配信リストの管理

Zoho Campaigns では、新しい配信元ドメインの取得後すぐに大量のメール送信をしないことをお勧めしています。通常、新しい配信元ドメインには、メールサービスからの信頼性がなく、信頼性のない配信元ドメインからのメールは、受信者にメールが届けられるまでの間にメールサービスによって迷惑メール(スパム)に判定される可能性があります。そのため、新しい配信元ドメインを利用する場合は、配信元ドメインをウォームアップ*することから始めます。

注: ウォームアップとは、新しい配信元ドメインを信頼してもらうために大量のメールを配信する際に配信数を分割する、メール配信に十分な時間感覚を空けるなどのプロセスをとることです。ドメインの信頼性を高めることは簡単ではありませんが、小量のメール配信から始めて、受信者の反応を確認しながら配信するメールの量を増やしていくひと手間をかけることで、メールの到達率や反応率(エンゲージメント率)を向上させることにつながります。

確実にメールを届けるために

キャンペーンメールを作成するにあたって、配信リストはとても重要な要素です。そのため、配信リストを適切に管理し、定期的に整理することをお勧めします。メールキャンペーンの成果を高めるための最も重要な要素が配信リストの質の高さと言っても過言ではありません。配信リスト内に無効なメールアドレスや迷惑メールアドレスが含まれている場合、メールを配信しても不達(ハードバウンス、ソフトバウンス)、迷惑メール判定、登録解除、苦情などを招く恐れがあります。

質の高い配信リストを作成するにあたっては、ダブルオプトイン方式*を採用することをお勧めします。これにより、無効なメールアドレスや迷惑メールアドレスが配信リストに登録されるのを防ぐことができます。

注: ダブルオプトイン方式とは、オプトインの意思を2段階で確認する方法です。一例として、利用者が最初に会員登録の申し込みした時点を仮登録とした時を1段階目のオプトインとし、利用者のメールアドレスに配信された会員登録用URLに自身でアクセス、正式な会員登録を2段階目のオプトインとすることで、確実に意思確認することができます。

会員登録に手間がかかる一方で、間違って会員登録してしまった登録者からの苦情を無くしたり、登録メールを送信することで無効なメールアドレスや迷惑メールアドレスの登録を防ぐことができ、配信リストをクリーンに保つことができます。

購読登録者による
メール受信中止

顧客に送ったメールが顧客のメール機能によって迷惑メールとしてマークされた場合、受信拒否リストに移されます。Zoho Campaigns では、メールのフッターにデフォルトで登録解除リンクが表示されていますので、購読登録者がメールの受信を中止したい場合には、いつでも自分のアドレスをリストから削除することができます。メールの受信を希望しない人への送信を速やかに停止することができ、苦情を減らすことができます。

メールの到達率を高める
メルマガ配信ツール

どんなに魅力的なコンテンツを作成しても、受信者の元に届かなければ意味がありません。メルマガの作成→配信→効果測定・レポーティングのプロセスが整うことによって、はじめて効果的なメールマーケティング運用が可能となるのです。メルマガ配信・メールマーケティングツールは、手軽にメルマガを作成し大量の送信先に送ることができるだけではありません。メルマガ作成機能や効果測定・レポート機能だけでなく、到達率を高める配信機能について兼ね備えているツールを選び、ドメイン認証などを活用することが重要です。

ぜひ無料お試しで実際の操作性をご確認ください 無料お試し登録