平均約30%のメルマガ開封率を実現!
継続的な親しみやすいメールで顧客との良好な関係性を構築

コロナ禍でオンライン需要が増えたことにより、メールマーケティングに取り組む企業も増えている。これにより個々のアドレスに届くメールの数が増加した結果、メールへの反応が減少する企業もあるという。そのような中で、メールマガジン(メルマガ)の開封率が平均約30%という企業がある。

「変人」(変わり続ける人・変革を起こす人・エッジの立ったプロフェッショナル)を中心とした広報や教育活動を行っている株式会社オプンラボ(以下、オプンラボ)。そのコンセプトは“出る杭を魅せる”そして“出る杭を伸ばす” だという。

コミュニケーションの基本、そして、大事なこととはなんだろうか。継続的なメルマガの配信で顧客との良好な関係を構築し、高い開封率を維持しているオプンラボ代表の小林氏とコーディネーターの川久保氏にお話を伺った。

「メルマガはコミュニケーションのベースだと思います。ツールも大事ですが、いかに継続して配信していくかが大事だと思っています」

株式会社オプンラボ 代表取締役 小林利恵子氏

「Zoho Campaigns は感覚的に使えて、過去に配信したものを利用して効率的に定期配信を調整できるのがよいですね。レポートで受け手の反応が見られるのも励みになります」

株式会社オプンラボ 川久保絢子氏

―オプンラボの主な事業内容について簡単に教えてください。

小林氏: 企業と教育機関向けに、広報と教育で事業を行っています。エッジの立った「変人」(変わり続ける人、変革を起こす人)にフォーカスした活動です。具体的には、オウンドメディアやイベントのお手伝いをしており、広報だけでなく、研修という形で、変人の方などに話していただいたりしています。また、「近未来ハイスクール」では、いろんな仕事・生き方の人たちを、中高校生とつないでいます。

オプンラボは2010年に立ち上げた会社です。それ以前に開催していたイベントでさまざまな方とご縁が生まれ、そのつながりが蓄積していきました。それを、“変人図鑑”というかたちでとりまとめ、登録している方に企業で講演してもらったり、近未来ハイスクールで授業してもらったりしています。

―オプンラボの強みや事業に対する想いを教えてください。

小林氏: “出る杭を魅せる”のがオプンラボです。また、それを若者に紹介することで、“若者の出る杭を伸ばす”というコンセプトがあります。
若者が、「いろんな生き方があるんだ」「こういう感じでもいいんだな」と、自己肯定感を高めてゆけるように活動しています。

平均開封率は約30%! メルマガで顧客とのエンゲージメント(関係性)を強化

―メールマーケティングツールの導入を検討した経緯を教えてください。

小林氏:最初はオフラインイベントとして、勉強会に食事会をプラスしたものを行っていました。“BtoBマーケティングではメールは基本”だと思っていましたし、定期的なコンタクトやセミナー集客など、こちらのタイミングでうまく情報を発信したいと思っていました。ただし、多数の方へのメール配信をBCCで送りたくなかったため、300〜500名のリストが集まった段階で、ツールの導入を検討しました。

―Zoho Campaigns を選定した理由は何ですか。

小林氏:以前は、MailChimp というメール配信ツールを使っていました。会社を立ち上げてからは、Zoho の請求管理ツール(Zoho Invoice)を使い始め、顧客管理ツール(Zoho CRM)を導入しました。そこで、Zoho がメール配信ツールも提供していることを知り、コストも他と比べて手頃だったため、Zoho Campaigns に乗り換えました。

―Zoho Campaigns をどのように活用していますか。

小林氏:メルマガとして情報をお伝えしたり、セミナー集客のために月1〜2回くらいメールを配信しています。名刺をいただいた方や、サイトに設置しているメルマガ配信の申し込みフォームから登録された方などは自動でデータをインポートして配信しています。

―導入後、どのような効果を感じていますか。

小林氏:メールを配信していくうちに、だんだんトーンができてきました。メールの開封率は、25%から35%くらいあり、平均30%くらいの方がメルマガをみてくださっているようです。メルマガとしては高い開封率のようですね。セミナーについても、集客メールを配信するとすぐに数件の申し込みが確認できています。

川久保氏:定期的にコミュニケーションしていくことで、継続的に顧客との接点が持てます。幸い、配信曜日や時間などで開封率などの結果が変わることなく、同じような開封率を維持できています。

小林氏:“オプンラボさんのメルマガはなんか見たくなるんだよね”と言われたこともあります。親しみやすいメールで、会社のファンになっていただいている方もいるように思います。このように継続的に接点を作ることで、顧客とのエンゲージメント(関係性)を向上させるようなことができていると感じます。

機能を全て使いこなそうとは考えない。自社に必要なもののみを活用

―導入後はスムーズに使えましたか?

