支店取引の追跡
支店を作成し、取引番号体系を関連付けたら、取引の作成を開始できます。各支店に取 引を追加し、Zoho Booksでその取引を追跡する方法を見てみましょう。
支店と取引の関連付け
新しい取引を作成するたびに、支店を取引に関連付けることができます。売上、購入、手動の仕訳帳、銀行のすべての取引に関連付けることが可能です。支店を取引に関連付けるには、以下の手順に従ってください。
- ページの右上隅にある[設定]に移動してください。
- [ユーザーと役割]の下の[役割]を選択してください。
- カスタムの役割の横にある[編集]をクリックしてください。
- 下にスクロールすると、[支店]が表示されます。
- 提供したい権限の近くにあるチェックボックスにマークを付けてください。
- その他の詳細を入力し、[保存]をクリックしてください。
同様に、他のモジュールでも取引を作成し、支店を関連付けることができます。
アドバイス: 支店の取引を個別に管理している場合、支店と一緒にそれらを組織にインポートし、適切に関連付けることができます。
注意点:
- 支店機能を有効にする前に追加されたすべての取引は、本店/メインの支店に関連付けられます。
- 初期設定では、作成したすべての取引は本店/メインの支店の下で追跡されます。取引を作成するたびに、支店を手動で選択する必要があります。
- 取引番号体系と住所は、取引作成時に選択した支店に応じて選択されます。
- 支払いは、各支店にまたがって行うことも回収することもできます。
- ある支店で作成された見積書は、別の支店の請求書に変換することはできません。
- これは、他の取引タイプにも適用されます。
ダッシュボードの表示
支店と取引を関連付けると、ダッシュボードから各支店の業績の概要を把握することができます。その方法は以下のとおりです。
- Zoho Booksのダッシュボードページに移動してください。
- 左上にある[すべての支店]のドロップダウンをクリックしてください。
- 表示したい支店をドロップダウンから選んで、詳細を表示してください。
レポートの作成
取引と支店を関連付けている場合、特定またはすべての支店のレポートを作成することができます。特定の支店の損益、売上、経費などの詳細を表示できます。
ヒント: Zoho BooksがZoho Analyticsと連携されている場合、支店の詳細も同期し、要件に応じて詳細なレポートを実行することができます。
特定の支店のレポートを実行する
- Zoho Booksの[レポート]モジュールに移動してください。
- 詳細を表示したいレポートを選択してください。たとえば、[損益]レポートです。
- 上部にある[レポートのカスタマイズ]オプションをクリックしてください。
- [一般設定]のタブをクリックすると、[詳細フィルター]オプションが表示されます。
- ドロップダウンからパラメーターを[支店]として選択してください。
- 比較演算子を設定し、対象の支店を選択してください。
- [レポートの実行]をクリックしてください。
メモ: このオプションは、一部のレポートでは利用できません。
レポートで支店の詳細を表示する
- Zoho Booksの[レポート]モジュールに移動してください。
- レポートの詳細を表示したいレポートを選択してください。
- [レポートのカスタマイズ]オプションをクリックし、[列の表示/非表示]のタブに移動してください。
- [支店]列を選択し、[レポートの実行]をクリックしてください。
メモ: この機能は、グローバル、UAE、KSA、バーレーン、オマーン、カタール、クウェート、インドの各エディションの有料プランを利用している組織のみ利用できます。