Zoho BooksとZapierの連携

    Zapierは、さまざまなアプリを接続するWebベースの自動化サービスです。あるアプリケーションでタスクを実行すると、別のアプリケーションで関連するアクションを自動的に実行できます。

    Zapierと連携すると、Zoho Booksの組織を8,000以上のサードパーティ製アプリケーションと接続し、請求書の作成や顧客情報の更新などの反復タスクを自動化できます。これにより、アプリ間でデータの整合性を保てます。

    連携の仕組み

    Zoho BooksをZapierと連携すると、ZapierアカウントでZapを作成できます。Zapとは、アプリを接続してタスクを自動化するワークフローです。各Zapはトリガーを起点として、1つ以上のアクションを実行します。

    トリガーとは、Zapを開始するイベントです。Zoho Booksでは、次のトリガーに対応しています。

    • 新しい顧客 - 新しい顧客が作成されたとき
    • 新しい見積書 - 新しい見積書が作成されたとき
    • 新しい経費 - 新しい経費が作成されたとき
    • 新しい商品 - 新しい商品が作成されたとき
    • 新しい売上請求書 - 新しい請求書が作成されたとき

    アクションとは、トリガーイベントの発生後にZapが実行するイベントです。Zoho Booksでは、次の作成アクションと検索アクションに対応しています。

    作成

    • 顧客の作成 - 新しい顧客を作成します
    • 見積書の作成 - 新しい見積書を作成します
    • 商品の作成 - 新しい商品を作成します
    • 売上請求書の作成 - 新しい請求書を作成します
    • APIリクエスト(ベータ) - 未加工のHTTPリクエストを実行します

    検索

    • 請求書の検索 - 既存の請求書を検索します

    シナリオ:Patriciaは、Webデザイン会社であるジルカー社の営業マネージャーです。Zoho Booksの組織で作成されたすべての顧客をMailChimpアカウントにも追加し、最新のキャンペーン情報をメールで送信したいと考えています。これを実現するため、次のトリガーとアクションでZapを作成します。

    トリガー:新しい顧客(Zoho Books)

    アクション:購読者の追加/更新(MailChimp)

    シナリオ:Baileyは印刷物を販売するスタートアップを運営しています。Google Sheetsで新しい商品エントリーを行として追加するたびに、Zoho Booksの組織で新しい商品を自動的に作成したいと考えています。そのため、次のトリガーとアクションでZapを作成します。

    トリガー:スプレッドシート行の作成(Google Sheets)

    アクション:新しい商品(Zoho Books)


    連携の設定

    前提条件:連携を進めるには、Zapierアカウントが必要です。アカウントをお持ちでない場合は、作成してください

    Zapierと連携するには、次の手順を実行します。

    • [設定]に移動します。

    • [連携とマーケットプレイス]で[その他のアプリ]を選択します。

    • Zapierの横にある[今すぐ試す]をクリックします。ZapierのWebサイトにリダイレクトされます。

      Integrate Zapier
    • ページ右上の[ログイン]をクリックします。

    • [メールアドレス]を入力し、[続行]をクリックします。

      Integrate Zapier
    • [パスワード]を入力し、[続行]をクリックします。

      Integrate Zapier

    Zoho Booksの組織がZapierと連携されます。Zapierのホームページにリダイレクトされます。


    Zapの作成

    Zoho Booksで顧客が作成されるたびに、Google Sheetsに新しい行を作成したい場合を考えます。この場合、トリガーイベントはZoho Books[新しい顧客]、アクションイベントはGoogle Sheets[新しい行]です。Zapを作成することで、このワークフローを自動化できます。手順は次のとおりです。

    • 左上の[+ 作成]をクリックします。
    Create A Zap
    • [Zap]を選択します。
    • [トリガー]をクリックし、Zoho Booksを検索します。
    Search Zoho Books
    • Zoho Booksを選択すると、右側のペインが表示されます。
    • [設定]で、[トリガーイベント]として[新しい顧客]を選択します。
    Trigger Setup
    • 既存のZoho Booksアカウントを[アカウント]として選択します。
      または、
      [+ 新しいアカウントを接続]をクリックして新しいアカウントを追加します。

      • 次のページで、[サブドメイン][ドメイン]を選択します。
      Access Zoho Books
      • [はい、Zoho Booksに進む]をクリックします。
      • 条件に同意するチェックボックスを選択し、[承諾]をクリックします。
      • [続行]をクリックします。
    • [設定]で、Zapを作成する[組織]を選択します。