小林氏:最初に製品内の言葉の定義を理解した後は、特に困ったことはありませんでした。私たちは高度な機能は求めておらず、基本の機能だけでやりたいことが十分実現できています。ツールの機能はたくさんありますが、うちには必要ないかなというのもあり、全てを使いこなそうとは思っていないですね。

―Zoho Campaigns で評価しているところはありますか?

川久保氏:Zoho Campaigns は感覚的に使えて、過去に配信したものを利用して効率的に定期配信を調整できるところもよいです。他の業務もある中で、メルマガ配信は後回しになってしまいがちですが、メールのテンプレートや設定、リストなどを使い回すことで、定期配信のハードルを下げられるように思います。

またレポートでは、どのコンテンツがどのくらい見られているかなどを確認できるのがありがたいです。セミナーの運営側としても、誰がメールを見てくれているのか、反応が分かるので助かっています。モバイル端末からでもレポートを見られるのも使い勝手がよいと思います。

メールをもらって嬉しい、読んでいて楽しいと思ってもらえるように

―メール配信で意識、また、工夫されていることを教えてください。

川久保氏:「折れない心と貫くキャラクター!」です。開封率やクリック数などを励みにして、メール配信をしています。こちらが用事がある時だけ送るのも一方的だなと感じるので、月に1度は必ず情報を出すようにしています。

メールコンテンツは社員で順番に担当し、書き手によってテイストが違ったりもします。ただ、“親しみやすさ”という意識は共通してあります。会社としてのトーンや軸を決めておくと、やりやすくなるかなと思います。

また、読み手がメールをもらって嬉しいか、読んでいて楽しいか、などを意識して書くようにしています。書いている人の個性が見えるようなものということを意識しています。

川久保氏:オプンラボは、人にフォーカスしていて、人が好き、というところから出発しており、会社としてのトーンとしてはふんわりしているところがあります。メルマガとしては個性の強いほうだと思いますが、仕事をいただく時には個人を気に入って発注ということもありますので、それでよいと思っています。

オプンラボのメルマガの一部

―コロナ禍で変わったことはありますか?

小林氏:イベントがオフラインからオンライン(ウェビナー)に変わったということはありますが、メルマガは変わらないですね。コロナ前からメール配信を実施してきたことで連絡先が蓄積されており、自社のマーケティング活動の土台となっています。セミナーにも毎回70〜80名の方の登録があり、多い時には100名くらいにもなります。

―他のZoho ツールとの連携はされていますか?

川久保氏:Zoho CRM やZoho Creator など他のZohoツールと連携させていたこともありますが、今はうまく活用できていません。サポートでもかなり相談に乗ってもらったのですが、こちらの体制が間に合っていないというのはありますね。

―今後についてはどのようにお考えですか?

小林氏:今やっていることを着実につなげていきたいです。オフラインイベントが開催できるようになったら、また密度の濃いコミュニケーションを実現できるよう検討したいと思っています。

―最後に、メールマーケティングを検討している方にメッセージをお願いします。

小林氏:まず、メールは出した方がいいですよ、とお伝えしたいと思います。結構やらない場合もあると思います。私は起業家の方たちと交流があり、マーケティングの話題のときにメルマガ配信のこともときどき話題に上がります。しかし、興味はあるけれど実際やっていない方も多いですね。まずはやることが重要かなと思います。
あとは、基本的なことは押さえておいた方がよいと思います。例えば、メールのタイトルを魅力的にして開封してもらえるようにすることです。また、繰り返しになりますが、継続的に配信することが重要だと思いますね。

株式会社オプンラボ

  • 所在地:東京都千代田区一番町23-2
  • 業種:広報・教育
  • ビジネス:BtoB
  • 事業内容:企業教育機関向け広報と教育支援
    ワークショップ・メディア運営・イベント支援
    近未来ハイスクール
  • 設立:2010年4月
  • URL :https://www.opnlab.jp/