.com/crm/private/xml/Leads/getMyRecords?authtoken=Auth Token&scope=crmapi&newFormat=2&selectColumns=Leads(Lead Owner,First Name,Last Name,Company,Designation,Email,Phone,Fax,Mobile,Website,Lead Source,Lead Status,No of Employees,Annual Revenue)

以下のようなレスポンスが返されます。

<Leads>
<row no="1">
<FL val="LEADID">2000000022020</FL>
<FL val="SMOWNERID">2000000018005</FL>
<FL val="Lead Owner">John</FL>
<FL val="Company">Zillium</FL>
<FL val="First Name">Scott</FL>
<FL val="Last Name">James</FL>
<FL val="Designation">null</FL>
<FL val="Email">null</FL>
<FL val="Phone">null</FL>
<FL val="Fax">null</FL>
<FL val="Mobile">null</FL>
<FL val="Website">null</FL>
<FL val="Lead Source">null</FL>
<FL val="Lead Status">null</FL>
<FL val="No of Employees">0</FL>
<FL val="Annual Revenue">0.0</FL>
</row>
</Leads>

Zoho CRMから最初の25件の見込み客を取得する

https://crm.zoho.com/crm/private/xml/Leads/getMyRecords?authtoken=Auth Token&scope=crmapi&newFormat=1&selectColumns=Leads(Lead Owner,First Name,Last Name,Email,Company)&fromIndex=1&toIndex=25

「lastModifiedTime」パラメーターを使用して見込み客を取得する

https://crm.zoho.com/crm/private/xml/Leads/getMyRecords?authtoken=Auth Token&scope=crmapi&newFormat=1&selectColumns=Leads(Lead Owner,First Name,Last Name,Email,Company)&lastModifiedTime=2010-04-21 11:09:23

注:

  • 時間を指定すると、指定した時間以降に作成/変更されたデータが取得されます。

newFormat=1パラメーターを使用して見込み客の全項目を選択する

https://crm.zoho.com/crm/private/xml/Leads/getMyRecords?authtoken=Auth Token&scope=crmapi&newFormat=1&selectColumns=All

注:

  • 値を持つすべての項目が返されます。

newFormat=2を使用して見込み客の全項目を選択する

https://crm.zoho.com/crm/private/xml/Leads/getMyRecords?authtoken=Auth Token&scope=crmapi&newFormat=2&selectColumns=All

注:

  • 値がnullの項目を含め、すべての項目が返されます。

lastModifiedTime、fromIndex、toIndexパラメーターを使用して見込み客を取得する

https://crm.zoho.com/crm/private/xml/Leads/getMyRecords?authtoken=Auth Token&scope=crmapi&newFormat=1&selectColumns=Leads(Lead Owner,First Name,Last Name,Email,Company)&lastModifiedTime=2010-04-21 11:09:23 &fromIndex=1&toIndex=25

テストプログラム

添付のプログラムを使用すると、Java環境でgetMyRecordsメソッドの動作を実行、テストできます。

このJavaプログラムには、以下が含まれています。

  • 認証トークン作成形式
  • パラメーターとその値
  • メソッドの実際の使用