一括更新
一括更新を使用すると、貸方票、発注書、経費、受取請求書、仕入先のクレジットなど、複数の取引をフィルタリングし、それらが関連付けられている勘定を新しい勘定に更新することができます。
シナリオ: 財務チームは年次監査前にすべての勘定内の取引を確認します。組織のメンバーは、コンサルタントの請求を誤って広告およびマーケティング勘定に記録してしまいます。これらの取引を手動で更新することは困難で、時間がかかります。そこで、Zoho Booksの一括更新機能を使用して、複数の取引を一度に更新し、監査に向けて勘定記録を提出することができるようにします。
目次
取引のフィルタリングと勘定の一括更新
基準に基づいて取引をフィルタリングし、複数の取引の勘定を一括で更新することができます。以下が手順です。
- [経理担当者]→[一括更新]に移動してください。
- [フィルターと一括更新]をクリックしてください。
項目 | 説明 |
---|---|
勘定 | フィルタリングする必要のある勘定を選択してください。 |
連絡先 | 検索を絞り込むための連絡先を選択してください。 |
日付の範囲 | 開始日と終了日を指定してください。 |
金額の合計の範囲 | 検索対象の取引の金額範囲を入力してください。 |
- [検索]をクリックすると、設定した基準に基づいて取引リストが表示されます。
アドバイス: 無効な勘定に関連付けられた取引を検索することもできます。
- 更新が必要な取引を選択し、[更新]をクリックしてください。
- ドロップダウンメニューから新しい勘定を選択してください。
- [置き換える]をクリックしてください。
次の勘定はフィルターされません。
- 売掛金と買掛金
- 未獲得収益と保有利益
- 固定勘定と在庫追跡
- 銀行口座
注意: 一括更新は元に戻すことができません。取引の勘定を一括更新すると、財務データに重要な変更が生じる可能性があるため、経理担当者の協力を得てこの操作を行うことをお勧めします。
メモ: 一度に最大50件の取引を更新でき、提出済みの取引は更新できません。
一括更新の履歴:
行った一括更新のリストを確認するには:
- [経理担当者]→[一括更新]に移動してください。
ここでは、進行中および過去の一括更新のステータスと詳細を表示できます。
特定の一括更新の詳細(日付、説明、ステータスなど)を表示するには:
- [経理担当者]→[一括更新]に移動してください。
- 特定の一括更新をクリックして詳細を表示してください。