      Trigger Configure
    • [続行]をクリックします。

    • [トリガーをテスト]をクリックし、Zoho Booksから最近の顧客データを読み込みます。

      Trigger Test
    • テストに使用するデータを選択し、[選択したデータで続行]をクリックします。

    • アクションでGoogle Sheetsを検索して選択します。

      Search Google Sheets
    • [設定]で、[アクションイベント]として[スプレッドシート行の作成]を選択します。

    • 既存のGoogleアカウントを[アカウント]として選択します。または、[+ 新しいアカウントを接続]をクリックして新しいアカウントを追加します。

    • [続行]をクリックします。

    • [設定]で、[スプレッドシート][ワークシート]を選択します。

      Action Configure
    • [続行]をクリックします。

    • [テスト]で、Google Sheetsにテスト行を作成する場合は[ステップをテスト]をクリックします。または、[テストをスキップ]をクリックします。

    • [公開]をクリックします。

    公開後は、Zoho Booksに顧客が追加されるたびにZapが実行され、Google Sheetsに新しい行が作成されます。

    メモ:ZapのアクションアプリとしてZoho Booksを選択すると、新しいワークフローのアクションとルールが作成され、組織で有効化されます。そのアクションまたはルールを削除すると、Zapは失敗します。


    カスタムAPIリクエストの実行

    Zoho Booksの事前定義済みアクション以外にも、HTTP APIリクエストを使用して追加のアクションを実行するZapを作成できます。

    たとえば、Google Sheetsに新しい行が追加されるたびに、APIを使用してZoho Booksに新しい仕入先を作成したい場合を考えます。この場合、トリガーイベントはGoogle Sheets[新しいスプレッドシート行]、アクションイベントはZoho Books[APIリクエスト(ベータ)]です。ZapierアカウントでZapを作成することで、このワークフローを自動化できます。手順は次のとおりです。

    • 左上の[+ 作成]をクリックします。
    • [Zap]を選択します。
    • トリガーで[トリガー]をクリックし、Google Sheetsを検索します。
    • Google Sheetsを選択すると、右側のペインが表示されます。
    • [設定]で、[トリガーイベント]として[新しいスプレッドシート行]を選択します。
    API Trigger Setup
    • 既存のGoogleアカウントを[アカウント]として選択します。または、[+ 新しいアカウントを接続]をクリックして新しいアカウントを追加します。
    • [続行]をクリックします。
    • [設定]で、[スプレッドシート][ワークシート]を選択します。
    API Trigger Configure
    • [続行]をクリックします。
    • [トリガーをテスト]をクリックして、最新のデータを読み込みます。
    • テストに使用するデータを選択し、[選択したデータで続行]をクリックします。
    API Trigger Test
    • アクションでZoho Booksを検索して選択します。

    • [設定]で、[アクションイベント]として[APIリクエスト(ベータ)]を選択します。

      API Action Setup
    • 既存のZoho Booksアカウントを[アカウント]として選択します。または、
      [+ 新しいアカウントを接続]をクリックして新しいアカウントを追加します。

      • 次のページで、[サブドメイン][ドメイン]を選択します。
      • [はい、Zoho Booksに進む]をクリックします。
      • 条件に同意するチェックボックスを選択し、[承諾]をクリックします。
    • [続行]をクリックします。

    • [設定]で、HTTPメソッドに[POST]を選択します。

      API Action Configure

    メモ:リクエスト、本文パラメーター、引数の詳細については、Zoho Books APIドキュメントを参照してください。

    • [URL]https://www.zohoapis.com/books/v3/contactsを入力します。

    • [クエリー文字列パラメーター]にorganization_idと組織IDを入力します。

    • API呼び出し用の未加工のJSONデータを送信するため、[本文]を入力し、要件に応じて引数のマッピングを調整します。

      API Action Configure Body
    • [続行]をクリックします。

    • [テスト]で、Zoho Booksにテスト顧客を作成する場合は[ステップをテスト]をクリックします。スキップする場合は、[テストをスキップ]をクリックします。

      API Action Test
    • [公開]をクリックします。公開後は、Google Sheetsに行を追加するたびにZapが実行され、APIリクエストによってZoho Booksに新しい仕入先が作成されます。


    Zapの削除

    Zapが不要になった場合は、次の簡単な手順で削除できます。

    • Zapierアカウントのダッシュボードに移動します。

    • 左サイドバーの[資産]をクリックします。

    • [資産]の一覧で[Zap]を選択します。

    • 削除するZapの横にある[その他]アイコンをクリックします。

      Delete A Zap
    • [削除]をクリックします。

    • 表示されたポップアップで、[Zapを削除]をクリックします。

    Zapが削除されます。Zapが削除または非公開になると、自動化ワークフローは実行されません。

    メモ:Zapを作成したユーザーが組織から削除されると、アクションイベントは失敗します。別のユーザーが同じ認証情報を使用して、Zapを再度Zapierと連携する必要があります。